必要条件

前提知識

  • AEM Mobile について理解していること
  • オンデマンドポータルでのコンテンツの作成および公開に関する知識があること
  • Apache Cordova(http://cordova.apache.org
    に関する知識があること

必要な製品

  • AEM Mobile

Cordova の拡張機能

Experience Manager Mobile Runtime では、ユーザーは Apache Cordova の拡張機能と開発者ツール(ベータ版)テストとして使用し、豊富なアプリ操作を生み出すことができます。

Cordova の拡張機能は、InDesign ベースの記事の HTML 記事と Web オーバーレイで使用可能であり、以下の機能へのアクセスを提供します。

  • コア Cordova プラグイン – カメラ、連絡先、位置情報、ファイル共有などのコア Cordova プラグインを利用できます。
  • カスタム Cordova プラグイン – Cordova/PhoneGap コミュニティで提供されるプラグインを利用したり、独自のプラグインを作成したりできます(例:バーコードスキャン、モバイルデータベース)。
  • AEM Mobile 固有の Cordova 対応プラグイン – ローカルアプリケーションおよびコンテンツメタデータ用のプラグインです。

 

コア Cordova プラグイン

Cordova プラグインのコアセットを使用すると、JavaScript を使用して AEM Mobile コンテンツビュー内のネイティブデバイス機能にアクセスできます。プラグインは、アプリの作成中にアプリごとに有効または無効にできます。

次のコア Cordova プラグインが使用できます。

  • カメラ – 写真の撮影とシステムの画像ライブラリからの画像選択に使用します。
  • 連絡先 – デバイスの連絡先データベースにアクセスできるようにします。Windows アプリケーションでは、プラグインがサポートされている API は「pickContact」のみです。
  • デバイス情報 – デバイスのハードウェアおよびソフトウェアについて説明します。
  • デバイスのモーション(加速度計)– x、y および z 軸の 3 次元における、現在のデバイスの方向に関連する動きの変更を検出するモーションセンサーを使用できるようにします。
  • デバイスの方向(コンパス)– デバイス(通常はデバイスの上端)が指す方向を検出するセンサー。
  • ファイルアクセス – デバイスに存在するファイルへの読み取り/書き込みを可能にします。
  • ファイル転送 – ファイルのアップロードとダウンロードを可能にします。
  • 位置情報 – 緯度と経度などのデバイスの場所に関する GPS 情報を提供します。
  • グローバル化 – ユーザーのロケール、言語およびタイム ゾーンに特定の操作を使用します。
  • メディア(cordova-plugin-media)– デバイスでオーディオの記録と再生機能を使用できるようにします。
  • メディアキャプチャ – デバイスのオーディオ、画像およびビデオキャプチャの各機能を使用できるようにします。
  • ネットワーク情報 – デバイスのセルラー接続と Wi-Fi 接続に関する情報とデバイスがインターネット接続されているかどうかに関する情報。
  • 通知ダイアログ – アラートとビープ音などの一部のネイティブダイアログボックス UI 要素を使用できるようにします。
  • バイブレーション(iOS、Android のみ) – デバイスを振動させる手段。
  • WKWebView(iOS のみ) – Mobile Safari でレンダリングされるのと同じように HTML ファイルをレンダリングするためには、WKWebView プラグインを有効にします。このオプションは、iOS 9 デバイスで HTML 記事と Web オーバーレイに対して UIWebView の代わりに WKWebView(WebKit)を使用します。iOS 8 デバイスで実行しているアプリは、UIWebView を使用してコンテンツをレンダリングします(AEM Mobile の iOS アプリを作成するを参照してください)。

詳しくは、Cordova コアプラグイン(英語)を参照してください。

サンプルについては、Github からのサンプルのダウンロードのページを参照してください。

カスタム Cordova プラグイン

AEM Mobile アプリにカスタム Cordova プラグインを追加する機能により、Cordova/PhoneGap コミュニティで提供される多数のプラグインを活用したコンテンツの作成や、独自のカスタムプラグインの作成が可能になりました。例えば、アプリでモバイルバーコードスキャンを有効にしたり、ジオフェンスにアクセスしたり、モバイルデータベースを活用したりできます。

