Adobe FrameMaker 12.0.4 ReadMe

この文書では最新の FrameMaker アップデート 12.0.4 の機能強化と解決された問題について説明します。

注意:

以下に示されている問題のほとんどは、FrameMaker と FrameMaker XMLAuthor の両方に関係します。 FrameMaker のみに関連する問題については、「Fm のみ」と明記しています。

機能強化

  1. 次のダイアログはサイズ変更が可能になりました。

    • DITA クライアントダイアログ
    • 目次ダイアログ(Fm のみ)
    • リストおよび索引ダイアログ(Fm のみ)
  2. FrameMaker ウィンドウの下部に整列されているポッドの幅を縮小してもグレー表示されなくなりました。

  3. 表示/カラー/定義ダイアログに次の更新が適用されました。

    • 赤、緑、青のテキストボックスに入力した値に合わせてスライダーが移動します。
    • カラービューアは入力したカラーの 16 進コードの値で更新されます。
    • パーセント値の入力だけでなく、RGB の整数値も入力できます。

    (Fm のみ)

  4. 次のダイアログのドロップダウンリストは編集できます。これにより、タグおよびフォント名フィールドに文字を入力する際に、リストをフィルターできます。

    • 文字書式ウィンドウ
    • 段落書式ウィンドウ
    • 表書式ウィンドウ
  5. フォーカスされているポッドは、選択されていることを示すためハイライトされます。

  6. コンディショナルタグポッドのチェックボックスの AS-IS(現状)状態が読み取り専用になりました。ユーザーはこの状態を変更できません。

  7. コンディショナルタグの追加 / 編集(Fm のみ)、ユーザー定義変数、システム変数ダイアログに、次の変更が加えられました。

    • 追加 / 編集ボタンが作成 / 更新ボタンに置き換えられました。
    • 移動ボタンが削除されました。代わりに、ドキュメント内の
      アイテムに移動するには、アイテムをダブルクリックする必要があります。
  8. FrameMaker ヘルプビューアのオフラインヘルプで使用される CHM が更新され、現在のアップデートで使用できるようになりました。

  9. FrameMaker 文書の参照ページにある画像を公開出力で使用するかどうかを選択できるようになりました。(Fm のみ)

  10. 最適化タブで Responsive HTML5 出力に画像の SVG 出力を保持するかどうかを選択できる新しいオプションが追加されました。(Fm のみ)

解決された問題 

  1. 対応するマスターページのヘッダーに .ai ファイルが配置されていると、ボディページのコンテンツが CMYK PDF に表示されません。
    (参照番号 3834132
  2. グレーの領域をクリックしてリソースマネージャービューウィンドウを最小化してから最大化すると、ウィンドウ全体が選択されます。
    (参照番号 3914791
  3. モーダルダイアログを閉じたときにダイアログが表示画面の外側にあった場合、ダイアログを再度開いたときにダイアログが自動的に整列されません。
    (参照番号 3858669
  4. グラフィックラインからテキストをドラッグ&ドロップしようとすると、FrameMaker がクラッシュします。
    (参照番号 3855568
  5. XML ブックを開いたりブックを更新したりすると、FrameMaker がハングアップします。
    (参照番号 3853128
  6. FrameMaker 11 でコメントタグを削除してから文書を保存すると、FrameMaker がクラッシュします。
    (参照番号 3849224 - Fm のみ)
  7. DITA トピックのルートエレメントに conref を適用すると、FrameMaker がクラッシュします。
    (参照番号 3831536
  8. ワークスペースを切り替えると、表示 / 非表示ダイアログのドッキングとスクロールバーで問題が発生します。
    (参照番号 3920120
  9. カラー定義ダイアログのスライダーがはっきりと表示されず、無効になっているように見えます。
    (参照番号 3920117 - Fm のみ)
  10. カタログを再表示すると、段落書式ウィンドウと文字書式ウィンドウで現在アクティブになっているタグがハイライトされなくなります。
    (参照番号 3920114 - Fm のみ)
  11. 文書内の画像の下部および右の余白を定義すると、公開出力で余白が正しく表示されません。
    (参照番号 3910121 - Fm のみ)
  12. Responsive HTML5 出力で大きな目次を表示し、目次の下位部分のトピックをクリックすると、目次が上方向にスクロールされます。目次で選択したトピックが下に移動するので、この問題は混乱を招くおそれがあります。
    (参照番号 3910639 - Fm のみ)
  13. Responsive HTML5 プリントボタンを使用する Internet Explorer のプリント出力で、出力内容の全体がプリントされず、上部のわずかな部分しかプリントされません。
    (参照番号 3910640 - Fm のみ)
  14. ヘルプビューアで、Responsive HTML 5 出力の文脈依存 URL のリンクが動作しません。
    (参照番号 3910648 - Fm のみ)
  15. 画像を 360 度回転すると画像が再保存され、公開出力時の画像品質が低下します。
    (参照番号 3910654 - Fm のみ)
  16. Responsive HTML 5 出力の目次で、展開 / 折りたたむアイコンをクリックしてもトピックの階層を折りたたむことができません。リンクまたは展開 / 折りたたむアイコンをクリックしても、トピックが展開されたままになります。
    (参照番号 3910661 - Fm のみ)
  17. 公開設定ダイアログの他の設定タブのトピック名パターンフィールドでトピック名が定義されている場合、トピック名の代わりにトピックのタイトルが検索結果に表示されます。
    (参照番号 3910641 - Fm のみ)
  18. Response HTML5 出力のページのテキスト内容が画面の表示範囲を超えると、Apple iOS8.1 デバイスではページをスクロールできません。
    (参照番号 3910642 - Fm のみ)
  19. 標準およびブラックのテーマのレイアウトで、検索結果ページのプリントボタンをクリックすると、検索結果ページの代わりに前回開いたトピックがプリントされます。
    (参照番号 3919334 - Fm のみ)
  20. Webhelp プロジェクトを Mac で表示しているとき、索引の最後に到達した時点で Mac が応答しなくなります。また、応答しないスクリプトに関する警告がブラウザーに表示されます。
    (参照番号 3919343 - Fm のみ)
  21. Mozilla Firefox バージョン 35 で WebHelp 公開出力の目次、索引、用語集、または検索が表示されません。
    (参照番号 3923069 - Fm のみ)

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