この情報は、米国アドビシステムズ社が提供している情報をもとにローカライズし、作成したものです。

 

日本語環境での動作保証はしておりませんのでご了承ください。

 

内容 (What's Covered)

 

この文書は、 Adobe After Effects 6.5 における AAF(Advanced Authoring Format)と OMF(Open Media Framework)ファイル形式の扱いについて説明します。また、AAF と OMF ファイルに対する After Effects のサポート、AAF と OMF ファイルの読み込みとレンダリングの情報について詳細に述べます。After Effects 6.5 は Adobe Premiere Pro から AAF ファイルとその他のノンリニアビデオ編集から OMF ファイルを読み込めるようになり、OMF ファイルのレンダリングも可能になっています。

 

A. AAF ファイル形式と OMF ファイル形式について

B. After Effects における AAF ファイルと OMF ファイルのサポートについて

C. Premiere Pro からの AAF ファイルの読み込みについて

D. AAF でサポートされている Premiere Pro の機能と After Effects における同じ機能

E. After Effects におけるOMFファイルのレンダリングについて

 

 A. AAF ファイル形式と OMF ファイル形式について

 

AAF ファイルには、Premiere Pro などにおけるノンリニア編集(NLE)によって編集されたすべての内容を含んだマルチメディア互換形式です。AAF ファイル形式では、異なるプラットフォームやシステム、アプリケーション間の NLE プロジェクトの交換を可能にしています。AAF ファイルはメディアを含まず、編集内容とメディアへのリンクを含みます。

 

OMF は拡張可能なオブジェクト指向の形式で、トラッキングプロダクションの手段と、ポストプロダクション情報を提供します。AAF ファイルとは異なり、OMF ファイルはプロジェクトと同じようにメディアを含むことができます。AAF ファイルはメディアソースとして関連付けられた OMF ファイルにリンクすることができるかもしれません。

 

 B. After Effects における AAF ファイルと OMF ファイルのサポートについて

 

After Effects 6.5 では、Premiere Pro 1.5 からの AAF ファイルの読み込みがサポートされています。Windows 2000 や Macintosh においては、この方式によって Premiere Pro のプロジェクトを After Effects で読み込むことを推奨します。Windows XP では、Premiere Pro プロジェクト読み込みを使用して、Premiere Pro プロジェクトを After Effects に転送します。詳細については、After Effects のヘルプ 「Adobe Premiere Pro プロジェクトの読込み」を参照してください。

 

例えば Avid システムなどの他のソースからの AAF ファイルは After Effects で動作する可能性がありますが、弊社では検証してないため他のソースからの AAF ファイルの読み込みについてはサポートしていません。Premiere Pro 以外の NLE から AAF ファイルを読み込む場合は、シンプルな、カットのみのプロジェクトから始めます。Avid 書き出しの AAF ファイルからリンクされた OMF フッテージが正確に読み込めない場合は、オリジナルのメディアソースへのリンクを試みます(例えば、TIFF、AVI、MOV)。

 

After Effects は、OMF ロウメディア、またはメディアエッセンスファイルをサポートしています。After Effects は、メディアが埋め込まれていないプロジェクトとして OMF ファイルを読み込みますが、クリップを不正確な長さで読み込んでしまう可能性があります。After Effects は、OMF ファイルをサポートしていません。Automatic Duck などのようなサードパーティ製ユーティリティを使用して OMF プロジェクトファイルを読み込みます。詳細な情報については、以下の Automatic Duck Web サイト http://www.automaticduck.com を参照してください。

 

 注意 : After Effects 6.5 ユーザーガイド、およびヘルプでは Avid AAF と OMF ファイルの読み込みについて言及していますが、弊社では Premiere Pro 1.5 AAF ファイルとプロジェクト情報を含んでいない OMF ファイルのみをサポートしています。

 

 C. Premiere Pro からの AAF ファイルの読み込みについて

 

