この文書の手順では、画像や Adobe Captivate プロジェクトファイルのサンプルなどのアセットを使用する必要があります。 独自のアセットとサンプルを使用することもできます。 ただし、次の zip ファイルをコンピューターにダウンロードして展開することをお勧めします。
クイズは、eラーニングコースを実施しているユーザーをテストする優れた方法です。 Captivate のプロジェクトにクイズを追加するのは簡単です。 質問スライドを追加し、質問と回答をスライドに入れれば、あとは Captivate がすべて行います。 最後にクイズ結果のスライドも入ります。 この文書では、Captivate がサポートする様々な質問タイプを順を追って説明します。
アセットとサンプル
〇X形式の質問を追加する
〇X形式の質問は、eラーニングチュートリアルで作成するのが最も簡単であると考えられる質問タイプなので、そのうちの 1 つを試してみましょう。
〇X形式の質問をプロジェクトに追加しましょう。
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ダウンロードした zip フォルダーで、サンプルサブフォルダーに移動し、以下のファイルを開きます。
create-quizzes.cptx
注意:このチュートリアルで提供されているプロジェクトファイルのダウンロードは必須ではありません。 ダウンロードしなくても、この手順を行うことができます。 ただし、Captivate で新しいプロジェクトを作成する必要があります。
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フィルムストリップで、サマリというタイトルのスライドを選択します。
このスライドの後に質問を追加します。
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ツールバーで「スライド」をクリックして、「質問スライド」を選択します。
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質問を挿入ダイアログボックスで、「〇X形式」チェックボックスを選択し、「OK」をクリックします。
質問スライドは、概要というタイトルのスライドの後に挿入されます。
また、質問スライドの後、Captivate はクイズ結果スライドを挿入します。
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質問スライドで、テキスト領域に次の質問を入力します(プレースホルダーテキストを上書きします)。
Adobe Captivate ではレスポンシブプロジェクトを作成することはできません。
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選択肢で、「×」を選択します。
デフォルトでは、クイズの合格率は 80 パーセントです。 Captivate では、これとその他のクイズ設定を変更することができます。
編集メニューで環境設定を選択し、「合格/不合格」に進みます。
完成した手順をプレビューしましょう。
ツールバーで「プレビュー」をクリックして、「プロジェクト」を選択します。
質問が表示されたら、答えを選びます(〇 または ×)。Captivate が答えをチェックし、「クイズ結果」スライドに結果を表示します。
多肢選択問題の追加
多肢選択問題には、2 つのタイプがあります。
- 正解を 1 つだけ選びます。
- 正解をすべて選びます。
Captivate を使用すると、作成したい多肢選択問題のタイプを簡単に決定できます。
上記のタイプごとに 1 つずつ、2 つの多肢選択問題を作成してみましょう。
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ダウンロードした zip フォルダーで、サンプルサブフォルダーに移動し、以下のファイルを開きます。
create-quizzes.cptx
注意:このチュートリアルで提供されているプロジェクトファイルのダウンロードは必須ではありません。 ダウンロードしなくても、この手順を行うことができます。 ただし、Captivate で新しいプロジェクトを作成する必要があります。
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フィルムストリップで、概要というタイトルのスライドを選択します。
このスライドの後に 2 つの多肢選択問題を追加します。
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ツールバーで「スライド」をクリックして、「質問スライド」を選択します。
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質問を挿入ダイアログボックスで「多肢選択」チェックボックスを選択します。
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2 つの多肢選択問題を作成するには、右側のテキストボックスに 2 を入力し、「OK」をクリックします。
2 つの多肢選択問題のスライドは、概要というタイトルのスライドの後に挿入されています。
また、質問スライドの後、Captivate は「クイズ結果」スライドを挿入します。
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最初の質問スライドに移動し、テキスト領域に次の質問を入力します(プレースホルダーテキストを上書きします)。
メニューのどのオプションを使用すると、Captivate で長方形の図形を作成できますか?
デフォルトでは、Captivate は 2 つの選択肢のプレースホルダーを追加します。 ユーザーに 4 つの選択肢を提供するために、さらに 2 つのプレースホルダーを追加しましょう。
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プロパティインスペクターを開くには、ツールバーの右隅にあるプロパティをクリックしてクイズインスペクターに移動します。
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デフォルトの回答数(2)をクリックして、4に変更します。
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質問スライドで、次の回答を入力し、選択肢 B(正解)が選択されていることを確認します。
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2 番目の多肢選択問題スライドに移動し、次の質問を入力します。
あなたが作成できる Captivate プロジェクトのタイプは次のどれですか?
