Adobe Captivate でユーザー定義変数を作成する方法

Adobe Captivate でユーザー定義変数を作成する方法

すべてのプログラミング言語と同様に、Captivate は値を一時的に格納するために変数を使用します。変数は、他の Captivate コンポーネントからも使用できます。 Captivate では、システム変数とユーザー定義変数という 2 種類の変数を使用できます。

システム変数: システム変数は Captivate に事前定義されています。 例: cpCmndMute は、スライド内のオーディオがミュートします。 すべての システム変数のリストについては、「Captivate 変数リスト」を参照してください。

ユーザー変数:ユーザーが作成してカスタマイズされたアクションを割り当てることができる変数です。 ユーザー変数に割り当てる名前は、Captivate の内部関数、予約済みキーワード、公開システム変数、またはその他の隠し変数と競合してはいけません。

変数の命名にはいくつかの規則があります。 以下がその規則です。

  • 名前を空白または数字で始めないこと。
  • 予約済みのキーワードは使用しないこと。次の表は、ActionScript によって予約された変数名を示しています。
  • 一意の変数名を使用すること。
  • 変数には直感的な名前を使用すること。
  • 必ず変数に説明を付けること。

ユーザー定義変数の作成

この例では、ユーザー定義変数を作成し、その変数をボタンに関連付けます。 ボタンをクリックすると、名前が表示されます。

変数を作成するには:

  1. プロジェクト/変数をクリックします。変数 ダイアログボックスが表示されます。

  2. 変数を追加するには、「新規追加」をクリックして、「名前」「値」「説明」フィールドに変数情報を入力します。

    • 名前:変数に一意の名前を指定します。名前を見るだけでユーザーが内容を理解できるような名前にしてください。例えば、製品のバージョン番号を格納する変数の名前は ProductVersion や VersionNumber などにします。
    • 値:変数の値を指定します。ここで指定する値が、ドキュメント内で使用される変数のすべてのインスタンスに適用されます。このフィールドを空白にしておいて、後で値を設定することもできます。値が定義されていない変数は、プロジェクトに空白で表示されます。
    • 説明:必要に応じて、変数の説明を追加できます。例えば、どのような場合にこの変数を使用すべきなのかを作成者に指示するメモを追加できます。

  3. 変更内容を保存するには、「保存」をクリックします。

  4. 次に示すように、Captivate プロジェクトにボタン、テキスト入力ボックス、テキストキャプションを挿入します。

  5. 次に示すように、作成した変数をテキスト入力ボックスに挿入します。

  6. 次に示すように、カーソルを「:」の後ろに置き、プロパティインスペクターで「X」をクリックします。

    また、テキストキャプションを非表示にします。

  7. 「変数を挿入」または「X」をクリックした後、変数の挿入ダイアログボックスの「変数」ドロップダウンリストをクリックして、作成した変数を選択します。

  8. 変数を挿入すると、次に示すように変数名が $$...$$ で囲まれます。

    ダウンロード

    一部の変数名は ActionScript によって予約されています。独自の変数を作成する場合、以下の変数名は使用しないでください。

    alpha

    currentframe

    droptarget

    focusrect

    ramesloaded

    height

    buttonMode

    byte

    cacheAsBitmap

    case

    cast

    catch

    filters

    final

    finally

    float

    focusEnabled

    focusRect

    mouseX

    mouseY

    name

    namespace

    native

    new

    switch

    synchronized

    tabChildren

    tabEnabled

    tabIndex

    textSnapshot

    highquality

    lockroot

    name

    parent

    quality

    rotation

    char

    class

    const

    constructor

    contextMenu

    continue

    for

    forceSmoothing

    framesLoaded

    function

    get

    goto

    null

    numChildren

    opaqueBackground

    override

    package

    parent

    this

    throw

    throws

    to

    totalFrames

    trackAsMenu

    soundbuftime

    target

    totalframes

    url

    visible

    width

    currentFrame

    currentLabel

    currentLabels

    currentScene

    debugger

    default

    graphics

    height

    hitArea

    if

    implements

    import

    private

    protected

    prototype

    public

    return

    root

    transform

    transient

    true

    try

    type

    typeof

    x

    xmouse

    xscale

    y

    ymouse

    yscale

    delete

    do

    double

    doubleClickEnabled

    dropTarget

    dynamic

    in

    include

    instanceof

    interface

    internal

    intrinsic

    rotation

    scale9Grid

    scaleX

    scaleY

    scenes

    scrollRect

    use

    useHandCursor

    var

    virtual

    visible

    void

    abstract

    accessibilityProperties

    as

    blendMode

    boolean

    break

    each

    else

    enabled

    enum

    export

    extends

    false

    is

    loaderInfo

    long

    mask

    menu

    mouseChildren

    mouseEnabled

    set

    short

    soundTransform

    stage

    static

    stop

    super

    volatile

    while

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