手書きスケッチからデジタルアートワークに変換し、デザインプロジェクトで使用可能なカスタムレタリングを作成する方法を説明します。
5495-lettering_1408x792

Creative Cloudライブラリにサンプルアセットライブラリをコピーする

サンプルを使用する場合は、Lettering Assetsライブラリを開き、Creative Cloudへ保存をクリックして、ご自身のアカウントにライブラリのコピーを作成します。

ご自身のCreative Cloudライブラリに入ったアセットは、Adobe Capture CCでスケッチをキャプチャする、Illustratorでカラーテーマを見つける、既製のテクスチャをPhotoshopで適用するなど、様々な用途で使用できます。

注意:ライブラリを保存するには、Creative Cloudアカウントにログインする必要があります。

スケッチをベクターシェイプに変換する

Capture CCを起動して、「シェイプ」をタップし、「+」アイコンをタップします。キャプチャボタンの右にある写真のサムネイルをタップし、ドロップダウンメニューの「Creative Cloud」をタップします。Creative Cloudアイコンのドロップダウンメニューから、「ライブラリアセット」を選択します。手順1で保存した「Lettering Assets」ライブラリをタップして選択します。

「グラフィック」セクションで「Sketch」を選択し、「開く」をタップします。取り込む量をスライダーで調整し、「キャプチャ」ボタンをタップすると、スケッチがトレースされベクターシェイプに変換されます。ベクターシェイプの名前を変更するには、元の名前をタップして新たに入力します。シェイプを保存をタップして、「Lettering Assets」ライブラリに保存します。

オプション:カメラを使ってキャプチャすると、鉛筆やサインペンで手書きしたレタリングからベクターシェイプを作成できます。トレーシングペーパーを使用して様々なシェイプの文字を書き、できるだけ均質に濃くインクを付けます。このチュートリアルでは、Copperplate Scriptの高品質字形を参考にスケッチを描画しました。

Illustratorでシェイプを仕上げる

Illustratorで新規ドキュメントを作成し、ウィンドウ/CCライブラリを選択して、Creative Cloudライブラリパネルを開きます。Lettering Assetsライブラリを選択し、シェイプをアートボードにドラッグします。

必要に応じて、シェイプのサイズを変更します。

これで、任意の描画ツールを使用してシェイプを調整できます。曲線ツールを使用すると、滑らかな曲線を簡単に描画・編集できます。 

曲線ツールを使用する前に、(線のカラーは適用せず)塗りのカラーを黒に設定します。それから、曲線ツールでパスを選択します。

クリックでポイントを選択し、そのポイントをドラッグして曲線を調整します。

コーナーポイントをダブルクリックすると、滑らかな曲線に変わります。

パス上でクリックしたところにポイントを追加でき、それをドラッグして曲線を形成します。 

ポイントを削除するには、そのポイントをクリックしてDeleteキーを押します。曲線は残るので、引き続き編集を続けることができます。

曲線ツールの使い方について詳細を見る

5495-lettering_step-3b

カラーを追加する

まず、レタリングのコピーを2つ作成します。シェイプを選択し、Alt(Option)キーを押しながらドラッグして複製を作成します。それぞれ、線のカラーは適用せず、塗りのカラーに別の色を設定します。このチュートリアルでは、Lettering Assetsライブラリにあるベージュと赤を使用しました。

2つ目のシェイプを選択して、もう一度複製を作成し、コピーを少しずらして配置します。オブジェクト/重ね順/背面へを選択します。

奥行きを表現する

アートボードの任意の場所をクリックして2つの赤いシェイプの選択を解除し、ズームインします。

ブレンドツールをダブルクリックして、ブレンドオプションを開きます。「間隔」で「ステップ数」を選択し、「100」と入力します。「OK」をクリックします。 

それぞれのシェイプの内側をクリックして、2つのシェイプ間に滑らかなブレンドを作成し、奥行きを表現します。

前に作成したベージュのシェイプをドラッグして、赤のシェイプの上に置きます。
ヒント:重ね順を変更するには、オブジェクト/重ね順/前面へを選択します。

すべてのシェイプを選択して、ライブラリパネルの下部にあるグラフィックを追加アイコンをクリックするか、選択したオブジェクトをLettering Assetsライブラリにドラッグします。これで、どのIllustratorプロジェクトでも、アドビの他のデスクトップおよびモバイルアプリからも、簡単にこのクリエイティブアセットを利用できます。

Photoshopでさらに効果を追加する

この手順では、写真の背景の上にレタリングを置き、さらにスタイリングします。

Photoshopで任意の画像を開きます。
ヒント:このチュートリアルでは、レタリングが際立つように、暗めのモノクロ写真を使いました。

ウィンドウ/CCライブラリを選択してライブラリパネルを開き、プルダウンメニューからLettering Assetsライブラリを選択します。 

Letteringグラフィックをドキュメントの上にドラッグします。必要に応じてサイズを変更し、写真の上に配置します。

次に、不透明のドロップシャドウを追加します。

レイヤーパネルで「レイヤー」を選択し、パネルの下部にあるレイヤースタイルアイコンをクリックします。ドロップシャドウにチェックを入れ、下図のとおり、カラー、描画モード、角度、距離などのオプションを設定し、「OK」をクリックします。

テクスチャを追加する

最後の手順では、コンポジション全体にかすかなテクスチャを追加します。
ヒント:ベクターアートワークのあるコンポジションにテクスチャを追加すると、背景の写真とよくなじみます。元のベクターシェイプにビンテージ感が加わるグラフィックアセットをライブラリに用意しています。

Textureグラフィックアセットをライブラリからドキュメントにドラッグします。ドキュメントウィンドウの左上に配置し、Shiftキーを押しながらハンドルをドラッグしてコンポジション全体を覆うようにサイズ変更します。

レイヤーパネルで、レイヤーの描画モードを「差の絶対値」に変更します。
ヒント:覆い焼き(リニア)、ソフトライト、減算など、他の描画モードの効果も試してみてください。

05/15/2019
このページは役に立ちましたか。