iOS アプリを作成するための必要条件

iOS アプリの作成と署名には Mac OS コンピューターが必要です。iOS アプリを作成するには、「アプリケーションを管理」権限が必要です。

iOS アプリの作成と署名には次のアイテムが必要です。

  • アプリアイコン:180x180 ピクセルの PNG 画像。
  • スプラッシュスクリーン:1536x2048、2048x1536、640x960、640x1136、1242x2208、2208x1242 ピクセルの PNG 画像。
  • .p12 開発版証明書(テストアプリケーションを作成する場合)、または .p12 配布版証明書(Apple に送信する場合)。アプリケーションに署名する場合は、パスワードを指定する必要もあります。
  • テスト用のデバイス ID を含む開発版プロビジョニングプロファイル、または Apple への送信用の配布版プロビジョニングプロファイル。

必要な証明書とファイルの作成について詳しくは、AEM Mobile の iOS パブリッシングガイドを参照してください。

iOS アプリを作成する

  1. プロジェクト設定に適切な情報が含まれていることを確認します。

    プロジェクト設定には、アプリの機能と動作を決定する複数のオプションが含まれています。例えば、プロジェクト設定では、ソーシャルシェア、記事のプレビュー、ダイレクトエンタイトルメントなどを有効にすることができます。

    これらのプロジェクト設定は、アプリの作成前におこなっておく必要はありません。プロジェクト設定を編集すると、変更内容は自動的にアプリに反映されます。

    詳しくは、AEM Mobile のプロジェクトを作成するを参照してください。

  2. オンデマンドポータル(https://aemmobile.adobe.com)で「アプリケーション」をクリックし、プロジェクトを選択します(複数ある場合)。

  3. 追加アイコンをクリックして新規アプリケーションを作成します。

  4. プラットフォームに「iOS」を選択し、「次へ」をクリックします。

  5. 画面の指示に従ってアプリを作成します。オプションの詳細について詳しくは、この記事で後述されている関連セクションを参照してください。

  6. 「送信」をクリックして、署名なしのアプリケーションを作成します。

    アプリケーションの作成が完了したら、リンクをクリックして署名なしのアプリケーションをダウンロードできます。署名なしのアプリケーションをデバイスに読み込んだり、ストアに送信したりすることはできません。

    アプリへの署名について詳しくは、AEM Mobile の iOS および Android アプリへの署名を参照してください。

アプリケーションの詳細

バンドル ID バンドル ID は、iOS Developer Center で App ID を作成するときに指定する ID です。com.company.application のような逆 DNS 形式を使用することをお勧めします。例えば、Adobe Create のアプリケーション ID は、com.adobe.inspire です。

プライバシーポリシーの URL プライバシーポリシーの URL を指定すると、アプリケーションの設定メニューに「プライバシーポリシー」オプションが表示されます。ユーザーが「プライバシーポリシー」をタップすると、アプリ内ブラウザーにその Web ページが表示されます。

バージョン管理アプリのバージョン番号をオーバーライド」オプションは、DPS App Builder または他のツールを使用して作成した既存のアプリをアップデートする場合に必要です。このオプションを選択して、より新しいバージョン番号を指定します。アプリのバージョン番号の取得について詳しくは、AEM Mobile アプリのバージョン番号を変更するを参照してください。

バックグラウンドオーディオ再生を有効にする このオプションは、オーディオオーバーレイでバックグラウンドオーディオオプションを使用する InDesign ベースの記事を作成する場合にのみ選択します。バックグラウンドオーディオは、ユーザーがアプリを終了しても再生され続けます。ユーザーがオーディオを一時停止および停止するには、iOS のシステムコントロールを使用します。

このオプションを選択すると、アプリのコンテンツ内でバックグラウンドオーディオが指定されていない場合、Apple によってアプリが却下されることがあります。

Newsstand を有効にする iOS 9 リリースで Apple により Newsstand が削除されても、Newsstand がサポートされている間は、引き続きこのオプションを利用できます。ただし、特別な理由がない限り、アプリケーションで Newsstand を有効にすることはお勧めしません。Newsstand を有効にする場合は、Apple Developer ポータルで App ID でも Newsstand が有効に設定されていることを確認してください。

解析オプトインダイアログを表示 このオプションを選択すると、ユーザーはデータの追跡をオプトアウトできます。ユーザーはアプリケーションの設定を使用して、いつでもオプトインまたはオプトアウトできます。このオプションは、データの追跡をユーザーがオプトアウトできるように義務付けられている地域で特に便利です。

サポートされているデバイス アプリを iPhone 専用、iPad 専用、汎用のいずれにするかを指定できます。

タブレットアプリケーションの方向/スマートフォンアプリケーションの方向 タブレット版のアプリとスマートフォン版のアプリの方向を指定します。「縦置き」、「横置き」、または「両方」を選択できます。

「両方」を選択した場合、どちらの向きでも、ブラウズページ、HTML 記事、スムーズスクロール PDF 記事は画面全体に表示されます。InDesign ベースまたは PDF ベースの固定レイアウトの記事は、ユーザーがデバイスを回転したときに、記事の向きではなく画面のサイズに合わせてレターボックス表示されます。

Preflight を有効にする このオプションを選択すると、作成するテストアプリで公開または未公開のすべての有効なコンテンツが表示されます。このオプションは、未公開のコンテンツをプレビューする場合にのみ使用できます。App Store に送信する場合には使用できません。詳しくは、AEM Mobile のプロジェクトのコンテンツをプレビューするを参照してください。

