
必要な情報
今回は、Premiere Rushに素材が読み込まれた状態からスタートします。素材の読み込み方法については、Part1をご覧ください。
タイムラインに2つのクリップが並んでいます。1つは人物の動画、もう1つはメインの動画です。まずこれらの動画を重ねて配置します。
背景となるメイン画像を下に、手前に小さく表示する人物動画を上にします。人物動画のクリップをドラッグして、メイン画像の上の段に配置します。

2つの動画を同時に撮影することで、タイミングの調整は不要になります。
別々に撮影した動画のタイミングを合わせる場合は、撮影する際に開始ポイントで手を叩く音などを入れておくことで、クリップに表示された音の波形を目安にタイミングを合わせることができます。

上に重ねた人物動画のサイズを小さくしてみましょう。タッチ操作対応のデバイスであれば、動画のサイズ調整を非常に直感的な操作でおこなうことができます。
サイズ調整するクリップ(上)を選択し、続いて画面上をタップします。すると動画の周りに丸いハンドルが付いた四角形のフレームが表示されます。その状態で、2本指を使ってピンチインすることで、画像サイズを小さくできます。
さらに動画をタップ&ドラッグすることで、好きな場所に配置できます。

タッチ操作に対応していないデバイスをお使いの方や、もっと正確にサイズや位置を調整したいという方は、スライダーと数値入力による調整も可能です。
サイズ調整するクリップ(上)を選択し、右側にある「変形」をタップしてパネルを開きます。サイズを調整するには、「スケール」のスライダーを動かすか、数値をタップしてキーボードで任意の数値を入力します。
位置を調整するには、「基本」の項目にある「水平位置」および「垂直位置」を調整します。回転や不透明度もここで調整できます。
たったこれだけで編集は完了です。動画の書き出しについては、Part1をご覧ください。
