Adobe Captivate プロジェクトの視覚的プロパティのカスタマイズ

スライドレベルのプロパティをカスタマイズ

会話などのスライドをプロジェクトに追加しましょう。スライドを選択します。画面の右側にある視覚的プロパティを使用して、次の操作を実行できます。

単色の背景：カラーピッカーを選択し、スライドの背景色を変更します。「単色の背景」ドロップダウンを選択して、「線状の背景」、「放射状の背景」または「画像の背景」を選択することもできます。
- 線状の背景：直線上の開始点から終了点に向かってグラデーションを施します。
- 放射状の背景：円形パターン上の開始点から終了点に向かってグラデーションを施します。
- 画像の背景：画像を背景として追加します。アセットパネルまたはコンピューター上の場所から画像を選択できます。
境界線：チェックボックスをオンにすると、スライドに境界線を追加できます。境界線の種類（実線、点線、破線など）を変更することができます。境界線のサイズと色も変更できます。
デザインオプション：デザインオプションでは、レスポンシブテキストまたはメディアブロックを選択し、その外観、スタイル、レイアウト、色、オブジェクトの形状などを編集することにより、スライドの見た目をイメージどおりに変更できます。

注意：

スライドレベルのデザインオプションが適用されるのは、レイアウトスライドのみです。カスタムスライドには適用されません。

Adobe Captivate のブロックには、複数のコンポーネントが含まれています。ブロックでは、次の要素を変更できます。

整列と間隔：ブロックのコンテンツの幅を調整します。コンテンツの上下に余白を追加します。また「高さを自動調整」チェックボックスを選択して、コンテンツブロックの高さを内容に合わせて最適化することもできます。スペースがある場合は、それに応じて上下の余白が追加されます。

デザインオプション：デザインオプションでは、レスポンシブテキストまたはメディアブロックを選択し、その外観、スタイル、レイアウト、色、オブジェクトの形状などを編集することにより、スライドの見た目をイメージどおりに変更できます。

画像ブロックでは、プロパティを変更できます。詳しくは、画像の操作を参照してください。

Adobe Captivate でのステートとは、プロジェクト内のコンポーネントに付与できるさまざまな視覚的表現または状態のことです。ステートを使用すると、ユーザーインタラクションやイベントに応じてオブジェクトの外観や動作を定義し、制御できます。

スライドに画像を追加し、フィルター、境界線、シャドウおよびソースを変更します。

「画像ソース」セクションで「フォルダー」アイコンを選択して、スライドの画像を置き換えます。アセットパネルまたはコンピューターで画像を選択します。

テキストコンポーネントで使用しているフォントの変更、プリセットの適用、カラーの変更などが可能です。

Google にログインせずに、お気に入りの Google フォントを選択できます。すぐに使えるこのようなフォントを Adobe Captivate で活用してコース全体にフォントを適用することで、洗練されたわかりやすいコースを学習者が利用できるようにしましょう。

例えば、複数の選択肢を選べる問題スライドを追加してみましょう。「プロパティ」セクションでは、次の項目を変更できます。

スライドのタイプ：「採点」または「ナレッジチェック」を選択します。「採点」を選択した場合、クイズの最後に成績が表示されます。「ナレッジチェック」を選択すると、学習内容を確認するテストのみが実施されます。学習者の採点は実施されません。
複数解答：複数の選択肢を選択可能にする場合に選択します。
試行回数：クイズ終了までの試行回数を選択します。
正解のポイント：正解時に獲得するポイントを設定します。
不正解のペナルティ：不正解時に失うポイントを設定します。
制限時間：質問に回答するまでの制限時間を設定します。