Flash Player に関するセキュリティアップデート公開 | APSB19-06
Windows 版、macOS 版、Linux 版、および Chrome OS 版の Adobe Flash Player を対象としたセキュリティアップデートが公開されました。これらのアップデートは、Adobe Flash Player の重要の脆弱性に対処します。この脆弱性が悪用されると、現在のユーザーのコンテキストで情報漏えいの原因になりかねません。
製品名 | バージョン | プラットフォーム |
Adobe Flash Player デスクトップランタイム | 32.0.0.114 とそれ以前のバージョン | Windows、macOS および Linux |
Google Chrome 用の Adobe Flash Player | 32.0.0.114 とそれ以前のバージョン | Windows、macOS、Linux および Chrome OS |
Microsoft Edge および Internet Explorer 11 用の Adobe Flash Player | 32.0.0.114 とそれ以前のバージョン | Windows 10 および 8.1 |
ご利用中のシステムにインストールされている Adobe Flash Player のバージョンを確認するには、Flash Player についてのページにアクセスするか、Flash Player で実行中のコンテンツを右クリックし、メニューから「Adobe (または Macromedia) Flash Player について」を選択します。複数のブラウザーを利用している場合は、システムにインストールされているブラウザーごとに、この確認作業を行うようにしてください。
アドビは、これらのアップデート版の優先度評価を次のように評価し、対象製品をご利用のお客様に最新バージョンへのアップグレードを推奨します。
製品名 | バージョン | プラットフォーム | 優先度 | 入手方法 |
Adobe Flash Player デスクトップランタイム | 32.0.0.142 | Windows、macOS | 2 | |
Google Chrome 用の Adobe Flash Player | 32.0.0.142 | Windows、macOS、Linux、および Chrome OS | 2 | Google Chrome リリース |
Microsoft Edge および Internet Explorer 11 用の Adobe Flash Player | 32.0.0.144 | Windows 10 および 8.1 | 2 | Microsoft セキュリティアドバイザリ |
Adobe Flash Player デスクトップランタイム | 32.0.0.142 | Linux | 3 | Flash Player ダウンロードセンター |
注意:
- Windows、macOS および Linux 用の Adobe Flash Player Desktop Runtime をご利用のお客様は、製品内のアップデートメカニズムを使用して [1]、または Adobe Flash Player ダウンロードセンターから Adobe Flash Player 32.0.0.142 にアップデートすることをお勧めします。
- Google Chrome と併せてインストールした Adobe Flash Player は、Windows、macOS、Linux および Chrome OS については、Adobe Flash Player 32.0.0.142 を含む最新バージョンの Google Chrome へのアップデートが自動的に行われます。
- Windows 10 および 8.1 用の Microsoft Edge および Internet Explorer 11 と併せてインストールした Adobe Flash Player については、Adobe Flash Player 32.0.0.144 を含む最新バージョンへのアップデートが自動的に行われます。
- Flash Player のインストール方法については、Flash Player ヘルプページを参照してください。
[1] 「アップデートがある場合に自動的にインストールする」オプションが選択されている場合、アップデートは自動的に受信されます。「アップデートがある場合に自動的にインストールする」のオプションが選択されていない場合は、製品内蔵のアップデート機能から指示があった際に、この仕組みを利用してアップデートを適用できます。