カスタム Cordova プラグインを使用するアプリの作成ワークフローは、標準のアプリ作成方法とは異なります。アップデートされた AEM Mobile Developer Tool を使用して、利用する Cordova プラグインを指定します。iOS アプリの場合は、ダウンロードした .ipa を Developer Tool を使用して変更します。Android アプリの場合は、Developer Tool を使用して .apk ファイルを作成します。このファイルを、Android アプリの作成または編集時に表示される新しい「カスタムアプリケーションシェル」タブでアップロードします。

https://cordova.apache.org/plugins/ を参照してください。

 

注意:

Cordova プラグインは、現時点では記事レベルに制限されています。AEM Mobile アプリでプラグインを使用するには、記事が開かれている必要があります。iOS デバイスでは、記事が最上位レベルのコレクション内の最初のアイテムである場合、アプリを起動するとその記事が読み込まれ、メモリ内に保持されます。ユーザーが他のコンテンツを閲覧した後も、引き続きその記事は実行可能で、同じ Cordova プラグインの呼び出しを行うことができます。ただし、その最上位レベルの記事のプラグインは他の記事の参照には使用できません。

 

AEM Mobile 固有の Cordova プラグイン

AEM Mobile 固有の Cordova 対応プラグインは、記事のコンテンツビュー内から AEM Mobile Runtime アプリケーションとそのコンテンツに関連する特定のデータへのアクセスを提供する JavaScript API のセットです。AEM Mobile Cordova プラグインを利用するためには、選択した記事のプロパティで「拡張機能を有効にする」オプションを選択して、コンテンツの拡張機能を有効にする必要があります。これらのプラグインは、AEM Mobile アプリ内で自動的に有効になります。

AEM Mobile 固有の Cordova プラグインには、次の API が含まれます。

  • エンティティのメタデータアクセス(コンテンツタイトル、エンタイトルメント)
  • デバイス情報(プラットフォーム、バージョン、識別子)
  • プッシュ通知情報(プッシュトークン)
  • サムネイル(背景画像とソーシャルシェア画像)

詳細なドキュメントについては、AEM Mobile 固有の Cordova 対応プラグインの使用を参照してください。

Cordova プラグインのサンプル

Cordova プラグインのサンプルは次の場所にあります。

https://github.com/Adobe-Marketing-Cloud/aemmobile-example-cordova-api/archive/master.zip

アプリにおける拡張機能の有効化

  1. Cordova API を参照するコンテンツビューまたは Web オーバーレイのソース HTML コンテンツを作成します。

    HTML コードがコア Cordova プラグインまたは AEM Mobile 固有の Cordova 対応プラグインを参照する場合は、以下の行を追加します。

    <script type="text/javascript" src="cordova.js"></script>

    cordova.js ファイルは自動的にアプリにインクルードされます。実行時にはアプリを読み込むだけで済みます。

    Cordova プラグインおよび AEM Mobile 固有の Cordova 対応プラグインは、Cordova が完全に読み込まれて、安全に使用できる状態であることが必要です。そうでないと、Cordova がまだ読み込まれていないために、特定の Cordova API を呼び出すスクリプトが失敗する場合があります。

    Cordova の準備ができると、コードをいつ開始するかを決定するために使用する deviceready イベントがトリガーされます。

    HTML ファイルに次のコードを含めます。

    document.addEventListener("deviceready", function() {
        // Cordova is now ready,
        // start initializing the rest of the code
    }, false);

    詳しくは、Cordova のイベント(英語)を参照してください。

  2. これらのプラグインを使用するコンテンツごとに、コンテンツプロパティで「拡張機能を有効にする」を選択します(オンデマンドポータルの「コンテンツとレイアウト」セクションでコンテンツプロパティを編集します)。

