レイヤーを重ね、トリミングし、調整して、コンポジションを構成する方法を学習します。
必要な情報
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学習した内容:レイヤーの調整によるコンポジションの表示の最適化
コンポジションのレイヤー構成方法
レイヤーは垂直方向に重なってコンポジションを構成しており、水平方向で時間を調節してコンポジション内でアニメーションを作成できます。
すべてのレイヤーの選択を解除する
- タイムライン下部の空の領域をクリックして、すべてのレイヤーの選択を解除します。
スペースバーを押して、アニメーションのプレビューと再生の停止をおこなう
- すべてのレイヤーの選択を解除してから、スペースバーを押してアニメーションをプレビューします。
- プレビューを停止したいときは、スペースバーをもう一度押して再生を停止します。
レイヤーを調整
- タイムラインでレイヤー3を選択します。
- レイヤー番号の左側にある矢印をクリックして、レイヤーのオプションを開きます。
タイムラインに表示されているレイヤーにはすべて、トランスフォームプロパティがある
トランスフォームプロパティグループには、レイヤーのアンカーポイント、位置、スケール、回転、不透明度の設定を調整するプロパティがあります。
描画モードによってもレイヤーの相互作用を変更可能
- タイムラインで「スイッチ / モード」ボタンをクリックして、スイッチやモードを切り替えます。
- レイヤー3の描画モードを「乗算」に変更します。
レイヤー表示のオンとオフの切り替え
- タイムラインの左側にあるスイッチをクリックして、レイヤー6の表示を有効にします。
After Effectsでスクラブによってパラメーターの値を変更
青いパラメーターの値をドラッグして、そのパラメーターの値を変更できます。タイムラインにある値をスクラブしながら変更結果をコンポジションパネルでプレビューできます。
キーボードショートカットを使用して、タイムラインの現在の時間インジケーターを移動
- タイムラインでレイヤー4を選択した状態でキーボードのIキーを押して、現在の時間インジケーターをレイヤーのインポイントへ移動します。
キーボードショートカットを使用してレイヤーをトリミング
- レイヤー6を選択し、Option(Alt)+[ キーを押して、現在の時間インジケーターのところからレイヤーが開始するようトリミングします。
タイムラインでレイヤーの名前を変更
- タイムラインでレイヤー1を選択し、キーボードのReturn(Enter)キーを押して、レイヤーの名前を編集します。もう一度Return(Enter)キーを押して、名前の変更を確定します。
レイヤーのアウトポイントを変更またはアウトポイントまで移動する方法
- 選択したレイヤーのアウトポイントまで現在の時間インジケーターを移動するには、キーボードのOキーを押します。
- レイヤーの終点をトリミングするには、レイヤーを選択し、キーボードのOption(Alt)+] キーを押します。
ヒント:キーボードショートカットを使用すると、After Effectsでの作業をスピードアップできます。