ハードウェアパフォーマンスに関するバッチ書き出しの問題。
問題
Premiere Pro において一括書き出しするために複数のファイルまたはシーケンスを選択する際に、選択内容にハードウェアアクセラレーション可能な数ファイルとハードウェアアクセラレーション不可能な数ファイルの組み合わせが含まれている場合、パフォーマンスメニューを変更しようとすると警告が表示されます。
説明
複数のファイルを一括書き出しする際に、ビデオ/エンコーディング設定のパフォーマンスメニューに、選択したファイルごとの正しいハードウェアアクセラレーションが表示されないことがあります。パフォーマンスメニューがソフトウェアのみに設定されている場合、ハードウェアアクセラレーションに変更しようとすると、以下の警告ダイアログが表示されることがあります。
「ご使用のシステムのハードウェアは現在の設定ではハードウェアアクセラレーションをサポートしていません。」
キューで複数の出力を編集する時に、またはプリセットブラウザーでプリセットを編集する時に、Adobe Media Encoder に同じ警告が表示されることがあります。
回避策
オプション 1
ファイルごとに、シーケンスごとに個別に書き出します。ファイルごとに書き出すことで、パフォーマンスメニューに、ハードウェアアクセラレーションが使用可能であるかどうかがソースごとに正しく表示されるようになります。
オプション 2
Premiere Pro から一括書き出しを使用する際に、パフォーマンスメニューは調整せずに、Adobe Media Encoder でファイルを処理するキューオプションを選択します。Adobe Media Encoder では、プリセット名にカーソルを合わせることで、または個々のジョブごとに書き出し設定を開くことで、各ジョブのハードウェアアクセラレーションサポートを確認できます。