    On-Demand Services API を使用して記事での拡張機能を有効にすることもできます。記事のエンティティメタデータを作成または更新するときは、パラメーター isTrustedContent を true(ブール型)に設定します。この値は、デフォルトでは false に設定されています。

    デフォルトでは、すべての記事で「拡張機能を有効にする」がオフになっています。デフォルト値はプロジェクト設定で変更できます。

  3. (カスタムではなく)コア Cordova プラグインを使用するアプリの場合は、Cordova プラグインを有効にするアプリを作成します(カスタム Cordova プラグインの場合は、次のセクションの手順に従います)。

    アプリの作成時に、「プラグイン」タブを使用して、コンテンツで使用する API を有効にします。

    AEM Mobile 固有の Cordova 対応プラグインの場合、プラグインの有効化は必要ありません。

    iOS アプリ用のプラグイン

    注意:

    最良の結果を得るためには、使用する予定の Cordova プラグインのみを選択することをお勧めします。

  4. アプリをテストします。

カスタム Cordova プラグインを使用するアプリの作成ワークフロー

アプリでカスタム Cordova プラグインを使用する場合は、AEM Mobile Developer Tool を使用して、利用する Cordova プラグインを指定する必要があります。次に、開発者ツールを使用して、.ipa ファイルの修正(iOS)または Android アプリの作成時にアップロードできる .apk アプリケーションシェルの作成(Android)を行います。

以下の手順は、アプリでカスタム Cordova プラグインを使用する場合にのみ必要となります。開発者ツールを使用して、アプリで使用するすべてのプラグイン(カスタム、コアおよび AEM Mobile 固有)を指定します。開発者ツールを使用してアプリを修正または作成する場合、アプリの作成時に「プラグイン」タブで指定した設定は無視されます。すべての Cordova プラグイン情報は、開発者ツールを使用して指定します。

カスタム Cordova プラグインについて説明するビデオ(英語のみ)

カスタム Cordova プラグインについて説明するビデオ(英語のみ)

カスタム Cordova プラグインを使用する iOS アプリのワークフロー

  1. Cordova プラグインを使用するコンテンツを作成します。前述の「アプリにおける拡張機能の有効化」の手順に従って、Cordova プラグインを使用する各記事で拡張機能を有効にします。

  2. オンデマンドポータルで、iOS アプリを作成し、.ipa ファイルをダウンロードします(AEM Mobile の iOS アプリを作成するを参照してください)。

  3. AEM Mobile Developer Tool を使用して、プロジェクトの設定とコンテンツのテストを行い、アプリで使用されている Cordova プラグインを指定します。次に、ダウンロードした .ipaファイルを開発者ツールを使用して変更し、指定した Cordova 情報がファイルに含まれるようにします。

    詳しくは、AEM Mobile Developer Tool の使用に関する後述のセクションを参照してください。

  4. 修正した .ipaファイルに署名します。

カスタム Cordova プラグインを使用する Android アプリのワークフロー

  1. Cordova プラグインを使用するコンテンツを作成します。前述の「アプリにおける拡張機能の有効化」の手順に従って、Cordova プラグインを使用する各記事で拡張機能を有効にします。

  2. AEM Mobile Developer Tool を使用して、プロジェクトの設定とコンテンツのテストを行い、アプリで使用する Cordova プラグインを指定します。次に、開発者ツールを使用して、指定した Cordova 情報を含むアプリケーションシェル(.apk ファイル)を作成します。

    詳しくは、AEM Mobile Developer Tool の使用に関する後述のセクションを参照してください。

  3. オンデマンドポータルで、Android アプリを作成します。「カスタムアプリケーションシェル」タブで、開発者ツールを使用して作成した .apk ファイルを指定します。

  4. オンデマンドポータルで .apk ファイルをダウンロードし、署名します。

AEM Mobile Developer Tool の使用

AEM Mobile Developer Tool は、開発者のワークフローをスムーズにするためのコマンドラインユーティリティです。このツールは、開発者のローカルデスクトップにインストールされていて、次の機能を提供します。

