この情報は、米国アドビシステムズ社が提供している情報をもとにローカライズし、作成したものです。

日本語環境での動作保証はしておりませんのでご了承ください。

内容 (What's Covered)

Adobe Creative Suite 5 製品をボリュームライセンスで購入している場合、Windows と Macintosh の両方でサイレントインストールオプションを使用することができます。

A. インストールソースの作成

B. サイレントインストールおよび配布ファイルの作成

    B-1. 「install.xml」ファイルの作成

    B-2. 「application.xml.override」ファイルの作成

C. サイレントインストールの実行

D. サイレントインストールの終了コード

A. インストールソースの作成

Creative Suite 5 をサイレントインストールするには、あらかじめ作成したインストールソースを使用する必要があります。単独のインストールソースを作成する方法について詳しくは、以下の弊社技術文書を参照してください。

文書番号 cpsid_83884 デスクトップからのインストール手順(Creative Suite 5)

 

B. サイレントインストールおよび配布用ファイルの作成

Creative Suite 5 のサイレントインストールには、「install.xml」ファイルと「application.xml.override」ファイルの 2 つが必要です。サイレントアンインストールを実行する場合は、アンインストール用の XML ファイルを別途用意する必要があります。これらの XML ファイルは、ローカルコンピュータや共有ネットワークなど任意の場所に配置できますが、Creative Suite 5 のインストーラーと同じフォルダー内に保存しておくと便利です。

B-1. 「install.xml」ファイルの作成

「install.xml」ファイルは、インストールする Creative Suite コンポーネントを制御します。インストールするコンポーネントを除外する場合は、このファイルを修正します。「install.xml」ファイルを作成するには、インストールメディア内の配布に使用する XML ファイルが格納されているフォルダーから、インストール用の XML ファイルを任意の場所にコピーし、ファイル名を「install.xml」に変更します。

以下の操作を行います。

  1. インストールメディアの「Deployment」または「deploy」フォルダーから、任意の場所に XML ファイルをコピーします。



     注意 : XML ファイルのファイル名は、「deployment.xml」や「AdobeFlash11-mul.install.xml」、「ja_JP_Deployment.xml」など、製品により異なります。また、製品により「Deployment」または「deploy」フォルダーが存在せず、インストーラーと同じ場所に XML ファイルが格納されている場合があります。

     
  2. ファイル名を「install.xml」に変更します。

アンインストール用の XML ファイルを作成するには、上記手順 1. のフォルダーから「uninstall-ja_JP.xml」などの XML ファイルをコピーしてファイル名を「uninstall.xml」に変更します。フォルダー内にアンインストール用の XML ファイルが同梱されていない場合は、上記手順で作成した「install.xml」ファイルのコピーを作成してファイル名を「uninstall.xml」に変更します。次に、テキストエディターで <Action>install</Action> をすべて <Action>remove</Action> に書き換えます。

 

B-2. 「application.xml.override」ファイルの作成

「application.xml.override」ファイルは、インストール時のシリアル番号入力、製品の登録および使用許諾契約書画面、自動アップデート機能の制御のために使用します。

以下の操作を行います。

  1. メモ帳(Windows)またはテキストエディット(Macintosh)などのエディタアプリケーションを起動します。



     注意 : Macintosh でテキストエディットを使用する場合は、あらかじめ文字コードの設定を行っておく必要があります。詳細はテキストエディットでの文字コードの設定方法(Macintosh)を参照してください。

     
  2. 新規ファイルを作成します。



     注意 : Macintosh でテキストエディットを使用する場合は、標準テキスト形式で編集します。形式を変更するには、[フォーマット] メニューから [標準テキストにする] を選択します。メニューに [リッチテキストにする] が表示される場合は、既に標準テキスト形式で編集しています。

