手順 1 でダウンロードした Creative Cloud Packager を実行します。
以下の手順は、Photoshop Elements または Adobe Premiere Elements の Adobe Open Options (AOO)購入プログラム搭載のエンタープライズ版のが対象です。
以下の手順を実行して、Windows (MSI ファイル)または Mac OS (PKG ファイル)パッケージを作成できます。続いて、ネイティブインストーラー(Microsoft SCCM、Apple ARD、JAMF Casper Suite など)の展開をサポートするサードパーティ製展開ツールを使用して、パッケージをクライアントコンピューターに展開できます。
手順 1: Creative Cloud Packager をダウンロードする
Adobe Creative Cloud Packager を「アドビライセンス Web サイト」(LWS)または Admin Console からダウンロードします。
重要:
- Photoshop Elements または Premiere Elements のデプロイメントパッケージを作成するには、最新バージョンの Creative Cloud Packager を使用する必要があります。
- 1 つまたは複数の Creative Suite 製品または Creative Cloud Manager 製品がインストールされているコンピューターには Creative Cloud Packager をインストールしないでください。
- Adobe Application Manager 3.1 および Creative Cloud Packager は同じコンピューターにインストールして使用できます。ただし、パッケージの作成では同時に実行しないでください。
手順 2:パッケージを作成または編集する
Creative Cloud Packager を使用してパッケージを作成するには、以下の手順を実行します。
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- (Windows)スタートメニューでプログラム/ Adobe / Creative Cloud Packager から、このアプリケーションのショートカットをクリックします。
- (Mac OS)「/Applications/Adobe/Creative Cloud Packager」でエイリアス使用します。
注意:パッケージをビルドしているコンピューターでは、Creative Cloud Packager を管理者として実行します。
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次のオプションから、Photoshop Elements 製品または Premiere Elements 製品のアカウントタイプを選択します。
- Creative Cloud エンタープライズ版
- Creative Cloud 教育機関向けデスクトップアプリケーション
- Creative Cloud 官公庁向けデスクトップアプリケーション
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Adobe ID とパスワードでログインします。
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ログインすると、パッケージの作成または編集画面が表示されます。以下のいずれかの操作を行います。
- パッケージ作成プロセスを開始するには、「パッケージの作成」をクリックします。
- 既存のパッケージを修正するには、「パッケージの編集」をクリックし、既存の .ccp ファイルを参照します。この .ccp ファイルは、既存のパッケージと同じ場所にあります。
- 「ライセンスファイルの作成」をクリックします。詳細については、ライセンスファイルの作成を参照してください。
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パッケージの詳細な情報画面で、必要な詳細情報を入力します(「パッケージの作成」を選択すると画面が表示されます)。
パッケージ名
作成するパッケージの名前を入力します。
保存先
作成するパッケージを保存する場所を入力します。クリックして保存先フォルダーの場所を指定するか、絶対パスを入力できます。
32 ビット/64 ビット
(Windows のみ) 32 ビットまたは 64 ビットのプロセッサーサポートを選択します。32 ビットと 64 ビットのインストール用に別々のパッケージを作成します。32 ビット対応のパッケージは 64 ビットのコンピューターでは機能しません。
注意: 32ビット/64 ビットインストールは、Elements 14 以前の場合のみに適用されます。Elements 15 は 64 ビットインストールのみをサポートします。
ライセンスの種類
アプリケーションのシリアル番号ライセンスを選択します。
Creative Cloud デスクトップアプリケーション
Adobe Creative Cloud デスクトップ版は、Creative Cloud アクティビティの中心的なハブであるため、ユーザーはアプリケーションやアップデートを表示できます。
注意: Creative Cloud デスクトップアプリケーションのチェックボックスは Elements には適用されません。このオプションの選択を解除できます。
パッケージ設定
パッケージ設定を確認または変更するには、「変更」をクリックし、詳細設定画面で設定を変更します。詳細については、パッケージの作成を参照してください。
「次へ」をクリックします。
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エンタープライズ版のお客様専用画面で、ボリュームシリアル番号を入力します。
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アプリケーションとアップデート画面で、このパッケージに組み込む製品またはアップデートを選択します。
アーカイブしたバージョンを表示する
デフォルトでは、ソフトウェアの最新バージョンのみが表示されます。「アーカイブしたバージョンを表示する」を有効にすると、アーカイブしたアプリケーションのリストが表示されます。ソフトウェアのアーカイブしたバージョンもパッケージ化できます。
選択した製品またはアップデートが既にコンピューターにダウンロードされている場合、その名前の隣に下向き矢印が表示されます。
言語
また、右上隅にあるドロップダウンリストを使用して、パッケージする言語を選択することもできます。
オフラインメディアの追加
Adobe.com からダウンロードするのではなく、DVD や ESD などのローカルの読み込み元からアプリケーションやアップデートを追加するには、「オフラインメディアの追加」をクリックします。オフラインメディアの場所を参照します。Mac OS では、DMG ファイルを任意のディレクトリに格納し、そのディレクトリを参照します。パッケージする製品またはアップデートを選択します。
注意:メディアに破損や悪意のあるコードが含まれることがないよう、アドビが提供するメディア、またはアドビの Web サイトからダウンロードしたメディアを使用してください。
「完了」をクリックして、アプリケーションおよびアップデート画面に戻ります。
注意:対象デバイスがパッケージするアプリケーションの必要システム構成を満たしていることを確認します。サポート対象外のシステムにアプリケーションを展開すると、予期しない結果が生じることがあります。
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「ビルド」をクリックして、選択したアプリケーションとアップデートのパッケージを開始します。
Creative Cloud Packager は、ご使用のマシンにまだダウンロードされていない製品やアップデートをダウンロードします。その後、パッケージをビルドします。進行状況は、ダウンロードの進行状況画面とビルドの進行状況画面に表示されます。
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ビルドが正常に完了すると、「概要」ページが表示されます。
「ビルドログ」リンクをクリックして、エラーなど、詳細な進行状況レポートを表示できます。
注意:パッケージを作成すると、Creative Cloud Packager は <package_name> .ccp という名前のパッケージの構成ファイルを作成します。このファイルは、パッケージに指定するフォルダーにあります。この構成ファイルは、内部使用専用です。このファイルは変更または削除しないでください。
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次のいずれかの操作を行います。
- 別のパッケージを作成するには、または、このパッケージを編集するには、メインメニューをクリックして「ようこそ」画面に戻ります。
- Creative Cloud Packager を終了するには、「閉じる」をクリックします。
手順 3:パッケージを展開する
ビルドプロセスの一環として、次の 2 つのフォルダーが作成されます。
- Build フォルダーには、MSI (Windows)ファイル、または PKG (Mac OS)ファイルがあります。
- Exceptions フォルダーには、別々にインストールする必要のあるペイロードがあります。
パッケージを展開する方法については、「パッケージの展開」を参照してください。