  • プロジェクトの作成 – ローカル開発に対応する AEM Mobile プロジェクトのフォルダー構造を作成します。このプロジェクト構造はテストにのみ使用します。
  • コンテンツの作成 – 利用可能な Cordova API および Runtime API を使用できる AEM Mobile コンテンツテンプレートを作成します。
  • Cordova プラグインの追加とアプリの作成 – アプリでカスタム Cordova プラグインを使用する場合は、開発者ツールを使用してプラグインを指定し、指定したプラグインを含むアプリケーションシェルの作成(Android)または .ipa ファイルの修正(iOS)を行います。
  • シミュレーターで実行 – (1)シミュレーターを起動(2)シミュレータービルドをインストール(3)AEM Mobile Runtime シミュレータービルドを開始してローカル環境からローカルコンテンツを表示ターゲットシミュレーターが起動している場合は手順 1 は無視され、シミュレータービルドがインストールされている場合は手順 2 は無視されます。
  • ヘルプ – コマンドラインのコマンドに関するヘルプを表示します。

AEM Mobile コマンドの構造

AEM Mobile Developer Tool は、2 つの主なワークフローで必要となります。

  • Cordova プラグインを使用するコンテンツの開発とテスト
  • カスタム Cordova プラグインを含むアプリの作成

 

使用許諾契約

注意:

下記のソフトウェアをインストールすると、Adobe.com の利用条件を読んで同意したものとみなされます。

依存関係のインストール

OS に基づいて、必要な依存関係をインストールしてください。

  • Mac OS X:
    • Node JS(Current を推奨、v6.2.2 以降が必要)
    • iOS 開発の場合は Xcode(v7.0 以上)
    • Android 開発の場合は Java(OS X バージョンによる)
  • Windows:

 

AEM Mobile コマンドラインツールのインストール(Mac OS)

Windows で開発する場合は、コマンドプロンプトの代わりに PowerShell ですべてのコマンドを実行してください。

  1. ターミナルを起動します。

  2. 以下を実行し、Node.js を使って AEM Mobile コマンドラインツールをインストールします。

    npm install -g aemm

    ユーザーの権限が拒否されたというメッセージが表示される場合は、「sudo」を追加してこのスクリプトを実行してみてください。

    sudo npm install -g aemm

    完了するとシンボリックリンクが作成され、ターミナルのどのディレクトリでも AEM Mobile コマンドラインツール(aemm)を実行できます。

開発者ツールのアップデート

AEM Mobile Developer Tool のアップデートバージョンが利用可能になったときは、npm install -g aemm(または sudo npm install -g aemm)を再度実行します。

Android 用の環境の設定

Android ビルドをエミュレートするには、必要な Android SDK をインストールして、Android エミュレーターを実行するための環境を設定する必要があります。

  1. ターミナルから次のコマンドを実行して、必要な SDK と設定をインストールします。

    aemm platform install android
  2. Android SDK の使用許諾契約が表示される場合があります。契約に同意する場合は y を、同意しない場合は n を入力してください。同意しない場合は、必要な SDK をインストールして Android エミュレーターを実行することはできません。

iOS 用の環境の設定(sudo aemm platform install ios)は、カスタム Cordova プラグインを使用するアプリを作成する場合にのみ必要です。

シミュレータービルドのインストール

AEM Mobile コマンドラインツールには、プロジェクトを作成するときにインストールして実行する AEM Mobile Runtime シミュレータービルドが必要です。このプロセスは、シミュレーターを使用した HTML コンテンツのテストに必要です。カスタム Cordova プラグインを使用するアプリの作成には必要ありません。

