InDesign CC 2018 年 3 月および 2017 年 10 月リリース(バージョン 13.x)
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InDesign CC の 2018 年 3 月および 2017 年 10 月リリースでは、よく使用される機能とワークフローの制御能力を向上して、ユーザー体験を改良することに重点が置かれています。これらの新機能の簡単な紹介と詳細を記載したリソースのリンクを参照してください。

InDesign CC の以前のリリースで導入された機能の概要については、機能の概要 | 以前のリリースを参照してください。


段落の囲み罫の結合

2018 年 3 月リリースの新機能

段落の囲み罫機能を使用して、複数の段落を囲む囲み罫を作成できるようになりました。段落の囲み罫プロパティと背景色プロパティが同じである場合、段落の囲み罫を作成する際に「連続する囲み罫と背景色を同じ設定で結合」オプションを選択して、連続する 2 つの段落の囲み罫を結合します。

段落の囲み罫の結合
段落の囲み罫と背景色の結合

詳しくは、段落の書式設定を参照してください。

より豊富な Publish Online ドキュメントの解析

2018 年 3 月リリースの新機能

各 Publish Online ドキュメントの閲覧時間、平均閲覧時間、ユーザー表示のデバイスの分割などの解析結果を追跡できるようになりました。

InDesign で Photoshop と Illustrator のショートカットを使用

2018 年 3 月リリースの新機能

InDesign で Photoshop や Illustrator のショートカットキーを使用できるようになりました。また、システムに Illustrator または Photoshop がインストールされている場合、InDesign を起動して新規ドキュメントを作成するときに、Photoshop または Illustrator のショートカットを使用するか確認するメッセージが表示されます。

Adobe Illustrator または Adobe Photoshop のショートカットを使用するか、または InDesign のデフォルトのショートカットに戻すには、編集/キーボードショートカットに移動します。

ショートカットの統一
InDesign での Photoshop と Illustrator のショートカット

ドキュメントを個別の PDF ページとして書き出す

2018 年 3 月リリースの新機能

InDesign ドキュメントを PDF として書き出す際に、ページまたはスプレッドごとに個別の PDF を作成できるようになりました。Adobe PDF として書き出す際に、個別の PDF ファイルを作成を選択します。

単ページ PDF の書き出し
個別の PDF ファイルを作成

詳しくは、ダイナミック PDF ドキュメントを参照してください。

新しいモバイル用プリセット

2018 年 3 月リリースの新機能

新規ドキュメントダイアログに、モバイル用とタブレット用の新しいプリセットが追加されました。iPhone X、iPhone 8、Google Pixel を始めとするモバイル用プリセットを使用できるようになりました。

新しいモバイル用プリセット
新しいモバイル用プリセット

その他の機能強化(2018 年 3 月リリース)

  • カラーピッカーダイアログボックスを開かなくても、カラーパネルから直接 16 進数値を編集できるようになりました。

    16 進数値の編集
    カラーパネルから 16 進数値を編集する
  • 相互参照を作成する際に、検索バーを使って段落一覧から特定の段落を検索できるようになりました。次の検索方法がサポートされます。

    • 先頭から検索 - 段落の先頭が一致するものを検索します。
    • 任意の場所を検索 - 段落の一部が一致するものを検索します。
  • 新規ドキュメントを作成する際に、新規ドキュメントダイアログで変更を加えながら、ドキュメントをプレビューできるようになりました。新規ドキュメントダイアログボックスの「プレビュー」を選択して、「作成」をクリックする前に現在の設定でドキュメントがどのように表示されるか確認します。

    ドキュメントのプレビュー
    プレビュー
  • IDML ファイルを InDesign で開くと、そのファイル名が保持されます。

2017 年 10 月リリースの新機能

段落の囲み罫

2017 年 10 月リリースの新機能

段落の囲み罫を使用すると、1 つ以上の段落を囲む枠線を作成できます。角のデザインをカスタマイズし、段落に美しい効果を加えることができます。

詳しくは、段落の書式設定を参照してください。

オブジェクトの高さと幅のスタイル

2017 年 10 月リリースの新機能

「オブジェクトスタイル」でドキュメント内の全ページのオブジェクトのサイズと位置を設定および変更します。「オブジェクトスタイル」を使用して、幅と高さを簡単に変更したり、ドキュメント全体で複数のオブジェクトの位置を変更したりできます。

オブジェクトスタイルダイアログボックスで、位置(X 座標と Y 座標)の値と、オブジェクトのサイズ(高さと幅)を選択および設定できるようになりました。

このオプションは、オブジェクトスタイルオプションダイアログの「サイズと位置のオプション」として使用できます。

サイズと位置のオプション

サイズ

サイズでは、次の 3 つのオプションを使用できます。

  • 幅のみ
  • 高さのみ
  • 高さと幅

これらのオプションに行われる選択に基づいて幅と高さを変更することができます。

例えば、「幅のみ」を選択した場合、幅のみを変更できます。高さを変更するオプションは使用できません。

位置

位置でも、次の 3 つのオプションを使用できます。

  • X のみ
  • Y のみ
  • X および Y

これらのオプションに行われる選択に基づいて X と Y を変更することができます。

例えば、「X のみ」を選択した場合、X のみを変更できます。Y を変更するオプションは使用できません。

スポイトツールにより、特定のオブジェクトのサイズや位置を他のオブジェクトに適用することもできます。スポイトツールをダブルクリックし、「変形ツールオプション」(デフォルトでは無効)を選択します。これで、オブジェクトをクリックすると、スポイトツールでオブジェクトのサイズと位置が取得され、任意の他のオブジェクトに適用できるようになります。