     
  3. 以下のテキストをコピーします。



    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>

    <Configuration><Payload adobeCode="{Product_Code}">

    <Data key="Serial" protected="0">12341234123412341234</Data>

    <Data key="Registration">Suppress</Data>

    <Data key="Updates">Suppress</Data>

    <Data key="EULADelay">-1</Data>

    </Payload>

    </Configuration>


     
  4. 手順 2. で作成した新規ファイルにペーストします。
  5. 以下の行で {Product_Code} をインストールする製品コードに置き換えます。

    <Configuration><Payload adobeCode="{Product_Code}">



    製品コードを確認するには、以下の a. ~ e. の操作を行います。

    1. メモ帳やテキストエディットなどのエディターアプリケーションで、[ファイル] メニューから [開く] を選択します。
    2. インストールソースフォルダー内の「payload」フォルダーに保存されている、「Setup.xml」ファイルを選択して開きます。

      ※ 「payload」フォルダーは、「Set-up.exe」(Windows)/「Install.app」(Macintosh)ファイルと同じ場所に格納されています。

       
    3. <mediaSignature> タグを検索します。
    4. <mediaSignature>~</mediaSignature>間に記載されている製品コードをコピーし、{Product_Code} にペーストして置き換えます。

      例 :

      <Configuration><Payload adobeCode="{9B97EC91-B3FD-4BFF-88FC-5345A26AC2E7}">

       
    5. 「Setup.xml」ファイルを保存せずに閉じます。
  6. 以下の行で 12341234123412341234 をインストールする製品のシリアル番号に置き換えます。

    <Data key="Serial" protected="0">12341234123412341234</Data>



     重要 : ハイフンは除きます。

     
  7. 必要に応じて、以下の行を削除します。

    <Data key="Registration">Suppress</Data>

    製品の登録を有効にする場合はこの行を削除します。

    <Data key="Updates">Suppress</Data>

    自動アップデートを有効にする場合はこの行を削除します。

    <Data key="EULADelay">-1</Data>

    起動時に使用許諾契約書を表示する場合はこの行を削除します。

     
  8. 編集したファイルを「application.xml.override」というファイル名で保存します。



     重要 : 「application.xml.override」ファイルの保存時、*.txt などの拡張子がつかないようにご注意ください。



     注意 : ファイルを保存する際、文字コードを「UTF-8」に指定する必要があります。以下は、メモ帳(Windows)またはテキストエディット(Macintosh)での文字コードの設定方法です。サードパーティ製のエディターアプリケーションを使用している場合は、アプリケーションに付属のマニュアルを参照してください。

メモ帳での文字コードの設定方法(Windows)

編集したファイルを保存する際に以下の設定を行います。

  1. [ファイル] メニューから [名前を付けて保存] を選択します。
  2. [文字コード] ポップアップメニューから [UTF-8] を選択します。
  3. ファイル名と保存先を指定し、[保存] をクリックします。

テキストエディットでの文字コードの設定方法(Macintosh)

ファイルを作成する前に、以下の設定を行います。

  1. テキストエディットを起動します。
  2. [テキストエディット] メニューから [環境設定] を選択します。
  3. [開く/保存] タブをクリックします。
  4. [標準テキストファイルのエンコーディング] セクション内のポップアップメニューから [Unicode (UTF-8)] を選択します。
  5. [環境設定] ダイアログボックスを閉じます。

 

C. サイレントインストールの実行

Creative Suite 5 をサイレントインストールするには、以下の操作を行います。コマンドラインオプションのパスは、上記手順で作成した XML ファイルのパスに置き換えます。Macintosh で XML ファイルを「Install.app」ファイルと同じ場所に配置した場合は、ファイル名の前に「./」を使用することでファイルパスを省略できます。サイレントアンインストールを実行する場合は、「uninstall.xml」ファイルを指定してコマンドを実行します。

Windows

  1. 以下のいずれかの操作を行い、コマンドプロンプトを起動します。

    Windows 7/Vista

    a. [スタート] メニューの [プログラムとファイルの検索](Windows 7)/[検索の開始](Windows Vista)テキストボックスに「cmd」と入力します。

    b. メニュー上部に表示される「cmd.exe」を右クリックし、[管理者として実行] を選択します。

    ※ [ユーザーアカウント制御] ダイアログボックスが表示された場合は [はい](Windows 7)/[続行](Windows Vista)をクリックします。

    Windows XP

    a. [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行] をクリックします。

    b. [名前] テキストボックスに「cmd」と入力し [OK] をクリックします。

     
  2. コマンドプロンプトが起動したら、「Set-up.exe」ファイルが配置されているフォルダーに移動します。
  3. 以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    ※ 以下のコマンドは、環境により「ファイル名を指定して実行」からも実行できます。