AEM Mobile Runtime シミュレータービルドをインストールするには、次のいずれかの操作を行います。

  1. ターミナルから、次のコマンドを実行してシミュレータービルドの最新バージョンをインストールします。

    aemm app install <platform>

    使用可能な <プラットフォーム> の値は iosandroid です。

または、シミュレータービルドのバージョンを指定できます。これにより、使用可能なシミュレータービルドの一覧から古いバージョンをインストールすることができます。

  1. ターミナルから、使用可能なシミュレーターのバージョンの一覧を取得します。

    aemm app install --list
  2. インストールプロセスでシミュレーターのバージョンを指定します。

    aemm app install <platform> <simulator-version>

    例えば、iOS にバージョン 2016.4 をインストールするには:

    aemm app install ios 2016.4

    注意:

    シミュレーターを実行しようとしたときにエラーメッセージが表示された場合は、Xcode を起動し、必要であれば使用許諾契約に署名します。ターミナルで sudo xcodebuild –license accept と入力することもできます。

     

プロジェクトの作成

AEM Mobile コマンドラインツールには、プロジェクトを作成してテストするために必要なディレクトリ構造があります。このプロジェクトはテストにのみ使用します。コンテンツをテストした後に、オンデマンドポータルでプロジェクトにコンテンツを追加できます。

このプロジェクト構造を設定するには、次の手順を実行します。

  1. ターミナルで、新規プロジェクトを管理するディレクトリに移動します。
  2. ディレクトリ構造を作成します(「<project name>」をプロジェクト名で置き換える)。
aemm project create <project-name>

これにより、指定した <プロジェクト名> と、その中に「SampleArticle」と呼ばれるサンプルコンテンツディレクトリを持つディレクトリが作成されます。

シミュレーターの実行

プロジェクトディレクトリが作成されたら、アプリの作成を開始できます。このプロセスは、シミュレーターを使用した HTML コンテンツのテストに必要です。カスタム Cordova プラグインを使用するアプリの作成には必要ありません。

シミュレーターを起動し(まだ起動していない場合)、AEM Mobile Runtime シミュレータービルドをインストールして(まだインストールしていない場合)シミュレーターを実行するには、次の手順を実行します。

  1. ターミナルから、次のコマンドを使用して、作成したプロジェクトディレクトリに移動します。

    cd <drag and drop the project-name directory>
  2. (オプション)エミュレーター/シミュレーターが起動するデフォルトの方向を設定します。オプションは、横置きまたは縦置きモードです。

    aemm config --set screenOrientation <<orientation>>

    例えば、方向を横置きモードに指定するには:

    aemm config --set screenOrientation landscape

    次を使用した場合も(使用できる場合)、既存のデフォルトの方向モードが置き換わります。現在のデフォルトの方向モードを取得するには:

    aemm config --get screenOrientation

    現在のデフォルトの方向モードを削除するには:

    aemm config --unset screenOrientation
  3. シミュレータービルドを起動し、インストールして、実行します。

    aemm run <platform>

    使用可能な <プラットフォーム> の値は iosandroid です。

  4. 実行コマンドはターミナルでリッスンを続けます。これを終了するには、同じターミナルウィンドウで次のキーの組み合わせを入力してください。Ctrl + C

シミュレーターアプリが起動すると、以前作成した「SampleArticle」が表示されます。「SampleArticle」ディレクトリ内のファイルに変更を行うと、シミュレーターアプリが更新され、更新されたコンテンツが自動的に表示されます。

シミュレータを実行する際は、Command + Shift + H キーを押してホーム画面に戻ります。

デバイス名を指定すると、使用するシミュレーターデバイスを指定できます。これは、異なるシミュレーターデバイスでテストを行う場合に便利です。

  1. 現在システムにインストールされている、使用可能なシミュレーターの一覧を取得します。

    aemm run <platform> --list
  2. <uuid><デバイス名> の一覧からデバイスを指定します。

    aemm run <platform> --target "<device-name>"

    例えば、iPhone 6s(iOS 9.2 )でシミュレーターを実行するには:

    aemm run ios --target "iPhone-6s, 9.2"