スポイトツールオプション
変形ツールオプション

Duden 統合(ドイツ語のみ)

2017 年 10 月リリースの新機能

信頼性の高いドイツ語辞書である Duden が InDesign にネイティブに統合されました。Duden を使用すると、ドイツ語のハイフネーションとスペルチェックの精度が向上します。

詳しくは、Duden 辞書を参照してください。

Creative Cloud ライブラリを使用したテキストアセットの追加と共有

2017 年 10 月リリースの新機能

InDesign ドキュメントから Creative Cloud ライブラリへテキストオブジェクトを追加し、他のユーザーやアプリケーション間で共有できるようになりました。ライブラリ内のテキストアセットでは、元々適用されていた文字スタイル、段落スタイル、その他の属性が保持されます。InDesign または Illustrator のドキュメント間でライブラリ内のテキストアセットを再利用できます。ただし、テキストオブジェクトに効果と外観が適用されている場合は、それらを保持するためにライブラリにグラフィックアセットとして追加する必要があります。

詳しくは、InDesign の Creative Cloud ライブラリを参照してください。

フォント関連の機能

2017 年 10 月リリースの拡張機能

フォントを検索する際、分類(セリフ、サンセリフ、手書き風など)によってフォントをフィルタリングして、検索結果を絞り込むことができます。

また、視覚的類似性に基づいてフォントを検索することもできます。探しているフォントに最も見た目の近いフォントが検索結果の最上位に表示されます。フォントメニューのステータスパネルには、適用されたフィルターに関する情報が表示されます。

詳しくは、フォントの整理とフィルタリングを参照してください。

PDF のアクセシビリティを強化

2017 年 10 月リリースの拡張機能

InDesign CC のこのリリースでは、書き出しの PDF アクセシビリティでいくつかの機能強化が行われています。以下のタグ付けのサポートが、PDF 書き出しで導入されました。

代替テキスト:

以前は、InDesign ネイティブオブジェクトとグラフィックを図としてタグ付けすることはできませんでした。グラフィックに追加されている代替テキストがタグ付き PDF に書き出され、グラフィックに対応する代替テキストがスクリーンリーダーによって読み取られます。

グループレベルタギング

InDesign で、代替テキストがグループに指定されている場合にグループレベルタグがサポートされるようになりました。InDesign でグループ化されたエンティティに代替テキストを追加することができるようになり、このテキストは書き出した PDF 内で図としてタグ付けされます。

脚注のサポート:

タグ付き PDF で、脚注の適切なタグ付けがサポートされるようになりました。

アンカー付きテキストフレームとアンカー付きグループのタグ付け:

以前は使用できなかった、アンカー付きオブジェクトのタグ付けサポートが追加されました。書き出した PDF で、アンカー付きテキストフレームとアンカー付きグループのタグを取得できるようになりました。

マスターページのタグ付け:

マスターページ上のページオブジェクトは書き出した PDF でタグ付けできず、Acrobat のコンテンツパネルで Artifact タグが必要です。マスターページのアイテムをオーバーライドすると、書き出した PDF にページアイテムのタグが表示されます。

索引のタグ付け:

以前は、索引を作成できましたが、索引のタグは PDF に書き出されませんでした。これが可能になり、以前は段落にロールマッピングされていた索引のタグ付けが、索引のみにマッピングされるようになりました。

リストタグの言語:

以前は、書き出した PDF でリストタグの言語はデフォルトでは英語に設定されていました。ユーザーが設定した内容に従って、適切なリストの言語がタグ付き PDF に書き出されるようになりました。

リストのタグ付け:

以前は、ネストされたリストのタグ構造がプライマリリストの LBody に含まれ、正しく読み込まれませんでしたが、ネストされたリストが正しい構造でタグ付けされるようになりました。

キャプションのタグ付け:

InDesign でライブキャプションのタグ付けがサポートされるようになりました。ライブキャプション機能を使用して図にキャプションを付けると、キャプションタグが Figure タグの子として配置されます。

目次

以前は段落のタグ付けにマッピングされていた目次のタグ付け構造がサポートされるようになりました。また、ハイパーリンクを含む目次にはタグが必須となっています。

HTML 書き出し機能の強化

2017 年 10 月リリースの拡張機能

HTML にクラスを含まないように InDesign に命令を出すオプションが HTML 書き出しダイアログに用意されました。これにより、HTML 書き出し中にタグ内に存在するクラス属性と ID 属性が削除されます。HTML に重複する div タグがある場合、HTML をすっきりときれいに保ち、コンテンツの不要なグループ化を避けるために、これらのタグも削除されます。

詳しくは、HTML へのコンテンツの書き出しを参照してください。

MENA バージョンの新規ドキュメントダイアログ

2017 年 10 月リリースの新機能

InDesign の MENA バージョン(中東版および北アフリカ版)でのドキュメント作成を、空白のドキュメントからではなく、(以前は Roman 機能セットでのみ利用可能であった)多種多様なテンプレートの選択から始めることができるようになりました。これには、アラビア語ヘブライ語フランス語(モロッコ)のロケールが含まれます。

この新しいダイアログを使用するには、次のいずれかの操作を行います。

  • ファイル/新規を選択します。
  • 次のキーボードショートカットを使用します。
    • (Mac OS)Command + N
    • (Windows)Ctrl + N

その他の機能強化(2017 年 10 月リリース)

  • 本ビルドの InDesign には、カラーグループにグラデーションスウォッチを追加または移動する機能が備わっています。カラーグループ内でグラデーションスウォッチを作成することや、既存のスウォッチをカラーグループにドラッグすることができます。

  • 目次の生成時に強制改行を削除するオプションが利用できるようになりました。

    強制改行を削除
    強制改行を削除

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