Spry Widget は、Dreamweaver CC 以降では jQuery Widget に置き換えられています。既存の Spry Widget を変更できますが、新しい Spry Widget を追加することはできません。
Spry テキストエリア検証 Widget は、ユーザーが文をいくつか入力したときに有効か無効かを表示するテキストエリアです。必須フィールドであるテキストエリアにユーザーが何もテキストを入力していない場合は、値が必須であることを示すメッセージが返されます。
次にテキストエリア検証 Widget の例を示します。この例では有効状態を示しています。
A. 入力可能な残り文字数カウンター B. フォーカスがあるときのテキストエリア Widget、最大文字数状態 C. フォーカスがあるときのテキストエリア Widget、有効状態 D. テキストエリア Widget、必須状態 E. 入力文字数カウンター
テキストエリア検証 Widget には、有効、無効、必須などのいくつかの状態が含まれます。これらの状態のプロパティは、使用する検証結果に応じて、プロパティインスペクターで変更できます。検証が実行されるタイミングは、例えばユーザーが Widget の外側をクリックしたとき、入力したとき、フォームを送信しようとしたときなど様々に設定できます。
イニシャル状態
ページがブラウザーに読み込まれたとき、またはユーザーがフォームをリセットしたときの Widget の状態。
フォーカス状態
ユーザーが挿入ポイントを置いたときの Widget の状態。
有効状態
ユーザーが情報を正しく入力し、フォームを送信できる状態になったときの Widget の状態。
必須状態
ユーザーがテキストを入力していないときの Widget の状態。
最小文字数状態
ユーザーが入力した文字数がテキストエリアの最小文字数に満たなかったときの Widget の状態。
最大文字数状態
ユーザーが入力した文字数がテキストエリアの最大文字数を超えていたときの Widget の状態。
ユーザーとのインタラクションの中で、テキストエリア検証 Widget によってこれらのいずれかの状態が入力されると、実行時に Spry フレームワークロジックにより、この Widget の HTML コンテナに特定の CSS クラスが適用されます。例えば、ユーザーがフォームを送信しようとしたときにテキストエリアにテキストが入力されていない場合は、「値を指定する必要があります。」というエラーメッセージを表示するクラスが Widget に適用されます。エラーメッセージのスタイルと表示状態を制御するルールは、この Widget に対応する SpryValidationTextArea.css という CSS ファイルに存在します。
テキストエリア検証 Widget の初期設定 HTML は、通常はフォームの内部に配置され、テキストエリアの <textarea> タグを囲むコンテナ <span> タグで構成されます。テキストエリア検証 Widget の HTML には、ドキュメントの head 内とこの Widget の HTML マークアップの後の script タグも含まれます。
テキストエリア検証 Widget の動作およびコードについて詳しくは、www.adobe.com/go/learn_dw_sprytextarea_jp を参照してください。
挿入パネルの「Spry」カテゴリを使用してテキストエリア検証 Widget を挿入することもできます。
検証がどの時点で実行されるかを指定できます。指定できるのは、ユーザーが Widget の外側をクリックしたとき、ユーザーが入力すると同時、またはユーザーがフォームの送信を試みたときのいずれかです。
onBlur
ユーザーがテキストフィールドの外側をクリックしたときに常に検証します。
onChange
ユーザーがテキストフィールド内でテキストを変更したときに検証します。
onSubmit
ユーザーがフォームの送信を試みたときに検証します。送信オプションは初期設定で選択され、選択解除することはできません。
ユーザーが何文字入力したかを知ることができる文字カウンター、またはそのテキストエリアの入力文字数が残り何文字かを知ることができる文字カウンターを追加できます。初期設定では、文字カウンターを追加すると、Widget の右下隅にカウンターが表示されます。
「残りの文字数」オプションは、最大文字数を設定してある場合にのみ選択可能になります。
初期設定では、Dreamweaver で挿入したテキストエリア検証 Widget を Web ページ上にパブリッシュすると、ユーザー入力が必須になります。ただし、テキストエリアの検証をオプションにすることもできます。
入力する情報の種類をユーザーに知らせるため、テキストエリアに「ここに説明を入力します」などのヒントを追加できます。ユーザーがブラウザーでページを読み込むと、テキストエリアにこのヒントが表示されます。
ユーザーが、テキストエリア検証 Widget の最大文字数を超える文字を入力するのを防止できます。例えば、最大文字数が 20 文字に設定された Widget にこのオプションを選択すると、ユーザーはこのテキストエリアに 20 字を超えて入力できなくなります。
プロパティインスペクターでは、テキストエリア検証 Widget の簡単な編集は可能ですが、カスタマイズされたスタイル設定タスクはサポートされません。テキストエリア検証 Widget の CSS を変更すると、自由にスタイル設定した Widget を作成できます。高度なスタイル設定タスクについて詳しくは、www.adobe.com/go/learn_dw_sprytextarea_custom_jp を参照してください。
次のトピックに登場する CSS ルールは、すべて SpryValidationTextArea.css ファイルに格納された初期設定ルールです。Spry テキストエリア検証 Widget を作成すると、Dreamweaver によってサイトの SpryAssets フォルダーに SpryValidationTextArea.css ファイルが保存されます。このファイルには、その Widget に適用される様々なスタイルに関するコメント付き情報も格納されています。このため、このファイルを参照すると役に立ちます。
テキストエリア検証 Widget に関するルールは、対応する CSS ファイルで直接編集することもできますが、CSS スタイルパネルを使用して Widget の CSS を編集することもできます。CSS スタイルパネルでは、Widget の様々な部分に割り当てられた CSS クラスを見つけやすくなっています。特に「現在」モードがこの点に優れています。
テキストエリア検証 Widget のエラーメッセージは、初期設定では、1 ピクセルのボーダーで囲まれた赤いテキストで表示されます。
変更するテキスト |
関連する CSS ルール |
変更する関連プロパティ |
|---|---|---|
エラーメッセージのテキスト |
.textareaRequiredState .textareaRequiredMsg、.textareaMinCharsState .textareaMinCharsMsg、.textareaMaxCharsState .textareaMaxCharsMsg | color: #CC3333; border: 1px solid #CC3333; |
変更する背景色 |
関連する CSS ルール |
変更する関連プロパティ |
|---|---|---|
有効状態の Widget の背景色 |
.textareaValidState textarea、textarea.textareaValidState | background-color: #B8F5B1; |
無効状態の Widget の背景色 |
textarea.textareaRequiredState、.textareaRequiredState textarea、textarea.textareaMinCharsState、.textareaMinCharsState textarea、textarea.textareaMaxCharsState、.textareaMaxCharsState textarea | background-color: #FF9F9F; |
フォーカスがある Widget の背景色 |
.textareaFocusState textarea、textarea.textareaFocusState | background-color: #FFFFCC; |
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