エクスプローラーの上部メニューで「表示」を選択し、「隠しファイル」を選択します。
ここでは、Premiere ProとAfter Effectsの環境設定フォルダー読み取り専用エラーを解決する方法について説明します。
問題点
稀ですが、次の問題が発生する場合があります。
- Premiere Pro または After Effects が応答しない。
- Premiere Pro または After Effects の処理速度が断続的に遅くなる。
- 環境設定フォルダーが読み取り専用であることを示すエラーメッセージが表示される。
- Premiere Pro または After Effects が起動時にクラッシュする。
- 読み込みや書き出しなどでコンピューター上のファイルにアクセスすると Premiere Pro または After Effects がクラッシュする。
解決策
環境設定フォルダーの属性を手動で読み取り/書き込みに設定します。次の手順に従って、Adobe フォルダーに読み取り/書き込み権限を設定します。
Windows
以下の手順を次のフォルダーに対して実行します。
- C:\Program Files\Adobe
- C:\Program Files (x86)\Adobe
- C:\ProgramData\Adobe
- C:\Users\<ユーザー>\AppData\Roaming\Adobe
- C:\Users\<ユーザー>\AppData\Roaming\Adobe\Premiere Pro\<バージョン番号> - Premiere Pro の場合
- C:\Users\<ユーザー>\AppData\Roaming\Adobe\After Effects\<バージョン番号> - After Effects の場合
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「隠しファイル」オプションを選択して、フォルダー内の隠しファイルを表示 「隠しファイル」オプションを選択して、フォルダー内の隠しファイルを表示 -
前述のパスのフォルダーに移動します。
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エクスプローラーで、フォルダーを右クリックして「プロパティ」を選択します。
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「セキュリティ」タブを選択してから「編集」を選択します。
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「アクセス許可」ダイアログボックスで、自分のユーザー名を選択します。 「アクセス許可」領域で、「拒否チェックボックスの選択を解除します。
「拒否」チェックボックスの選択を解除して Premiere Pro のアクセス許可を有効にする 「拒否」チェックボックスの選択を解除して Premiere Pro のアクセス許可を有効にする -
「OK」を選択します。
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アプリケーションを起動します。
macOS
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新しい Finder ウィンドウを開きます。
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Option キーを押しながら、画面上部のツールバーにある「移動」メニューをクリックし、「ライブラリ」を選択します。
注意:Option キーを押したままにしないと、ライブラリは表示されません。
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Application Support/Adobe/Premiere Pro フォルダーに移動して開きます。
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<バージョン番号> フォルダーをクリックして Command + I キーを押し、情報ウィンドウを開きます。
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情報ウィンドウの下部にある「共有とアクセス権」セクションにユーザーアカウントが表示されていることを確認します。アクセス権が「読み取りと書き込み」に設定されていることを確認します。
「共有とアクセス権」のユーザーアカウントで、「アクセス権」列が「読み/書き」に設定されているかどうかを確認する 「共有とアクセス権」のユーザーアカウントで、「アクセス権」列が「読み/書き」に設定されているかどうかを確認する -
ユーザーアカウントがリストされていない場合は、次の別の手順に従います。
a. ウィンドウ下部のロックアイコンを選択します。
b. 画面の指示に従い、ユーザー認証情報を入力します。
c.「+」ボタンを選択してユーザーアカウントを追加します。
d. ユーザーアカウントを選択して「選択」をクリックします。
e.「読み出しのみ」を選択して「読み/書き」に変更します。これにより、ユーザーアカウントのアクセス権が「読み/書き」に変更されます。
f. ロックアイコンを選択して変更を保存します。
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ユーザーアカウントが表示されていても「読み出しのみ」に設定されている場合は、手順 6(手順 c と手順 d を除く)の操作を実行します。
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After Effects の場合は、[ドライブ]/Users/[ユーザー]/Library/Preferences/Adobe/ に対して、手順 1 ~ 7 を繰り返します。