この情報は、米国アドビシステムズ社が提供している情報をもとにローカライズし、作成したものです。日本語環境での動作保証はしておりませんのでご了承ください。

内容 (What's Covered)

AVCHD フッテージは現在、プロフェッショナル・アマチュアを問わず、広く普及している形式です。Adobe Premiere Pro CS6 は、より快適なワークフローを実現するため、AVCHD をネイティブに扱うことができます。この文書では、AVCHD フッテージを扱う際のいくつかの注意事項について説明しています。

A. 正しいフッテージの読み込み方

AVCHD フッテージは複雑なファイル構造になっており、通常のビデオクリップよりも多くの情報が含まれています。

ストレージカード上のフッテージを直接編集することもできますが、何らかの問題が発生した場合は、まず始めにフッテージをハードディスク上にコピーしてください。クリップだけでなく、必ずファイル構造全体をコピーしてください。

フッテージの読み込みは、Premiere Pro のメディアブラウザーか、または Adobe Prelude を使用してください。

B. システムに関する注意事項

Premiere Pro CS6 の必要システム構成を満たしているコンピューターであれば、AVCHD フッテージを編集することができます。AVCHD フッテージを扱う際の主要な制限は CPU です。この特殊なファイル形式は、ファイルサイズが小さくなる傾向にあるため、ハードディスクの速度には依存しません。

また、ビデオフッテージは GPU によって処理されないため、ビデオ構成によってパフォーマンスが著しく低下することもありません。

AVCHD フッテージを作業するためのシステムを構築する際は、よりパワフルな CPU を選択してください。特にマルチモニター環境で AVCHD を扱う場合、より高速でパワフルなプロセッサーが要求されます。必要システム構成はこのページを参照してください。

C. 一般的なトラブル

タイムラインにオーディオを配置してもオーディオトラックが表示されない

通常この現象は、フッテージが正確に読み込まれなかった場合に発生します。フッテージをインポートする正確な方法を参照してください。

システムに組み込まれているコーデックに問題が発生している可能性もあります。すべてのサードパーティ製コーデックを必ずアンインストールしてください。

クリップの再生時に音声が聞こえない

この場合、正しくファイルを読み込む必要があります。フッテージをインポートする正確な方法を参照してください。

また、オーディオミキサーを確認し、クリップがミュートされていないか、または音量が小さくなっていないかを確認してください。

カラーバー&トーンを配置して再生しても音声が聞こえない場合は、オーディオハードウェアに問題が発生している可能性があります。

ビデオ再生が途切れるか、または再生中に応答しなくなる

この現象は、リアルタイム再生に必要なプロセッサの処理能力が不足している場合に発生します。コンピューターが必要システム構成を満たしているか確認してください。

また、Premiere Pro の動作に十分なリソースがあるか確認してください。フッテージの作業中は、他のプログラムの使用を最小限に抑えてください。

タイムラインをスクラブするとビデオがフリーズするかオーディオが停止する

この問題は、次のセクションで説明している既知の問題に関係しています。


既知の問題

複数の AVCHD ファイルがスパニングされると、ソフトウェアを終了する際にシステムがフリーズするという問題が確認されています。また、それらを再生すると、オーディオが消える可能性があります。

スパニングされたファイルは、カメラが生成する個別のビデオファイルに、デュレーションを拡張します。これらのファイルは、Premiere Pro への読み込みの際、Windows エクスプローラー、または Mac OS Finder で参照する場合に限り、分割された状態では表示されません。

現時点では、この問題は修正されていません。

当面は、スパン機能が動作しないように、短いデュレーションで撮影することにより問題を回避することができます。また、別の形式でフッテージをトランスコードした場合でも、問題を回避できます。

トランスコードのヒント

Master Collection または Production Premium をお持ちの場合、Prelude を使用してフッテージをトランスコードできます。またはトランスコードできるサードパーティ製プログラムを使用することもできます。

  1. Prelude を起動し、画面上部の「インジェスト」ボタンをクリックします。
  2. 画面左側で、フッテージが保存されている場所を選択します。
  3. 画面上部の「表示形式」ポップアップメニューから「AVCHD」を選択します。
  4. 読み込むクリップにチェックを入れます。
  5. 画面右側の「転送オプション」で、「クリップを保存先に転送」を選択します。
  6. 「トランスコード」を選択します。
  7. その下のポップアップメニューから、トランスコードする形式を選択します。
  8. 画面右下の「インジェスト」をクリックします。ファイルのコピーとトランスコードが実行されます。

トランスコード用の推奨コーデック

トランスコードを行う際、中間コーデックの選択が重要です。品質を維持したまま、ファイルサイズは可能な限り小さくするための、いくつかの注意事項について説明します。

  • Premiere Pro には P2 設定が含まれています。P2 設定で書き出すことにより、AVCHD と同じ構造のファイルが生成され、同じ手順でインジェストすることができます。
  • UT はフリーのコーデックで、こちらから入手できます。Windows コーデック形式のため、AVI ファイル形式で使用します。Windows/Mac OS のどちらでも利用可能ですが、一般的には Windows で使用します。Prelude のオプションとして表示する前に、Adobe Media Encoder にエンコードプリセットを追加してください。
  • DVxHD はフリーのコーデックで、こちらから入手できます。Mac OS コーデック形式のため、QuickTime ファイル形式で使用します。WindowsMac OS のどちらでも利用可能ですが、一般的には Mac OS で使用します。Prelude のオプションとして表示する前に、Adobe Media Encoder にエンコードプリセットを追加してください。

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