コンテンツの作成

プロジェクトはデフォルトの HTML コンテンツテンプレートを作成しますが、次の手順を実行すると一覧にコンテンツを追加することができます。

  1. ターミナルから、作成したプロジェクトディレクトリに移動します。

     cd <drag and drop the project-name directory>
  2. 追加の HTML コンテンツを作成します。

    aemm article create <article-name>

    これにより、プロジェクトディレクトリ内に、指定された <記事名> を持つ別の HTML コンテンツディレクトリが作成されます。

    HTML コンテンツのフォルダー構造は、index.html と、その index.html で計画された必要なすべてのリソース(CSS/JS/画像など)を持つディレクトリです。よって、上記のスクリプトを実行する代わりに <プロジェクト名のディレクトリ>/www/<カスタムフォルダー> 内にフォルダーを作成し、その中に index.html を含めることもできます。これは、HTML コンテンツが既に厳選されており、Cordova 拡張機能をテストする場合に便利です。HTML コンテンツを <プロジェクト名のディレクトリ>¥www¥ フォルダーにドラッグ&ドロップすると、シミュレーターによって認識されます。

プロジェクトへの Cordova プラグインの追加(カスタム Cordova プラグインの場合)

以下のコマンドは、アプリでカスタム Cordova プラグインを使用する場合にのみ必要となります。アプリでカスタム Cordova プラグインを使用する場合は、AEM Mobile Developer Tool を使用して、アプリで利用する Cordova プラグイン(カスタム、コアおよび AEM Mobile 固有)を指定します。

  1. Node JS v6.2.2 以降がインストールされていることを確認します。

    LTE バージョンが既にインストールされている場合は、最新バージョンをダウンロードしてインストールすることをお勧めします。

  2. ターミナルから、作成したプロジェクトディレクトリに移動します。

    cd <drag and drop the project-name directory>
  3. アプリに含める Cordova プラグイン(コアとカスタムの両方)を追加します。

    aemm plugin add [plugin_0] [plugin_1] [...]

    AEM Mobile アプリで使用する標準 Cordova プラグインを有効にするには:

    aemm plugin add aemm-plugin-application aemm-plugin-user aemm-plugin-context aemm-plugin-device aemm-plugin-inappbrowser aemm-plugin-fullscreen-video aemm-plugin-navto aemm-plugin-html-contract

    デフォルト値を UIWebView から WKWebView に変更するには(これは「プラグイン」タブで「WKWebView」を選択するのと同じです):

    aemm plugin add https://github.com/adobe-marketing-cloud-mobile/cordova-plugin-wkwebview-engine.git#2.0.0

    現時点ではバージョン 2.0.0 を使用していますが、アップデートされる可能性があります。使用する最新バージョンは https://github.com/adobe-marketing-cloud-mobile/cordova-plugin-wkwebview-engine/releases で確認できます。

    AEM Mobile アプリで使用するすべてのコア Cordova プラグインを有効にするには(使用しないプラグインは削除します):

    aemm plugin add cordova-plugin-camera cordova-plugin-compat cordova-plugin-contacts cordova-plugin-device cordova-plugin-device-motion cordova-plugin-device-orientation cordova-plugin-dialogs cordova-plugin-file cordova-plugin-file-transfer cordova-plugin-geolocation cordova-plugin-globalization cordova-plugin-media cordova-plugin-media-capture cordova-plugin-network-information cordova-plugin-vibration

    プロジェクトに追加したプラグインのリストを表示するには、次のコマンドを使用します:

    aemm plugin list

    以前に追加したプラグインを削除するには、次のコマンドを使用します:

    aemm plugin remove [plugin]

    追加情報を表示するには、ヘルプコマンドを使用します:

    aemm plugin help

カスタムアプリの作成(カスタム Cordova プラグインの場合)

以下のコマンドは、アプリでカスタム Cordova プラグインを使用する場合にのみ必要となります。 

iOSアプリの場合は、オンデマンドポータルの「アプリケーション」セクションからダウンロードした .ipa ファイルを変更します。

Android アプリの場合は、アプリの作成時にオンデマンドポータルでアップロードする .apk アプリケーションシェルファイルを作成します。

アプリの作成時に「プラグイン」セクションで追加した設定は無視され、AEM Mobile Developer Tool を使用して指定した設定に置き換えられます。

注意:

