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- Adobe Captivate(2019 release)にアセットパネルが読み込まれない場合は、詳細から解決策を確認してください。
Adobe Captivate を使用してスライドメモを追加および変換する方法
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スライドメモを追加し、Adobe Captivate のスピーチテキストコンバーターを使用して、それらを音声ファイルに変換できます。また、スライドメモをクローズドキャプションテキストに変換できます。スライドメモとは異なり、クローズドキャプションテキストはランタイムにスライドに表示されます。
また、スライドメモを使用して、音響機器を所有していないユーザーや聴覚に障害があるユーザーに情報を伝達できます。スライドメモはさらに、数値データ、補足資料、脚注テキストなど、スライドに関する追加情報を格納するのにも適しています。
ウィンドウ/スライドメモを選択します。
スライドメモパネルで、 をクリックして新しいスライドメモを追加します。
スライドメモを入力します。
スライドメモに書式オプション(ボールド、イタリック、またはアンダーライン)を設定します。スライドメモのテキストにさらに色を追加するには、テキストカラーボタンをクリックします。
スライドメモの音声を生成するには、 「スピーチテキスト」 ボタン をクリックします。 このダイアログでは、音声のプレビュー、スピーチエージェントの管理、スライドメモの変更、メモの再構造などを行うことができます。
音声を生成するスライドメモを選択します。
メモごとに一意のスピーチエージェントを割り当てることができます。
Id |
説明 |
---|---|
1 |
スライドメモを追加、再配置します。 |
2 |
スライドメモごとに異なるスピーチエージェントを割り当てます。 |
3 |
スライドメモの音声を生成します。 |
4 |
音声をプレビューします。 |
スライドメモは、開発者向けの指示や未完了項目の注意書きとして使用します。ムービーを再生するときにメモは表示されません。
Microsoft PowerPoint からスライドを読み込むと、スライドメモは自動的に読み込まれます。
配布資料作成のためにプロジェクトを Microsoft Word に書き出すときに、スライドメモをドキュメントに含めるように選択できます。この機能は、プロジェクトを Microsoft Word 文書としてパブリッシュするときにレビューアの情報をさらに追加する必要がある場合に役立ちます。
インストール時にスピーチテキストソフトウェアをインストールしていない場合は、次のいずれかの操作を行います。
前のバージョンの Captivate のスピーチテキストコンバーターは、該当するスピーチテキストの場所からダウンロードしてください。
NeoSpeech™ のスピーチテキストソフトウェアを使用すると、スライドメモのテキストを音声ファイルに変換できます。 Adobe Captivate では、次の NeoSpeech の音声がサポートされています。
NeoSpeech は、Adobe Captivate インストール CD を使用するか、Adobe の Web サイトからダウンロードしてインストールできます。 NeoSpeech をインストールする方法について詳しくは、スピーチテキストコンバーターのインストールを参照してください。
サードパーティ製の音声やオペレーティングシステムと共にインストールされている音声を使用することもできます。スピーチテキストでのサードパーティ製音声の使用を参照してください。
NeoSpeech の音声を使用するときは、ネイティブの NeoSpeech タグを使用して、ナレーションの様々な特徴を変更できます。 NeoSpeech 音声のピッチ、発話速度、および音量の調整方法については、www.adobe.com/go/learn_neospeechtags_jp を参照してください。
テキストを音声に変換すると、対応するスライドに音声ファイルが挿入されます。複数のスライドメモが 1 つの音声ファイルにマージされ、1 つのオブジェクトとしてタイムラインに表示されます。パネルのスライドメモを、シングルクリックでクローズドキャプションに変換することもできます。
音声ファイルは、スライドメモの句読点が挿入された位置で一時停止します。
ムービーを再生するときに、次のことができます。
ユーザーに対してスライドメモが読み上げられます。
スライドにクローズドキャプションテキストが表示されます。
スライドメモを音声に変換するには:
スピーチテキスト欄のチェックボックスおよび音声に変換するメモに対応するチェックボックスを選択します。
「スピーチテキスト」をクリックします。
スピーチ管理ダイアログボックスで、スピーチエージェントを選択し、「オーディオを生成」をクリックします。
追加のテキストを音声に変換するには、 をクリックし、テキストを入力してから「オーディオを生成」をクリックします。
スライドメモを編集する際、変更を適用するには、「オーディオを生成」をもう一度クリックします。
スライドメモをクローズドキャプションに変換するには:
クローズドキャプション欄のチェックボックスおよびクローズドキャプションに変換するメモに対応するチェックボックスを選択します。
オーディオがないスライドの場合、クローズドキャプションに関するチェックボックスは淡色表示されます。ビデオのクローズドキャプションを含んだスライドにオーディオのクローズドキャプションを追加した場合は、ビデオのクローズドキャプションのほうが優先されます。
スライドにオーディオのクローズドキャプションとビデオのクローズドキャプションの両方が含まれていて、オーディオのキャプションがビデオのキャプションと競合しない場合は、両方のキャプションが表示されます。
