仮想コピーを活用しよう(Photoshop Lightroom CC/6)

この文章は、Adobe Photoshop Lightroom CC/6 で仮想コピーを利用する方法について説明します。

A. 仮想コピーとは 

Adobe Photoshop Lightroom CC/6 では、仮想コピーを作成することができます。仮想コピーとは、写真そのものを複製するのではなく写真のメタデータを複製したもので、いくつでも作成することができます。仮想コピーを作成しそれぞれに異なる現像設定を行うことで、元の写真を残したまま複数の現像バリエーションを比較することができます。

仮想コピーを作成すると、元の写真とともに仮想コピーはスタックされます。元の写真のサムネイル左上には、写真の枚数が表示され、仮想コピーのサムネイル左下にはページめくりアイコンが表示されます。

B. 仮想コピーを作成する方法

  1. Lightroom を起動し、ライブラリモジュールでグリッド表示にします。

  2. 仮想コピーを作成するサムネイルの上で右クリック(Mac OS の場合は Control キーを押しながらクリック)し、表示されたメニューから「仮想コピー」を選択します。

  3. 「作成した仮想コピー1」と表示され、仮想コピーが作成されます。複数作成する場合は、手順 2 を繰り返します。

C. 仮想コピーを削除する方法

  1. 作成した仮想コピーを選択し Delete キーを押すか、右クリック(Mac OS の場合は Control キーを押しながらクリック)して「写真を削除」を選択します。

  2. 確認ダイアログボックスが表示されたら、「除去」ボタンをクリックします。

  3. 作成した仮想コピーが削除されます。