    Set-up.exe --mode=silent --deploymentFile="<「install.xml」ファイルが配置されているフォルダーのパス>\install.xml" --overrideFile="<「application.xml.override」ファイルが配置されているフォルダーのパス>\application.xml.override"

Macintosh

ターミナルまたは配布元コンピューターの UNIX コマンドラインフィードで、以下のコマンドを実行します。

sudo Install.app/Contents/MacOS/Install --mode=silent --deploymentFile="<「install.xml」ファイルが配置されているフォルダーのパス/install.xml>" --overrideFile="<「application.xml.override」ファイルが配置されているフォルダーのパス>/application.xml.override"

追加オプション

以下のオプションをコマンドラインの最後に追加できます。

  • --overrideFile="<「application.xml.override」ファイルが配置されているフォルダーのパス>/application.xml.override"

    「application.xml.override」ファイルは、インストール時のシリアル番号入力、製品の登録および使用許諾契約書画面、自動アップデート機能の制御のために使用します。
  • --installSourcePath="<インストールソースのパス>"

    このオプションによってインストールファイルが保存されている場所を指定できます。

 

D. サイレントインストールの終了コード

Creative Suite 5 インストールでは、完了時に以下の終了コードが表示されます。エラーの解析に関する情報については、以下の弊社技術文書を参照してください。

文書番号 cpsid_84615 インストールログの保存場所と解読方法について(Creative Suite 5)

コード 説明
0 No error (エラーはありません)
1 Unable to parse command line (コマンドラインが分析できません)
2 Unknown UI mode specified (不明な UI モードが指定されました)
3 Unable to initialize ExtendScript (ExtendScript を初期化できません)
4 UI Workflow failed (UI のワークフローが失敗しました)
5 Unable to initialize UI workflow (UI のワークフローを初期化できません)
6 Silent workflow completed with errors (サイレントワークフローはエラーで終了しました)
7 Unable to complete Silent workflow (サイレントワークフローを終了できません)
8 Exit with restart needed (終了するには再起動が必要です)
9 Unsupported OS version (サポートされていないオペレーティングシステムのバージョンです)
10 Unsupported File system (サポートされていないファイルシステムです)
11 Another instance running (他のインスタンスが実行中です)
12 CAPS integrity error (CAPS の整合性エラー)
13 Media optimization failed (メディアの最適化に失敗しました)
14 Insufficient privileges (権限が不足しています)
15 Media DB Sync Failed (メディア DB の同期に失敗しました)
16 Failed to load the Deployment file (配布ファイルの読み込みに失敗しました)
17 EULA Acceptance Failed (EULA の承認に失敗しました)
18 C3PO Bootstrap Failed (C3PO Bootstrap が失敗しました)
19 Conflicting processes running (コンフリクトするプロセスが実行されています)
20 Install source path not specified or does not exit (インストールソースのパスが指定されていないか、または存在しません)
21        If version of payloads is not supported by version of RIB (payload のバージョンが RIB のバージョンでサポートされていません)
22 Install Directory check failed (インストールディレクトリの確認に失敗しました)
23 System Requirements Check failed (必要システム構成の確認に失敗しました)
24 Exit User Canceled Workflow (ユーザーがワークフローをキャンセルしたため終了しました)
25 Any binary path Name exceeding Operating System's MAX PATH limit (バイナリパス名がオペレーティングシステムの限界を超えています)
26 Media Swap Required in Silent Mode (サイレントモードでメディア交換が要求されています)
27 Keyed files detected in target (キー付きのファイルがターゲットで検出されました)
28 Base product is not installed (基になる製品がインストールされていません)
29 Base product has been moved (基になる製品が移動されました)
30 Insufficient disk space to install the payload + Done with errors (payload をインストールにはディスク空き容量が不足しているため、エラーが発生しました)
31 Insufficient disk space to install the payload + Failed (payload をインストールにはディスク空き容量が不足しているため、インストールに失敗しました)
32 The patch is already applied (パッチは既に適用されています)
9999 Catastrophic error (壊滅的なエラーです)

 

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