この情報は、米国アドビシステムズ社が提供しているブログ記事「Enabling CUDA for Premiere Pro and After Effects in the MacBook Pro Retina」をもとにローカライズして作成したものです。

内容 (What's Covered)

新しい Mac Book Pro Retina ディスプレイにおいて、Mercury Playback Engine がサポートされています。また、Adobe After Effects でレイトレース 3D コンポジションを作成する際のハードウェアアクセラレーションとして GPU もサポートされています。

A. Premiere Pro CC

Nvidia 650M GPU は OpenCL と CUDA の両方をサポートしていますが、プロジェクト設定の「ビデオレンダリングおよび再生」のレンダラーメニューでは OpenCL のみが選択できます。これは CUDA ドライバーが MacBook Pro にインストールされていないことが原因です。Mercury Playback Engine で CUDA を利用するには、Nvidia 社 Web サイトからドライバーをダウンロードしてインストールする必要があります。

http://www.nvidia.com/object/mac-driver-archive.html

注意:

注意 : Mac OS のみ CUDA および OpenCL の両方にアクセスできます。Windows 環境の Nvidia 650M は CUDA のみをサポートします。

ドライバーのインストールが完了したら、システム環境設定の「CUDA コントロールパネル」を確認してください。この画面から CUDA ドライバーのアップデートを実行することもできるため、定期的にアップデートのリリース状況を確認することを推奨します。

Mercury Playback Engine の CUDA 処理を有効にするには、Premiere Pro を再起動し、ファイル/プロジェクト設定を選択します。

Mercury Playback Engine の CUDA 処理が選択可能になっていることを確認します。

CUDA を有効にできない場合、MacBook Pro が正しく Nvidia カードを認識していない可能性があります。MacBook Pro Retina には、Nvidia 650M とビルトインの Intel HD Graphics 4000 があり、強制的に Nvidia 650M を認識させる必要があります。システム環境設定の「省エネルギー」で「グラフィックスの自動切り替え」を無効にします。この設定により、常に Nvidia カードが使用されるようになります。

B. After Effects CC

MacBook Pro Retina に搭載されている Nvidia 650Mは、After Effects のレイトレース 3D コンポジションのアクセラレーションをサポートしていますが、Nvidia 650M の VRAM は、レイトレース 3D コンポジションの要件を十分に満たす容量ではないため、推奨はされていません。詳細については、以下の弊社フォーラム投稿(英語)を参照してください。

http://forums.adobe.com/thread/1326404?tstart=0

使用時にトラブルが発生する可能性がありますが、CUDA を有効にする必要gあある場合は、After Effects を起動して、Nvidia 650M が認識されているか確認します。After Effects の起動時に、GPU が認識されていない場合は警告が表示されます。他のアプリケーションが VRAM を使用している場合、After Effects は十分な VRAM を認識できないため、カードを有効にできません。

警告が表示された場合は「OK」をクリックし、After Effects を終了します。他に起動しているアプリケーションがある場合は、すべて終了してください。その後 After Effects を起動し、環境設定を開きます。ここでも同様の警告が表示される可能性があります。

CUDA が有効にならない場合は MacBook を再起動し、After Effects のみを起動することで CUDA が有効になる可能性があります。

After Effects の「プレビュー」環境設定で、「GPU 情報」ボタンをクリックして CUDA 情報が表示される場合は、CUDA を利用することができます。

パフォーマンスを向上させるために、システム環境設定の「省エネルギー」で「グラフィックスの自動切り替え」を無効にすることをお勧めします。

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