写真からのオブジェクトの削除

写真から不要なオブジェクトを削除する方法を説明します。

Adobe Firefly の生成 AI を利用した生成 AI 削除を使用すると、写真から気になる箇所や不要なオブジェクトを削除できます。 削除するオブジェクトにブラシをかけます。 Camera Raw は Adobe Firefly の生成 AI を使用して、マスクされたオブジェクトを分析し、画像と調和する塗りつぶしを生成します。 生成 AI 削除機能を使用するには、インターネット接続が必要です。 

注意:

修復パネルの名前が、削除に変更されました。 削除パネルで、削除修復、およびコピースタンプの各ツール間の切り替えができます。 

Adobe Camera Raw での生成 AI 削除の使用

生成 AI 削除を使用して、次の操作が実行できます。
  • 機器、柱、ゴミ箱、観光客などの撮影時に意図せず入り込んだオブジェクトを削除します。 オブジェクトを検出は、より良い結果が得られるよう、影や水の反射も自動的に削除対象に含めます。
  1. 削除パネルで、「生成 AI を使用」を選択します。 

  2. 削除するオブジェクト全体にブラシをかけます。Camera Raw は、オブジェクト周囲の影や反射を自動的に検出して含めます。 

  3. オブジェクトにブラシをかけたら、「選択済み」コントロールを使用して次の選択を行い、「削除」を選択します。

    • 追加 – 選択範囲にその他のオブジェクトを追加します。
    • 削除 – 選択範囲からオブジェクトを削除します。

    ブラシサイズは、サイズスライダーを使用しても調整できます。 

    「生成 AI」オプションを適用したビーチの写真
    生成 AI とオブジェクトを検出ツールを組み合わせて使用すると、オブジェクトの選択と削除が簡単になります。

  4. Adobe Camera Raw では、Adobe Firefly を使用して 3 つの異なるバリエーションオプションを生成します。 更新ボタンをクリックすると、新たに 3 つのバリエーションのセットが作成され、これらの新しいバリエーションは以前のバリエーションのセットを置換します(数は増えません)。

  5. 必要に応じて、以下を選択します。

    • オーバーレイを表示スポットにポインタを合わせると、マスクオーバーレイが表示されます。
    • 切り抜かれていない画像を表示切り抜き範囲の端にかかっているオブジェクトを含め、切り抜かれていない写真全体を表示できます。切り抜きの端にかかるオブジェクトを削除する場合は、切り抜かれた写真の範囲内だけでなく、オブジェクト全体をブラシでなぞります。 
    • スポットを可視化これを使用すると、スポットを可視化して正確に選択することができます。適用量スライダーを使用して、しきい値を調整することもできます。 
  6. オブジェクトを検出を使用すると、オブジェクトを円で囲むことで、オブジェクトを自動的に検出して削除できます。Camera Raw が写真のコンテンツを分析して、最適な選択範囲を決定します。

ヒント :

フィードバックを提供」オプションを使用して、生成 AI 削除機能に関するフィードバックやエクスペリエンスを共有できます。 

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