問題点

文書を開いたり、テキストやグラフィックを読み込んだり、PageMaker 6.5 ~ 7.x ファイルまたは QuarkXPress 3.3x ~ 4.1 ファイルを変換すると、以下のエラーが表示されます。

「文書 [ファイル名] は、システムで現在利用していないフォントを 1 つ以上使用しています。テキストは、元のフォントが利用可能になるまで、代用フォントを使用します。」

詳細

  • アプリケーションは、警告メッセージとともに、環境にないフォントのリストを表示します。
  • 環境にないフォントは、フォントメニューの最上部にある「無効」セクションに表示されます。
  • 環境にないフォントを使用しているテキストは、ピンク色で強調表示されます。

解決策

以下の解決策を 1 つ以上実行します。

解決策 1:環境にないフォントをインストールまたはアクティブ化する。

環境にないフォントをインストールします(詳細については、「InDesign または InCopy のヘルプ」で「フォントのインストール」を参照)。フォントが既にインストールされていて、フォント管理ユーティリティを使用する場合は、フォントがアクティブ化されていることを確認します。フォント管理ユーティリティを使用する場合は、ユーティリティに付属のマニュアルを参照して手順を確認します。

解決策 2:フォントスタイルをインストールする、またはインストールされているフォントスタイルのみを使用する。

InDesign および InCopy は、インストールされているフォントスタイルのみをサポートします。Critter など、一部のフォントには、太字やイタリックのスタイルは組み込まれていません。その場合は、InDesign または InCopy でプレーンフォントを選択します。フォントスタイル(Tekton Bold、Optima Oblique など)がインストールされていることを確認するか、フォントスタイルを InDesign または InCopy で使用できるフォントスタイルに変更します。

解決策 3:環境にないフォントを再インストールする。

フォントが別のアプリケーションで表示されることを検証し、フォントが正しくインストールされていることを確認します。フォントが別のアプリケーションでも表示されない場合は、フォントを再インストールします。フォントのインストール後、フォントを使用可能にするにはコンピューターの再起動が必要になる場合があります。

注意: Mac OS X では、フォントのインストールと管理が Mac OS の以前のバージョンとは異なります。詳細については、フォントの問題のトラブルシューティング(Mac OS X)を参照するか、アップルの Web サイト http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=106417 にある Apple サポート記事「Mac OS X:フォントの保存場所とその目的」を参照してください。

解決策 4:環境にないフォントを置換する。

フォント検索コマンドを使用して、環境にないフォントのインスタンスごとに、インストール済みフォントに置換します。

フォント検索コマンドは、読み込まれたグラフィックに含まれているフォントは置換しません。配置した EPS または PDF ファイルに環境にないフォントがある場合は、環境にないフォントをインストールします。または、EPS や PDF ファイルを再作成してフォントを埋め込みます。

注意:インストールしたフォントが環境にないフォントと大きさが異なる場合、フォントの置換によって文書の外観が変わることがあります。

環境にないフォントを置換するには:

  1. 文書を開きます。
  2. 書式/フォント検索を選択します。
  3. フォント検索ダイアログボックスで、「文書内のフォント」リストから環境にないフォントを選択します。
  4. 次で置換メニューから新しいフォントスタイルとフォントファミリを選択します。
  5. 「最初を検索」をクリックし、次に「変更」または「変更/検索」をクリックして、環境にないフォントの個々のインスタンスを強調表示して変更するか、または「すべてを置換」をクリックして、環境にないフォントをすべて置換します。

解決策 5: Type 1 (PostScript)フォントにアウトラインとビットマップファイルがあることを確認する。

環境にないフォントが Type 1 (PostScript)フォントの場合は、以下のシステムレベルフォルダーに、アウトラインファイルとビットマップファイルがあることを確認します。

注意: ATM Deluxe など、フォント管理ユーティリティを使用している場合、フォントはハードドライブ上の他の場所に保存されることがあります。ATM は Vista 上で検証されていないため、Vista オペレーティングシステムでは公式にサポートされません。

Windows XP:

  • アウトラインファイル(.pfm): X:/Windows/Fonts、ここで、「X」はシステムドライブ
  • ビットマップファイル(.pfb、.afm): X:/Windows/Fonts、ここで「X」はシステムドライブ

Windows 2000:

  • アウトラインファイル(.pfm): X:/Winnt/Fonts、ここで「X」はシステムドライブ
  • ビットマップファイル(.pfb、.afm): X:/PSFONTS、ここで「X」はシステムドライブ

Mac OS X:

注意: Adobe Type 1 (PostScript)ビットマップファイルはフォント名を使用します。アウトラインファイルは、短縮バージョン版のフォント名を使用します(「Isabella」フォントには「Isabe」など])。ファイルが Type 1 アウトライン、ビットマップ、スーツケースファイル、TrueType ファイル、または Adobe ファイルからの OpenType フォントかどうかを確認するには、ファイルを選択します。Finder でファイル/情報を見るを選択し、Kind フィールドを確認します。

  • ライブラリ/Fonts
  • System Folder/Fonts
  • User/ライブラリ/Fonts
  • User/ライブラリ/Application Support/Adobe/Fonts
  • Applications/Adobe InCopy [バージョン] /Fonts
  • Applications/Adobe InDesign [バージョン] /Fonts

