動画の冒頭、表示するタイトルによって、視聴者が受け取る印象は大きく変わります。このチュートリアルでは、Premiere Pro でテキストを作成し、「手書き風のタイトル」をエフェクトとキーフレームを使ってアニメーション化する方法を解説します。まずは、下の1分動画で制作工程を確認してください。

 

本チュートリアル内で使用する主な機能

文字ツール、調整レイヤー、エフェクト「ブラシアニメーション」、エフェクト「トラックマットキー」

 

以下が大まかな流れです。

 

手順1/8 Premiere Pro を起動し、新規プロジェクトを作成する

 

作業に入る前に、練習用サンプルファイルをダウンロードしておきましょう。

Premiere Pro を起動し、スタート画面の「新規プロジェクト」をクリックします。「新規プロジェクト」画面が表示されたら、プロジェクト名と保存先を指定し、[OK] をクリックします。

手順2/8 素材を読み込む

 

Premiere Proの編集画面が立ち上がったら、画面上部にあるワークスペースを「エフェクト」に変更。

 

ダウンロードした練習用サンプルファイル「sozai」を「プロジェクト」パネルにドラッグ&ドロップし追加します。

手順3/8 タイムラインにビデオ素材を追加する

 

「プロジェクト」パネルで「Clip_01.MP4」を選択し、右クリックから「クリップに最適な新規シーケンス」を選択。タイムラインに素材を追加します。その際シーケンス名を「手書きタイトル」に変更します。

手順4/8 手書きタイトルを追加する

 

「ツールバー」から「横書き文字ツール」を選択し、プログラムモニター内をクリックします。ここで「TOKYO STROLL」と打ち込むと、タイムライン上に自動でテキストクリップが生成されます。

 

次に「エッセンシャルグラフィックス」パネルで、テキストのプロパティを以下のように調整します。

1. 「テキストを中央揃え」をクリック。

2. フォントを「Chantal(※)」に変更。

3. テキストサイズを「300」に変更。

4. 「垂直方向中央」「水平方向中央」を、それぞれクリックしてテキストを整えます。

(※)「Chantal」フォントは、Adobe Fonts で「Chantal」を検索し、アクティベートすることで使用できるようになります。

手順5/8 調整レイヤーを追加する

 

「プロジェクト」パネルを右クリックし、「新規項目」から「調整レイヤー」を選択。「プロジェクト」パネルに「調整レイヤー」を追加する。

 

「プロジェクト」パネルから「調整レイヤー」をタイムラインの「TOKYO STROLL」クリップの上に来るように「V3」にドラッグ&ドロップで配置します。

手順6/8 調整レイヤーに「ブラシアニメーション」エフェクトを適用する

 

「エフェクト」パネルの検索フィールドに「ブラシアニメーション」と入力します。(「エフェクト」パネルが見つからない場合は、「ウィンドウ」→「エフェクト」を選択します。)

「ブラシアニメーション」エフェクトが表示されたら、タイムラインの「調整レイヤー」クリップにドラッグ&ドロップで適用します。

手順7/8 「ブラシアニメーション」エフェクトを調整する

 

タイムライン上の「調整レイヤー」を選択した状態で、「エフェクトコントロール」パネルを選択。「ブラシアニメーション」の項目を以下のように調整します。

1. 「カラー」を、マスクしたい素材と異なる色、「赤」に設定します。

2. 「ブラシのサイズ」を、文字の太さより少し太いサイズ、「35.0」に設定します。

3. 「ブラシの硬さ」を「80%」に設定します。

4. 「ストロークの長さ(秒)」を、表示させたい秒数、「8.0」に設定します。

5. 「ブラシの間隔」を「0.001」に設定します。

 

6. 再生ヘッドを「00:00:00:00」に移動させ「ブラシ位置」を「540:310」に設定します。「ブラシの位置」左の時計マークアニメーションのオン/オフ」をクリックしてキーフレームを追加します。

 

7. タイムラインを少し進ませたら、アニメーションエフェクトのブラシの位置を手書きグラフィック素材の文字をなぞるようにドラッグして移動させ、キーフレームを追加します。この作業を繰り返し、手書きグラフィック素材の文字全体を覆うようにキーフレームを追加していきます。

 

8. グラフィック素材の文字をなぞり終えてキーフレームを打ち込んだら「ペイントスタイル」を「元のイメージを表示」に変更します。

手順8/8 手書きグラフィック素材に「トラックマットキー」エフェクトを適用する

 

手順6の時とに、「エフェクト」パネルの検索フィールドに「トラックマットキー」と入力し、表示された「トラックマットキー」エフェクトを、今度はタイムライン「V2」に配置している「TOKYO STROLL」クリップ上にドラッグ&ドロップで適用します。

 

「エフェクトコントロール」パネルから「トラックマットキー」の「マット」を選択肢し、「ビデオ3」に設定します。

 

再生して、アニメーションに

 

今回は、Premiere Proの「ブラシアニメーション」エフェクトを使用して簡単に手書きアニメーション文字を作る方法をご紹介しました。手書き風アニメーションを使用したい時は、この方法を応用して様々な場面に利用してみてください。

 

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