「aemm」コマンドは「cordova」コマンドに基づいて構築されており、多くのコマンドを cordova-lib に委任します。cordova コマンドを実行してみるよう推奨するエラーが表示される場合があります。ほとんどの場合は、まず cordovaaemm に置き換えてみてから、推奨されたアクションを実行してください。

  1. (iOS)Xcode で署名なしのフレームワークを作成できるように iOS 環境を設定します。

    sudo aemm platform install ios
    aemm platform add ios
  2. 作成したプロジェクトディレクトリに移動し、前のセクションの説明に従って、アプリに含める Cordova プラグインを追加します。

  3. Cordova 構造の作成(iOS)またはアプリケーションシェルの作成(Android)を行います。

    aemm build [platform]

    iOS の例:

    aemm build ios --device --release

    --device を追加すると、シミュレーターの代わりに iOS デバイス用のアプリが作成されます。

    --release を追加すると、デフォルトのデバッグバージョンの代わりにリリースバージョンが作成されます。

    Android の例:

    aemm build android --release

    注意:

    アプリを作成できない場合は、NodeJS をアンインストールしてから、最新バージョンの NodeJS をインストールすることをお勧めします(詳しくは、NodeJS のサイトを参照してください)。さらに、sudo npm uninstall -g aemm を実行してから sudo npm install -g aemm を実行します。

    コード署名エラーメッセージの解決

    XCode を更新した場合、次のエラーメッセージが表示されることがあります:「Error: CODE_SIGNING_REQUIRED must be set to NO in order to build for device. You can resolve this by running 'aemm platform install ios'.」

    この問題が発生した場合は、回避策としてターミナルで次のコマンドを実行します。

     

    sudo /usr/libexec/PlistBuddy -c "Set DefaultProperties:CODE_SIGNING_REQUIRED NO" "$(xcode-select -p)/Platforms/iPhoneOS.platform/Developer/SDKs/iPhoneOS.sdk/SDKSettings.plist"

    Xcode が更新されるたびに、この回避策が必要となります。

  4. (iOS).ipa ファイルをパッケージ化します。

    aemm package ios --device <drag and drop .ipa file>

    例:

    aemm package ios --device /Users/jdoe/Downloads/coffee_2062.ipa
  5. 次のいずれかの操作を行います。

    • (iOS)修正した .ipaファイルに署名します。
    • (Android)作成した .apk アプリケーションシェルを、オンデマンドポータルでアップロードします。.apk ファイルの作成、ダウンロードおよび署名を行います。

    このワークフローについて詳しくは、この記事のカスタム Cordova プラグインを使用するアプリの作成に関するセクションを参照してください。

シミュレーターでのカスタム Cordova プラグインのテスト

次のコマンドを実行します。

aemm build ios
aemm package ios
aemm run ios

シミュレーターにコマンドを適用するには、--device パラメーターを省略します。aemm package ios の実行は、カスタムプラグインをシミュレータービルドにパッケージ化するために必要です。元のシミュレータービルドを復元するには、aemm app install ios コマンドを再実行します。

リモートデバッグ

最新ブラウザーのように、シミュレーターから HTML コンテンツをリモートで検査できます。この機能により、DOM 要素を表示して操作したり、コンソールから生成されたエラーを確認したり、JavaScript/jQuery コマンドを直接入力したりできます。詳しくは、以下を参照してください。

コンテンツのパッケージング

プロジェクトディレクトリ内の HTML コンテンツは、AEM Mobile オンデマンドサービスポータル用のコンテンツファイルを作成するために必要な構造にもなっています。プロジェクトディレクトリ内のすべての HTML コンテンツを選択して、それらを AEM Mobile Packager にドラッグ&ドロップできます。

詳しくは、AEM Mobile 用の HTML 記事の作成を参照してください。

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