Adobe セキュリティ速報

Adobe Premiere Elements に関するセキュリティアップデート公開 | APSB21-78

情報 ID

公開日

優先度

ASPB21-78

2021 年 9 月 14 日      

3

要約

Windows 版および macOS 版の Adobe Premiere Elements に関するアップデートが公開されました。このアップデートは、複数のクリティカルな脆弱性に対処します。 この脆弱性が悪用されると、現在のユーザーのコンテキストで任意のコード実行の原因になりかねません。 

対象のバージョン

製品名

バージョン

プラットフォーム

Adobe Premiere Elements

2021 [ビルド 19.0 (20210127.daily.2235820)以前]

Windows および macOS

解決策

アドビは、これらのアップデートを次の優先度評価に分類しており、対象製品をご利用のお客様には新しいインストーラーをダウンロードし、最新バージョンへアップグレードされることを推奨します。

製品名

バージョン

プラットフォーム

優先度

入手方法

Adobe Premiere Elements  

2021 [ビルド 19.0 (20210809.daily.2242976)]

Windows および macOS      

3

注意:

お使いのシステムの Premiere Elements のバージョンを確認するには、次の手順に従います。

  • ヘルプ
  • Premiere Elements メニューについて
  • スプラッシュ画面には、現在のバージョンとビルド番号が表示されます。

脆弱性に関する詳細

脆弱性のカテゴリー

脆弱性の影響

深刻度

CVSS 基本スコア 

CVE 番号

バッファ終了後のメモリの場所へのアクセス

CWE-788

任意のコード実行

クリティカル

7.8

CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

CVE-2021-39824

バッファ終了後のメモリの場所へのアクセス

CWE-788

任意のコード実行

クリティカル

7.8

CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

CVE-2021-40701

バッファ終了後のメモリの場所へのアクセス

CWE-788

任意のコード実行

クリティカル

7.8

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

CVE-2021-40700

CVE-2021-40703

CVE-2021-40702

謝辞

一連の問題を報告し、ユーザーの保護にご協力いただいた以下の皆様に対し、アドビより厚く御礼を申し上げます。

  • Topsec Alpha Team (yjdfy)の CQY (CVE-2021-40700、CVE-2021-39824、CVE-2021-40702)
  • Topsec Alpha Teamの CFF 氏(cff_123) (CVE-2021-40703、CVE-2021-40701)

更新履歴

2021 年 6 月 28 日:インストーラーのバージョンを確認する手順を記載したメモが含まれています。

2021 年 10 月 4 日:CVE-2021-39824 と CVE-2021-40701 の CVSS 基本スコアおよびとベクターを更新しました。

2021 年 10 月 4 日:CVE-2021-40701 に関する謝辞を更新しました。


 


詳しくは、https://helpx.adobe.com/jp/security.html を参照するか、PSIRT@adobe.com 宛てに電子メールでお問い合わせください。

ヘルプをすばやく簡単に入手

新規ユーザーの場合

Adobe MAX 2025

Adobe MAX Japan
クリエイターの祭典

2025 年 2 月 13 日
東京ビッグサイト