プロジェクトを作成するとき、ターゲットとしているプラットフォーム(iOS、Android、Windows、デスクトップ Web Viewer)の設定を指定します。指定するプロジェクト設定の多くはアプリの動作に影響します。

プロジェクトを作成するには、マスター管理者ロールが割り当てられた Adobe ID を使用してオンデマンドポータルにログインする必要があります。プロジェクトの編集をおこなうには、マスター管理者ロールまたは「プロジェクトとユーザーを管理」権限を持つユーザーロールを使用する必要があります。

プロジェクト設定のビデオ

プロジェクト設定のビデオ
最初のプロジェクトを設定し、プロジェクト設定を管理する方法について説明します。(3 分)
Adobe

プロジェクトの作成

  1. マスター管理者アカウントまたはプロジェクト管理者権限を持つユーザーアカウントを使用して、オンデマンドポータル(https://aemmobile.adobe.com)にログインします。

  2. プロジェクト設定」をクリックしてから、「作成」をクリックします。

  3. プロジェクト設定を指定してから、「送信」をクリックします。

    必須フィールドが指定されるまで「送信」ボタンは選択できません。プロジェクト作成時には、次のオプションに注意することをお勧めします。

    プロジェクトのタイトル(必須)アプリケーションまたはパブリケーションの名前を指定します。

    リンクの参照(必須)アプリに外部リンクできるよう、逆 DNS 形式(com.company.application など)を使用します。

    レポートスイート(必須)解析レポートの名前を指定します。一度指定すると、この値を編集できません。詳しくは、後述のオプションの説明を参照してください。

    アプリのナビゲーション 一度プロジェクトを作成すると、現時点ではこの設定を編集できません。詳しくは、後述のオプションの説明を参照してください。

    他のプロジェクト設定については、後述のオプションの説明を参照してください。

  4. プロジェクトで作業するユーザーを割り当てます。各ユーザーにロールまたは権限のセットを指定します。詳しくは、AEM Mobile のアカウント管理を参照してください。

一般設定

プロジェクトのタイトル ポータル内での参照用にプロジェクトのタイトルを指定します。プロジェクトのタイトルはユーザー向けではありません。

リンクの参照 逆 DNS 形式(com.company.application など)を使用してリンクの参照を指定します。 例えば、com.adobe.learn というリンクの参照を作成する場合、iOS デバイスでアプリを開くハイパーリンク(com.adobe.learn://)を作成できます。

ソーシャルシェアを有効にする このオプションを選択すると、各記事の上部ナビゲーションバーにソーシャルシェアメニューが表示され、ユーザーは記事を他のユーザーと共有することができます。 このオプションが選択されていない場合、アプリにこのメニューは表示されません。AEM Mobile アプリでのソーシャルシェアを参照してください。

中国での配布を有効化 このオプションは、企業が中国国内へのコンテンツの配布を許可する中国に関する追加条項に署名している場合にのみ表示されます。詳しくは、コンテンツの中国での配布の有効化を参照してください。

ブランド画像 アプリメニューと共有された記事のランディングページに表示される .jpg または .png 画像を指定します。最適な結果を得るには、幅または高さが 800 ピクセルの透明な .png 画像をアップロードすることをお勧めします。

 

 

アプリメニューのブランド画像
アプリメニューのブランド画像

ストア設定

「ストア設定」タブを使用して、iTunes App Store、Google Play Store および Windows ストアのプラットフォーム固有の情報を指定します。

iTunes Connect の Shared Secret iOS アプリに iTunes 購読が含まれる場合、プロジェクト設定で Shared Secret 情報を指定する必要があります。iTunes Connect から Shared Secret 情報をコピーできます。会社のアカウントのすべての iOS アプリで同じ Shared Secret 情報を使用します。詳しくは、AEM Mobile の iOS パブリッシングガイドを参照してください。

iTunes アプリの URL この URL は、ソーシャルシェアのワークフローで使用され、シェアの相手は、アプリをインストールしていない場合、ダウンロードできるようになります。シェアの相手がリンクをタップしてアプリをダウンロードまたは開くことができるように、この URL を指定することは重要です。

iTunes アプリの URL は、Apple がまだアプリを承認していなくても取得できます。iTunes Connect でアプリをクリックして「View in App Store」リンクを使用するか、アプリを右クリックしてリンクのアドレスをコピーする機能を選択します。

Google Play の Shared Secret Android アプリにアプリ内課金が含まれる場合、プロジェクト設定で Shared Secret 情報を指定する必要があります。Shared Secret は「ライセンスキー」とも呼ばれます。Google Play Developer Console から Shared Secret 情報をコピーできます。詳しくは、AEM Mobile の Android パブリッシングガイドを参照してください。

Google Play アプリの URL Google Play アプリの URL を指定し、Android デバイスでのソーシャルシェア体験を向上させます(ソーシャルシェアがサポートされるようになったとき)。

Windows メインパッケージ ID 名 Windows ストアに送信するアプリの Windows メインパッケージ ID 名を指定します。詳しくは、AEM Mobile の Windows パブリッシングガイドを参照してください。