該当するものすべてを選んでください。
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クイズインスペクターでデフォルトの回答数(2)をクリックし、4に変更します。
また、ユーザーが該当するものをすべて選ぶことができるように、複数回答にチェックします。
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質問スライドで、次の回答を入力して、対応する選択肢が選択されていることを確認します。
デフォルトでは、クイズの合格率は 80 パーセントです。 Captivate では、これとその他のクイズ設定を変更することができます。
編集メニューで環境設定を選択し、「合格/不合格」に進みます。
完成した手順をプレビューしましょう。
ツールバーで「プレビュー」をクリックして、「プロジェクト」を選択します。
最初の質問が表示されたら、回答を選んで 2 番目の質問に進みます。
両方の質問に答えると、Captivate が回答をチェックし、クイズ結果スライドに結果を表示します。
穴埋め問題を追加する
質問の選択肢があまりにも明白な場合は、ユーザーのインプットを確認するもう 1 つの方法として、穴埋めが使えます。
プロジェクトに穴埋め問題を追加しましょう。
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ダウンロードした zip フォルダーで、サンプルサブフォルダーに移動し、以下のファイルを開きます。
create-quizzes.cptx
注意:このチュートリアルで提供されているプロジェクトファイルのダウンロードは必須ではありません。 ダウンロードしなくても、この手順を行うことができます。 ただし、Captivate で新しいプロジェクトを作成する必要があります。
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フィルムストリップで、概要というタイトルのスライドを選択します。
このスライドの後に質問を追加します。
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ツールバーで「スライド」をクリックして、「質問スライド」を選択します。
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質問を挿入ダイアログボックスで「穴埋め」チェックボックスを選択し、「OK」をクリックします。
質問スライドは、概要というタイトルのスライドの後に挿入されます。
また、質問スライドの後、Captivate はクイズ結果スライドを挿入します。
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質問スライドで、テキスト領域に次のステートメントを入力します(プレースホルダーテキストを上書きします。空白フレーズを入力)。
ツールバーのテーマオプションを使用して、Captivate プロジェクトの全体的な外観を変更します。
プロジェクトをユーザーに表示しているとき、テーマを隠し、その空白を埋めるようにユーザーに依頼します。
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スライドでテーマという単語全体を選択します。
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プロパティインスペクターを開くには、ツールバーの右隅にあるプロパティをクリックしてクイズインスペクターに移動します。
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クイズインスペクターで、「空白をマーク」をクリックします。
テーマという単語に下線が引かれました。これは、ユーザーが記入するために、「テーマ」という単語が空白として表示されることを示します。
単語にいくつかの設定を適用することもできます。 では、やってみましょう。
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テーマという単語をクリックしてください。
次のポップアップボックスが表示されます。
ユーザーの入力に柔軟性を持たせましょう。
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現在、ユーザーが厳密にテーマ以外の単語を入力した場合、その答えは間違っているとマークされます。他の単語を正しい回答として受け入れるには、右上隅の + を使用して、正しい単語または句を追加します。
+ をクリックして、テーマと入力します。
+ をクリックして、テーマボタンと入力します。
デフォルトでは、クイズの合格率は 80 パーセントです。 Captivate では、これとその他のクイズ設定を変更することができます。
編集メニューで環境設定を選択し、「合格/不合格」に進みます。
完成した手順をプレビューしましょう。
ツールバーで「プレビュー」をクリックして、「プロジェクト」を選択します。
質問が表示されたら、空白を入力します。 Captivate が答えをチェックし、「クイズ結果」スライドに結果を表示します。
照合問題の追加
照合問題は、eラーニングプロジェクトで一対一の関係をチェックするのに便利です。
Captivate のツールバーオプションの定義を確認するために、プロジェクトに照合問題を追加してみましょう。
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ダウンロードした zip フォルダーで、サンプルサブフォルダーに移動し、以下のファイルを開きます。
create-quizzes.cptx
注意:このチュートリアルで提供されているプロジェクトファイルのダウンロードは必須ではありません。 ダウンロードしなくても、この手順を行うことができます。 ただし、Captivate で新しいプロジェクトを作成する必要があります。
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フィルムストリップで、概要というタイトルのスライドを選択します。
このスライドの後に質問を追加します。
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ツールバーで「スライド」をクリックして、「質問スライド」を選択します。
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質問を挿入ダイアログボックスで、「〇X形式」チェックボックスを選択し、「OK」をクリックします。
質問スライドは、概要というタイトルのスライドの後に挿入されます。
また、質問スライドの後、Captivate はクイズ結果スライドを挿入します。
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質問スライドで、テキスト領域に以下を入力します(プレースホルダーテキストを上書きします。次の項目に一致するものを選択してください)。
列 1 のツールバーオプションを、列 2 の定義と一致させてください。
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列 1 に次のツールバーオプションを入力します。
テキスト
シェイプ
オブジェクト
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列 2 に次の定義を入力します。
スライドにロールオーバーキャプションを追加する
スライドにテキストアニメーションを追加する
スライドに長方形を追加する
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Captivate に正しい一致を知らせる
列 1 で A をクリックし、ドロップダウンリストで B を選択します。
列 1 で B をクリックし、ドロップダウンリストで C を選択します。
列 1 で C をクリックし、ドロップダウンリストで A を選択します。
デフォルトでは、クイズの合格率は 80 パーセントです。 Captivate では、これとその他のクイズ設定を変更することができます。
編集メニューで環境設定を選択し、「合格/不合格」に進みます。
完成した手順をプレビューしましょう。
ツールバーで「プレビュー」をクリックして、「プロジェクト」を選択します。
質問が表示されたら、答えを一致させます。 Captivate が答えをチェックし、「クイズ結果」スライドに結果を表示します。
プレビューとパブリッシュ
このセクションでは、Captivate でサポートされている様々なタイプのクイズ問題について説明しました。
進捗状況をプレビューしてみましょう。
ツールバーの「プレビュー」をクリックしてプロジェクトを選択し、プロジェクト全体をプレビューします。
不足しているものがある場合は、この記事の適切なセクションを確認して、プロジェクトに必要な更新を行います。
すべてがうまくいっているようなら、プロジェクトをパブリッシュしましょう。
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ツールバーで「パブリッシュ」をクリックして、「コンピューターにパブリッシュ」を選択します。
マイコンピューターにパブリッシュダイアログボックスが表示されます。
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別名でパブリッシュドロップダウンリストで、「HTML5/SWF」を選択します。
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「出力フォーマット」オプションで、「HTML5」を選択します。
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「パブリッシュ」をクリックします。
このトピックについて詳しくは、Adobe Captivate を使った質問スライドの設定方法を参照してください。