解決策 6:Adobe フォントリストファイルを再作成する。

Windows:

  1. すべての Adobe アプリケーションを終了します。
  2. スタート/検索/ファイルまたはフォルダーを選択します。
  3. フォントリストファイルを検索します。

    • Windows XP および Windows Vista では、「ファイルの名前、または名前の一部」ボックスに "Adobefnt*.lst" (引用符を含む)と入力し、「検索」をクリックします。
    • Windows 2000 では、"Adobefnt*.lst" (引用符を含む)を名前付きボックスに入力し、「検索開始」をクリックします。
  4. リストされたすべてのファイルを選択し、ファイル/削除を選択します。(別の Adobe アプリケーションのフォントリストファイルを削除する場合、Adobe アプリケーションの次回起動時にフォントリストファイルが再作成されます。)
  5. InCopy または InDesign を再起動します。起動時にフォントリストファイルが再作成されます。

Mac OS X:

  1. すべての Adobe アプリケーションを終了します。
  2. ファイル/検索を選択し、以下のいずれかの操作を行います。
    • Mac OS X v10.4.x の場合は、「コンピューター」ボタンをクリックし、「ファイル名」の横のテキストフィールドに Adobefnt と入力して、Return キーを押しますします。
    • Mac OS X v10.2.x-v10.3.x では、検索メニューから「ローカルディスク」を選択し、「ファイル名」の横のボックスに Adobefnt と入力して、「検索」をクリックします。
  3. ファイルを選択し、ファイル/ゴミ箱に入れるを選択します。
  4. ファイル Adobefnt05.lst および Adobefnt06.lst についても、手順 2 〜 3 を繰り返します。
  5. InCopy または InDesign を再起動します。起動時にフォントリストファイルが再作成されます。

注意: Mac OS 10.5x で、adobefnt.lst ファイルが見つからない場合は、ファイル/検索ダイアログボックスで検索条件にシステムファイルを必ず追加します。

  1. 種類ドロップダウンメニューで「その他」を選択し、検索属性の選択ダイアログが表示されるまで待ちます
  2. 「system」と入力します。
  3. 一覧から「システムファイル」を選択して、「OK」をクリックします。
  4. また、今後、システムファイルを基準に表示する場合は、「メニュー」ボックスにチェックを入れます。

解決策 7:アクティブなフォントの数を減らすか、破損したフォントのトラブルシューティングを行う。

InCopy または InDesign は、フォントが多すぎる場合、または 1 つ以上のフォントが破損している場合、フォントを認識しないことがあります。フォントの数を減らすか、または破損したフォントの有無の確認の詳細については、以下の文書のいずれかを参照してください。

追加情報

InCopy と InDesign は、ファイルを開くとき、またはテキストやグラフィックを読み込むときに、環境にないフォントの有無をチェックします。アプリケーションがフォントを見つけられない場合は、警告を返し、フォントメニューの「無効」セクションにフォントをリストします。InCopy と InDesign の初期設定では、代用フォントが使用されているすべてのテキストがピンク色で強調表示されます。この強調表示を無効にするには、ファイル/環境設定/コンポジション(Windows)または InDesign /環境設定/コンポジション(Mac OS X)を選択し、「置換フォント」の選択を解除します。

InDesign は、システムレベルフォントフォルダーまたは Adobe アプリケーション固有フォントフォルダーのいずれかで Adobe フォントを検索できます。InDesign は、以下にリストする場所にフォントをインストールします。

InDesign および InCopy CS2 がインストールするフォント

InDesign CS2 と InCopy CS2 は、次の Adobe OpenType フォントを以下にインストールします。[Macintosh HD] /ライブラリ/Application Support/Adobe/Fonts/ (Mac Os)または Program Files/Common Files/Adobe/Fonts/ (Windows):

  • Adobe Caslon Pro
  • Adobe Garamond Pro
  • Adobe Jenson Pro
  • Adobe Ming Std
  • Adobe Myungjo Std
  • Adobe Song Std
  • Caflisch Script Pro
  • Kozuka Gothic Pro
  • Kozuka Gothic Std
  • Kozuka Mincho Pro
  • Kozuka Mincho Std
  • Letter Gothic Std
  • Lithos Pro
  • Myriad Pro Condensed
  • Poplar Std
  • Ryo Text Std
  • Trajan Pro
  • Ryo Display Std

InDesign および InCopy CS3 がインストールするフォント

InDesign CS3 と InCopy CS3 は、次の Adobe OpenType フォントを以下にインストールします。[スタートアップドライブ] /ライブラリ/Fonts/ (Mac OS)または [スタートアップドライブ]\Windows\Fonts\ (Windows):

  • Adobe Caslon
  • Adobe Garamond
  • Arno
  • Bell Gothic
  • Bickham Script
  • Birch
  • Blackoak
  • BrushScript
  • Chaparral
  • Charlemagne
  • Cooper Black
  • Eccentric
  • Garamond Premier Pro
  • Giddyup
  • Hobo
  • Kozuka Gothic
  • Kozuka Mincho
  • Letter Gothic
  • Lithos
  • Mesquite
  • Minion
  • Myriad
  • Nueva
  • OCR-A
  • Orator
  • Poplar
  • Prestige Elite
  • Rosewood
  • ステンシル
  • Tekton
  • Trajan

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