Windows ストアアプリの URL Windows ストアアプリの URL を指定し、Windows デバイスでのソーシャルシェア体験を向上させます(ソーシャルシェアがサポートされるようになったとき)。

コンテンツ設定

コレクションのデフォルト設定 コレクションを公開すると、指定した製品 ID が「製品と購読」パネルに追加されます。コレクションのデフォルト設定を使用して、コレクションに関連付けられた製品のデフォルト設定を「無料」、「権利付与済み」または「制限付き」のいずれかに指定します。無料コレクションは、記事の設定に関わらずすべてのユーザーが利用できます。権利付与済みコレクションは、アプリで表示されますが、有料または保護された記事にはペイウォールが含まれ、ユーザーに対してログインまたは購入を促します。AEM Mobile アプリでのペイウォールと記事のプレビューを参照してください。制限付きコレクションは、ユーザーがアクセスのためログインするまで表示されません。詳しくは、AEM Mobile アプリでの制限付きコレクションを参照してください。

ポータルの「製品と購読」セクションを使用して、製品タイプの設定をいつでも編集できます。

記事のプレビューを有効にする このオプションを選択すると、ユーザーが「権利付与済み」コレクション内の記事をプレビューできます。それぞれの記事のプロパティを編集して、記事を「無料」、「保護」、「有料」のいずれかに指定します。ユーザーがログインまたはコレクションの購入をしないと、権利付与済みコレクション内の保護された記事にペイウォールのメッセージが表示されます。ただし、「有料」に設定されている記事は、権利付与されていないユーザーでも、指定されたしきい値に達するまで表示することができます。無料記事は、「記事のプレビューを有効にする」が選択されていなくても表示できます。

コレクションが無料の場合は、そのコレクションに「有料」または「保護」に設定されている記事が含まれていても、コレクション内のすべての記事が同様に無料になります。

詳しくは、AEM Mobile アプリでのペイウォールと記事のプレビューを参照してください。

この例では、ユーザーは権利付与済みコレクションで 1 日につき 4 つまでの有料記事をプレビューできます。

記事のしきい値を設定すると、ユーザーは権利付与済みコレクション内の記事をプレビューする際、「有料」とマークされた記事を指定された期間内に指定された数までダウンロードして表示できます。記事のしきい値で指定した上限回数に達すると、ユーザーが有料記事を表示するときにペイウォールメッセージが表示されます。しきい値の期間が経過すると、指定した開始時刻に、ユーザーは再び有料記事を表示できるようになります。しきい値は、コレクション内だけでなく、アプリ内の有料記事に適用されます。

ユーザーが特定の時間 1 つの記事を表示し続けることなく複数の記事をスワイプした場合は、それらの記事はしきい値に対してカウントされません。しきい値に対しては、ユーザーが一定時間(「滞留時間」と呼ばれる)記事を表示し続けた場合にのみカウントされます。滞留時間は、タブレットでは 25 秒、スマートフォンでは 15 秒です。

ペイウォールページ
有料コレクション内の保護された記事はペイウォールのメッセージで見にくくなります。

拡張機能を有効にする このオプションを選択すると、デフォルトではすべての新しい記事に対して、記事のプロパティで「拡張機能を有効にする」オプションが選択されます。記事のプロパティのデフォルト値はオーバーライドできます。このプロジェクト設定は、既存の記事には適用されません。

アプリでアプリ内検索を有効にすれば、コンテンツの検索を強化できます。検索インデックスを有効にすると、記事の作成時に記事のメタデータのインデックスが作成されます。

検索インデックスを一度有効にすると、プロジェクト設定でこのオプションを無効にすることはできません。記事のメタデータのインデックスは継続して作成されます。ただし、実稼働版アプリまたはプリフライトアプリ内で検索オプションを無効にすることはできます。

実稼働版アプリまたはカスタムのプリフライトアプリでアプリ内検索を利用可能にするかどうかを指定できます。アプリで検索を有効にすると、アプリメニューに「検索」オプションが表示されます。

 

アプリで検索を有効にするには、アプリを再構築する必要があります。再構築するには、アプリを選択して編集アイコンをクリックし、「送信」をクリックします。

実稼働版アプリでアプリ内検索を有効にすると、ユーザーは、特定の作成者の記事の検索や、ある会社名のすべての記事の検索など、公開済みの記事のメタデータに基づいて検索を実行できます。メタデータフィールドに検索文字列が含まれている場合は、検索結果の一覧に記事が表示されます。

検索のデフォルトの言語を指定します。個々の記事を編集して、デフォルトの言語設定をオーバーライドできます。記事の言語設定がデバイスの言語設定と一致したときにのみ、記事が検索結果に表示されます。例えば、デバイス言語がフランス語の場合、インデックスがスペイン語として作成された記事は検索結果に表示されません。

