
必要な情報
初めに、背景のクリップがV1に含まれているシーケンスを作成します。「グラフィック」ワークスペース(ウィンドウ/ワークスペース/グラフィック)で、文字ツールを選択し、プログラムモニターに直接タイトルを入力します。比較的太い文字を選択してください(Slab Serif体やグロテスク体など)。別の方法として、Adobe PhotoshopやAdobe Illustratorからロゴグラフィックを読み込んで(ファイル/読み込み)、必要に応じてすべてのレイヤーを結合して配置することもできます。CCライブラリのものを使う場合は、エッセンシャルグラフィックスパネルからドラッグできます。タイトルやグラフィックのスケールと位置を調整して、映像素材が(暫定的に)隠れるようにします。映像素材は、後でグラフィックから透けて見えるようにします。

「編集」ワークスペースに切り替えます(ウィンドウ/ワークスペース/編集)。タイトルグラフィックをV3に移動し(OptionまたはAlt+上向き矢印キー)、その端をビデオクリップの長さに合わせてドラッグします。V1のビデオクリップをV2トラックに複製(OptionまたはAltを押しながら上にドラッグ)します。V1にある元のクリップの右端をドラッグして、3分の1のあたりまでトリミングします。

エフェクトパネル(ウィンドウ/エフェクト)で、検索フィールドに「トラックマット」と入力します。トラックマットキーエフェクトを、上のビデオクリップ(V2)にドラッグします。そのクリップが選択された状態で、エフェクトコントロールパネルの「マット」のターゲットを「Video 3」に設定します。そうするとすぐに、背景の映像素材が字形の中に表示され、外側の領域が黒くなります。ただし、シーケンスの最初の部分では、V1の同じ映像素材によって黒い領域が塗りつぶされるので、タイトルが見えません(デフォルトでは、「コンポジット用マット」に「アルファマット」が使用されています。読み込んだグラフィックにアルファチャンネルがない場合は、代わりに「ルミナンスマット」を使用してください)。


カットアウトタイトルを先に表示し、その後、その下の映像素材が徐々に現れるようにしたい場合は、V1のクリップの端をドラッグしてトリミングを変更し、右端ではなく、左端が3分の2のあたりまでトリミングされた状態にします。左端を右クリックして「デフォルトのトランジションを適用」を選択すると、目的のフェードアウトエフェクトが完成します。
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