「フェードイン」とは、徐々に映像が映し出されていくことで、逆に「フェードアウト」とは、徐々に映像が消えていくことを言います。
Premiere Pro では、クリップの不透明度をアニメートしたり、「暗転」のトランジションを適用することにより、ムービーをフェードインまたはフェードアウトさせることができます。
フェードインおよびフェードアウトに使用する背景は主に「白」や「黒」を使用します。
タイムライン上のクリップの不透明度を時間軸と共に変化させ、「白」の背景を使用してムービのフェードインおよびフェードアウトを行うには、以下の操作を行います。
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注意:
注意:以下のようなメッセージが表示された場合は、適用したトランジションのデュレーションに対して予備フレームのデュレーションが短いため端のフレームを繰り返します。「OK」をクリックすると、繰り返しのフレームを使用している領域には斜線が表示されます。詳しくは こちら を参照してください。
通常、「不透明度」オプションにキーフレームを設定すると、フェードインやフェードアウトは一定の速度で行われます。しかしベジェ補間の形状を変化させることで、フェードインやフェードアウトを早めたり遅くしたりと速度を変更することができます。例えば、開始位置のキーフレームからゆっくりと減速し、終了位置のキーフレームに向かうにつれて徐々に加速します。さらに、変更したキーフレームは保存することができます。保存しておけば他のクリップにも同じキーフレームを適用できます。保存の方法については、B. キーフレームを保存する方法 を参照してください。
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速度コントロール上に方向ハンドルが表示されたら、方向ハンドルをドラッグして動かしながら速度を変更します。詳しくは エフェクトの速度の微調整 を参照してください。