After Effects で使用するために Premiere Pro 1.5 プロジェクトを AAF に変換する場合、以下のことに注意してください。

 

- シンボル、またはアセント文字(>、<、/、?、など)は、クリップやシーケンスの名前に使用しないでください。

- After Effects は、Premiere Pro のタイトルやカラーマットをサポートしていないため、これらはプレースホルダに置き換えられます。

- After Effects のコンポジション設定はシーケンスの最初のフッテージを基本にします。シーケンスのファーストフッテージが Premiere Pro のプロジェクト設定に合わない場合、After Effects のコンポジション設定を変更しなければなりません。

- After Effects は、Premiere Pro から書き出した AAF ファイルのオーディオとビデオのトラックを、それらがリンクされていないファイルでも、別々のレイヤーに変換します。After Effects は、ビデオレイヤーにあるオーディオを無効にします。

- After Effects はオーディオレイヤーをタイムラインのビデオレイヤーグループの下に配置します。

 

より詳細な情報については、After Effects 6.5ヘルプの、「AAF ファイルの読み込みに関する特殊な問題について(6.5)」を参照してください。

 

 D. AAF でサポートされている Premiere Pro の機能と After Effects における同じ機能

 

以下の表は AAF でサポートされている Premiere Pro の機能と、これらの機能の After Effects における同じ機能についてリスト化したものです。

 注意 : After Effects は AAF ファイルを読み込む場合、サポートしていない機能を無視します。

 

Premiere Pro 1.5 の機能

After Effects における同機能

追加情報

速度とデュレーションの変更

レイヤーストレッチの値

ストレッチ調整はビデオレイヤーだけに適用されます。

ブレンド/ピクチャインピクチャ

トランスフォームのプロパティ : ポジション、スケール、不透明度

水平フリップ

[ディストーション] - [トランスフォーム] エフェクト

スケール幅 = -100%

垂直フリップ

[ディストーション] - [トランスフォーム] エフェクト

スケール高さ = -100%

トランジション : カット

レイヤーのアウトポイントは、その後に続く別レイヤーのインポイントと同じ時間軸でマッチします。Premiere のビデオトラック上でカットされたクリップは、After Effects のタイムライン上に個々のレイヤーとして配置されます。

トランジション : ディゾルブ

トランスフォームのプロパティ : 不透明度

キーフレームが追加されたレイヤーの不透明度は、 0% ~100%。

オーディオクリップゲイン

オーディオ(音量)レベルプロパティ

オーディオトランジション : カット

レイヤーのアウトポイントは、その後に続く別レイヤーのインポイントと同じ時間軸でマッチします。Premiere のビデオトラック上でカットされたクリップは、After Effects のタイムライン上に個々のレイヤーとして配置されます。

 

 

 E. After Effects における OMF ファイルのレンダリングについて

 

After Effects における OMF 出力モジュールは、Avid 編集システムに読み込まれるさまざまな解像度、圧縮形式のネイティブ Avid ビデオエッセンスファイルをレンダリング可能にします。After Effects でレンダリングされた OMF ファイルは 1 つのビデオトラックを含みます。OMF レンダリングのためにサポートされているコーデックがすべて特定の固定されたサイズとフレームレートを持っています。レンダリング、またはコンポジション設定が適切であることを確認してください。フレームサイズやフレームレートが適合しない場合、After Effects はファイルをレンダリングできず、予期しないエラーを返します。

 

以下の表は、After Effects で OMF に使用できる OMF AVR(AvidVideoResolution)コーデックオプションとそれに関連したフレームサイズとフレームレートを示したものです。

 

AVR コーデック

NTSC

PAL

1 : 1

720x480(インターレース) 29.97fps

720×576 (インターレース) 25fps

1 : 1(24p/25p)

720x486(プログレッシブ) 24fps

720×576 (プログレッシブ) 25fps

DV

720x480(インターレース) 29.97fps

720×576 (インターレース) 25fps

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