「クローズドキャプション」をクリックします。
クローズドキャプションをさらに追加するには、 をクリックします。クローズドキャプションを削除するには、 をクリックします。
クローズドキャプションのタイミングを調整するには、開始時間と終了時間が表示されているヘッダーをクリックし、オーディオクリップの再生ヘッドをドラッグします。
クローズドキャプションのフォント、サイズ、色、バックグラウンド、配置を変更するには、「CC の設定」をクリックします。
クローズドキャプションの外観スタイルは、スライドレベルまたはプロジェクトレベルで設定できます。
例えば、元のクローズドキャプションに RTF 書式を適用した場合、RTF 書式が維持されたまま、スライドレベルの設定が適用され、最後にプロジェクトレベルの設定が適用されます。つまり、個々のスライドメモの RTF 書式はスライドレベルのクローズドキャプション設定より優先され、スライドレベルの CC 設定はプロジェクトレベルの CC 設定よりも優先されます。
クローズドキャプションの外観をプロジェクトレベルのスタイル設定にリセットするには、「プロジェクトにリセット」をクリックします。
キャプションは表示領域の任意の場所に配置することもできます。
学習者がクローズドキャプションを表示するかどうかを選択できるようにするには、プロジェクト/スキンエディターをクリックし、「クローズドキャプション」をクリックします。
再生バーに「CC」ボタンが表示されます。プロジェクトを再生中またはプレビュー中に「CC」ボタンをクリックすると、クローズドキャプションの表示と非表示が切り替わります。
再生バーの「CC」ボタン を使用すると、 スライドに設定しているクローズドキャプションの表示と非表示を実行中に切り替えることができます。作成者が CC の設定ダイアログで「クローズドキャプションを表示」を有効にしているかどうかを問いません。
また、出力の再生ヘッド位置にクローズドキャプションが存在しない場合、クローズドキャプションパネルは実行中に表示されません。再生バーの「CC」ボタンをクリックすると 、 パブリッシュした出力を再生している間中 、 クローズドキャプションを表示または非表示にすることができます。
クローズドキャプションは既存のブレークポイントプロジェクトに追加して、そのキャプションを別のブレークポイントでプレビューできます。
レスポンシブプロジェクトでは、テキストキャプションがプロジェクトを通してサイズ調整されます。
レスポンシブプロジェクト(ビデオなど)を作成し、プロジェクト/プロジェクトタイプを切り替えをクリックして、ブレークポイントを追加します。
ビデオを選択し、プロパティインスペクターパネルで「ビデオのタイミングを編集」をクリックします。「クローズドキャプション」タブをクリックします。
ビデオのタイミングに合わせてキャプションを追加します。キャプションに対応するタイムスタンプを確認します。
必要に応じてキャプションの書式を設定し、再配置します。
クローズドキャプションのビデオへの追加について詳しくは、「CC のビデオへの追加」を参照してください。
クローズドキャプションの外観を変更するには、「CC の設定」をクリックし、次のようにダイアログを起動します。
各ブレークポイントをクリックし、ブレークポイントビューごとにキャプションのプロパティを設定します。
変更を保存して、プロジェクトをプレビュー、パブリッシュします。ビデオ設定で定義したタイミングでキャプションが表示されます。
サードパーティベンダーから音声を購入し、Adobe Captivate でシームレスに使用できます。
これらの音声がオペレーティングシステムのスピーチ API に準拠していることを確認します。
ベンダーが提供しているインストーラーを使用して、コンピューターに音声をインストールします。新規にインストールされた音声が、音声/スピーチ管理ダイアログボックスのスピーチエージェントリストに表示されます。
スピーチ管理ダイアログボックスを使用すると、スピーチテキストを複数のスライドに追加できます。ムービーに変化を付けるために、スライド別に異なるスピーチエージェントを選択できます。例えば、男性の声と女性の声を交互にスライドで使用できます。
音声/スピーチ管理を選択します。
スピーチ管理ダイアログボックスで、スライドメモを追加するスライドを選択し、「+」アイコンをクリックします。
ハイライト表示された領域にスライドメモを入力します。
スライドメモの音声を生成するには:
音声に変換するスライドメモを選択します。
スピーチエージェントリストで、オーディオに使用する音声を選択します。
「オーディオを生成」をクリックします。
スライドメモを編集する際、変更を適用するには、「オーディオを生成」をもう一度クリックします。
ムービーを再生するときに、クローズドキャプションが表示されないようにすることができます。スライドメモパネルのメモに対応するクローズドキャプション欄のチェックボックスの選択を解除します。
スライドメモを削除するには、スライドメモに対応する矢印の横をクリックし、「-」アイコンをクリックします。
このエラーは、Adobe Captivate を Windows Vista で使用しているときに発生することがあります。
このエラーを修正するには、Adobe DLL を登録します。
Adobe Captivate を閉じます。
管理モードでコマンドプロンプトを実行します。
Adobe Captivate のインストールディレクトリの場所を入力します。
regsvr32 NSAudio.dll を実行します。「Registration of DLL successful」というメッセージが表示されます。
プログラムファイルのメニューで Adobe Captivate を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
Captivate と魅力的な学習コンテンツの作成方法の詳細については、次のプロジェクトをダウンロードします。