Adobe Premiere Proでスライドショーをアニメーション化する際にカスタムモーションプリセットを使用すると、パンやズームを複数の静止画に効率的に追加して時間を節約できます。
並んで座ってタブレットでモロッコの写真のスライドショーを見ているカップル

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このサンプルファイルは、このチュートリアルの学習内容の練習に使用できるAdobe Stock素材です。このチュートリアル以外でサンプルファイルを使用する場合には、Adobe Stockのライセンスを購入してください。このサンプルファイルの使用に適用される利用条件については、フォルダー内のReadMeファイルを参照してください。

写真をパンしたりズームしたりして(「Ken Burnsエフェクト」と呼ばれます)スライドショーの効果を高めることができます。カスタムモーションプリセットを使用すると、同じ作業を何度も繰り返さなくても済むため、クリエイティブな作業に集中できます。

まずはアセンブリワークスペースで(ウィンドウ/ワークスペース/アセンブリ)、スライドショーに含める写真をすべて読み込みます(ファイル/読み込み)。ファイル/新規/シーケンスを選択し、新規シーケンスダイアログボックスで「Digital SLR」のプリセットを選択します。たいていは、プロジェクトパネルの「ビデオ情報」列に表示される写真の解像度がシーケンスの解像度より高くなっています。この不整合については後ほど修正します。

Adobe Premiere Proのアセンブリワークスペースが表示されている。プロジェクトパネルに画像が含まれており、新しいDSLRシーケンスプリセットが選択されている

Premiere Proでは、静止画はデフォルトで5秒のクリップとして表示されます。作成するスライドショーで写真が表示される時間が5秒では短すぎる場合は、プロジェクトパネルですべての写真を選択し、右クリックして「速度・デュレーション」を選択します。クリップ速度・デュレーションダイアログボックスで、画像のデュレーションをプロジェクトに適した長さに設定します。瞑想的な雰囲気やくつろいだ雰囲気が求められるプロジェクトでは、ペースを遅くすることをおすすめします。

プロジェクトパネルでクリップが選択されて、右クリックメニューで「速度・デュレーション」が選択されている。ダイアログボックスでデュレーションが長く設定されている

プロジェクトパネルの一番下にあるアイコン表示ボタンをクリックして、画像のサムネールを表示します。互いに調和するクリップや、対照的なクリップを見つけます。それらのクリップを表示順に選択して、パネルの一番下にある「シーケンスへオート編集」ボタンをクリックします。表示されたダイアログボックスで、デフォルトの設定のまま「OK」をクリックします。選択したクリップが、タイムラインパネルの対象のVトラックの再生ヘッドの位置に、選択した順序で配置されます。クリップ間にデフォルトのトランジション(クロスディゾルブ)が挿入されます。\キーを押してタイムラインパネルにズームインし、Vトラックの先頭の空白の場所をダブルクリックして、Vトラックの高さを高くします。

Premiere Proのプロジェクトパネルでサムネイルが選択されて、シーケンスへオート編集ダイアログボックスが表示されている。Vトラックの高さが高くなっている

前述のとおり、これらの写真のサイズはシーケンスのサイズを超えているのが一般的です。そのため、タイムラインパネルですべてのクリップをドラッグして選択し、右クリックして「フレームサイズに合わせてスケール」を選択します。これにより、それらのクリップが自動的にフレームサイズに収まるようになります。画質を維持したまま追加のサイズ調整をおこなうことができます。

シーケンスでクリップが選択されて、右クリックメニューで「フレームサイズに合わせてスケール」が選択されている

「編集」ワークスペースに切り替え、Shift + 5キーを押してエフェクトコントロールパネルを開きます。クリップでKen Burnsエフェクトを作成します。例えばズームインするには、「スケール」のキーフレームをクリップの長さ全体に設定します。1つ目のキーフレームを右クリックして「イーズアウト」を選択し、2つ目のキーフレームで「イーズイン」を選択します(一部のプロパティでは先に「時間補間法」を選択する必要があります)。クリップを再生して、目的のアニメーションエフェクトが得られたことを確認します。

Premiere Proの「編集」ワークスペースで、ズームインのキーフレームエフェクトがイージングを使用してクリップに適用されている

エフェクトコントロールパネルで、「モーション」を右クリックして「プリセットの保存」を選択します。プリセットに名前を付けて、必要に応じて説明を入力し、「OK」をクリックします。

エフェクトコントロールパネルでモーションエフェクトがプリセットとして保存されて、ダイアログボックスに名前と説明が入力されている

エフェクトパネル(Shift + 7キー)のプリセットフォルダーで、保存したモーションプリセットを見つけます。それをシーケンスの別のクリップにドラッグして(複数のクリップを選択してドラッグすることも可能)、同じイージングキーフレームアニメーションを適用します。適用したプリセットの名前がエフェクトコントロールパネルに表示されます。ズームアウト、左右のパン、上下のチルト、回転など、その他のアニメーションプリセットも作成してみてください。プリセットをクリップにドラッグすると、既存のキーフレーム設定が置き換えられます。そのため、左にパンしながらズームインするなど、複数の設定を同時に制御するには、そのためのプリセットを作成する必要があります。その後、プリセットを右クリックして読み込み/書き出しするか、整理のためにプリセットビンを作成します。

エフェクトパネルのZoom Inプリセットが別のクリップに適用されて、エフェクトコントロールパネルに表示されている

基本的なアニメーションプリセットをクリップに適用した後、各プリセットをショットに合わせて微調整できます。アニメーションの速度を変更するには、キーフレームの間隔を調整します。キーフレーム設定をさらに追加します。Lキーを数回押してスライドショーを倍速(またはそれ以上の速度)で再生すると、様々なカメラの動きが組み合わされるとどうなるかをすばやく確認できます。キーフレーム設定を変更するには、エフェクトコントロールパネルでキーフレームナビゲーション矢印をクリックして設定を選択します(キーフレームナビゲーションボタンが表示されていない場合は、別の場所をクリックしてからもう一度クリップを選択します)。

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