「Preflight を有効にする」を選択した場合は、配布版証明書ではなく、開発版証明書を使用してアプリに署名してください。

HTTPS 接続 将来、Apple は、セキュリティで保護してサーバーに接続することをすべてのアプリに要求することを計画しています。このアプリ転送セキュリティ(ATS)の要件に準拠するために、ハイパーリンクやエンタイトルメント呼び出しなどの URL リンク経由で Web コンテンツに接続する AEM Mobile アプリでは、HTTP の代わりに HTTPS を使用する必要があります。HTTPS ドメインを使用するには、「HTTPS 接続のみを許可する」オプションを選択します。このオプションを選択した場合、HTTP のコンテンツはアプリに読み込まれません。これには、HTTP でホストされ、動的バナー、HTML 記事、Web オーバーレイ、アプリ内 Web ブラウザーからアクセスできるコンテンツが含まれます。Apple がこのセキュリティ要件を適用開始した場合、このオプションを選択せずに引き続き HTTP ドメインを使用するには、アプリの送信プロセス中に HTTP を使用する正当性を Apple に説明する必要が生じる可能性があります。

HTTPS 接続のみを許可する」を選択する場合は、アプリの開発版を作成して入念にテストします。ハイパーリンク、動的バナー、ログイン機能が正常に動作することを確認します。また、解析データが正しくレポートされるように、Adobe Mobile Services Dashboard に移動し、HTTPS を使用するようにアプリを設定します。(AEM Mobile アプリの解析:Mobile Marketing アプリの設定を参照してください。)

 

アセット設定

アプリアイコン 180x180 ピクセルの PNG ファイルを指定します。AEM Mobile のアプリアイコンと起動イメージの作成を参照してください。

スプラッシュスクリーン 1536x2048、2048x1536、640x960、640x1136、1242x2208、2208x1242 ピクセルのスプラッシュスクリーン用 PNG 画像を指定します。Finder から複数のファイルをドラッグ&ドロップできます。

プラグイン設定

ファイルアクセスや位置情報などの Cordova プラグインについて詳しくは、AEM Mobile での Cordova プラグインの使用を参照してください。

WKWebView – Mobile Safari でレンダリングされるのと同じように HTML ファイルをレンダリングするためには、WKWebView プラグインを有効にします。このオプションは、iOS 9 デバイスで HTML 記事と Web オーバーレイに対して UIWebView の代わりに WKWebView(WebKit)を使用します。iOS 8 デバイスで実行しているアプリは、UIWebView を使用してコンテンツをレンダリングします。

WKWebView は Javascript の実行を最適化しますが、UIWebView とは異なる動作を示す場合があります。例えば、埋め込みのビデオファイルやオーディオファイルは WKWebView では読み込めません。さらに、WKWebView はローカルファイルに対して「same-origin-policy」を実行するため、ローカルファイルは iFrames では正常に読み込まれません。HTML 記事から参照されているフォントは、WKWebView では機能しません。

注意:

HTML コンテンツをテストしてアプリでこのオプションを有効にするかどうかを決めるには、(新しいバージョンが承認されたときに)AEM Preflight アプリの設定メニューから WKWebView を選択して、HTML コンテンツをプレビューします。

アプリを再構築して再送信する場合

 

一般に、アプリの再構築が必要になるのは次の場合です。

  • アプリアイコンの変更など、アプリの設定を編集する場合。
  • 最新リリースの Viewer の新機能やバグ修正を利用する場合。
  • 新規にアップロードされたフォントやアプリのカスタム設定に対する変更を使用する場合。AEM Mobile アプリのカスタマイズを参照してください。
  • Mobile Marketing アプリの設定でおこなわれた変更を組み込む場合。

ほぼすべてのプロジェクト設定の変更時には、アプリを更新する必要はありません。例えば、ストア設定の指定、エンタイトルメントの設定、購読や製品 ID の追加、ソーシャルシェアの有効化は、アプリを更新せずにおこなうことができます。このルールの例外は、カードのフォントをアップロードする場合です。フォントはアプリに組み込まれているため、新しいフォントを使用するには、アプリを再構築する必要があります。

アプリを再構築するには、次の手順を実行します。

  1. オンデマンドポータルの「アプリケーション」セクションでアプリを選択し、編集(鉛筆)アイコンをクリックします。
  2. 必要な変更を加え、「送信」をクリックします。
  3. アプリをダウンロードし、署名します。

上記の手順を実行すると、アプリが最新の Viewer コードで再構築されます。

 

 

非公開 Enterprise アプリケーションの配布

iOS アプリは、社内配布用に限って作成できます。Enterprise 署名版 Viewer アプリケーションは、社内だけで配布します(通常、モバイルデバイスマネージャー(MDM)経由で)。Apple Store からはダウンロードしません。

エンタープライズ署名版 Viewer アプリケーションを作成するには、Apple の iOS Developer Enterprise Program のサブスクリプションが必要です。Apple の Enterprise サブスクリプションを購入すると、開発アプリケーション用デバイス 100 台の制限がなくなります。

  1. Enterprise ID を使用して Apple iOS Dev Center にログインし、Enterprise .p12 証明書およびプロビジョニングプロファイルを作成します。エンタープライズ証明書の作成について詳しくは、Apple のドキュメントを参照してください。
  2. アプリを作成し、ダウンロードして、エンタープライズ証明書とプロビジョニングプロファイルを使って署名します。
  3. MDM または他のメソッドを使用して、組織内にアプリを配布します。

Enterprise アプリのプッシュ通知

エンタープライズ証明書では、特定のアプリ用のバンドル ID が関連付けられません。このため、同じエンタープライズ証明書を使用して、組織内の複数のアプリに署名し、配布することができます。プッシュ通知の場合、アプリのバンドル ID と一致するプッシュ通知を作成することで、特定のアプリを対象とすることができます。

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