検索には、記事のタイトル、作成者、抜粋、分野などのテキストフィールドがある公開プロパティがすべて含まれます。記事の名前や内部キーワードなどの内部プロパティおよび(記事アクセスの)「有料」や(記事の重要度の)「高」などの選択項目は対象外です。

ユーザーがログイン中で制限付きのコンテンツにアクセスできる場合を除き、制限付きのコンテンツは検索結果に表示されません。ただし、「権利付与済み」または「無料」に設定されているコレクションの記事は、検索結果に表示されます。無料の記事は常に検索結果に表示されます。制限付きに設定されているコレクションでは、ユーザーにそれらのコレクションへの権利が付与されていない限り、保護または有料(無料以外)の記事は検索結果に一切表示されません。

この例では、「Simon」という検索に対し、Simon という名前の作成者の 4 つの記事が検索結果に表示されています。

検索では、次の点に注意してください。

  • 現時点では、検索機能ではスマートフォン専用またはタブレット専用のコンテンツは区別されません。スマートフォン用の記事から要求があった場合でも、検索結果にタブレット用のコンテンツが含まれる可能性があります。
  • 現時点では、検索結果でのカードの表示は、ポータルの「レイアウトテンプレート」セクションのデフォルトのレイアウトによって決まります。
  • アプリ内検索では、HTML 記事のコンテンツの検索はサポートされていません。

 

アクセス

このタブを使用して、アプリ内のエンタイトルメントとカスタム認証を設定します。詳しくは、AEM Mobile アプリでのエンタイトルメントの設定およびAEM Mobile アプリでのカスタム認証を参照してください。

解析

レポートスイート アプリの固有のレポートスイート名を指定します。com.company.application のような逆 DNS 形式を使用することをお勧めします。詳しくは、AEM Mobile の解析を参照してください。

アプリのナビゲーション

1 つの最上位コレクションをスマートフォンとタブレットの両方で使用することも、タブレット用とスマートフォン用のデフォルトのコレクションをそれぞれ作成することもできます。

次のいずれかをおこなう場合は、タブレット用とスマートフォン用のデフォルトのコレクションをそれぞれ作成してください。

  • スマートフォンおよびタブレットで別の一式のコレクションまたは記事を使用する。
  • スマートフォン用(1136x640 の記事など)およびタブレット用(1024x768 の記事など)に異なる固定レイアウトの記事を使用する。各記事内の記事ファイルの複数レンディションのアップロードはまだサポートされていないので、スマートフォン用とタブレット用の記事をそれぞれ作成して別々のコレクションに追加する必要があります。

1 つのレイアウトテンプレート内に複数のレイアウトを作成できます。レイアウトレンディションを使用すれば、タブレットとスマートフォンに異なるレイアウトを適用する場合に、2 つの最上位コレクションを作成する必要がなくなります。詳しくは、カードとレイアウトの作成:レイアウトレンディションを参照してください。

現時点では、このプロジェクト設定を編集して最上位コレクションの数(1 つまたは 2 つ)を切り替えることはできません。

1 つの最上位レベルのコレクション 2 つの最上位レベルのコレクション
  • タブレット用とスマートフォン用の単一のコレクション。
  • コンテンツはデバイス間で同一である必要がある。
  • タブレットとスマートフォンで異なるコンテンツを提供可能。
  • 最初に作業が必要になるものの、柔軟性が高まり、スマートフォンとタブレットで異なるコンテンツを提供可能。
  • ソーシャルシェア機能を制限する。
コレクション

注意:

プロジェクトで 2 つの最上位ナビコレクションを使用すると、ソーシャルシェアのワークフローが制限されます。特にモバイルデバイスのユーザーは、プロジェクトに含まれる最上位ナビコレクションが 1 つの場合にのみ、リンクをタップしてアプリで記事を開くことができます。

プロジェクトを非表示にする

使用されていないプロジェクトを非表示にすることで、オンデマンドポータルでの混乱を回避できます。マスター管理者または「プロジェクトとユーザーを管理」の権限を持つユーザーは、プロジェクトを非表示にすることができます。プロジェクト管理者がプロジェクトを非表示に設定すると、そのプロジェクトへのアクセス権を持つユーザーのポータル UI では、そのプロジェクトはデフォルトでは表示されません。

ユーザーは、非表示に設定されているプロジェクトの表示/非表示をボタンで切り替えることができます。プロジェクトが表示された時、非表示のプロジェクトは選択できません。

非表示のプロジェクトでも、公開やエンタイトルメントなどのすべての機能を使用できます。

プロジェクト設定の編集

プロジェクトを選択して「プロジェクトを編集」をクリックすると、プロジェクト設定をいつでも編集できます。プロジェクトを設定するには、「プロジェクトとユーザーを管理」の権限が必要です。

レポートスイート名や最上位ナビコレクションオプションなどの特定のプロジェクト設定は編集できません。

プロジェクト設定を編集した後は、作成したアプリを更新する必要はありません。例えば、記事のプレビューやダイレクトエンタイトルメントを有効にした場合、変更内容はほぼすぐに既存のアプリに反映されます。

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