フィールドでのフォントの外観の定義

フィールド入力を文書のフォントサイズやスタイルに合わせて、シームレスでプロフェッショナルな仕上がりにできます。

フォントサイズとスタイルは、フィールドレベルで制御され、個々のフィールドプロパティでカスタマイズできます。これにより、テキスト形式を調整して、文書のコンテンツを統一された外観にすることができます。テキスト形式は、サポートされているフォントファミリーのいずれかを使用して、テキスト表示をサポートするフィールドで使用できます。

テキスト形式をサポートしているフィールド:

  • 受信者名
  • 受信者の電子メール
  • 署名日
  • 文字列
  • 日付
  • 数値
  • ドロップダウンメニュー
  • リンク
  • 添付ファイル
  • 会社名
  • 役職名

テキスト形式をサポートしていないフィールド:

  • 電子サイン
  • イニシャル
  • チェックボックス
  • ラジオボタン
  • 参加スタンプ
  • トランザクション番号
  • 画像
  • 印鑑

フィールドカスタマイズメニューの「テキスト形式」セクションを使用すると、最終文書に受信者入力がどのように表示されるかをオーサリングできます。

一貫性を得るために、入力フォントは、文書のフォントと一致することが理想的な形です。テキストの書式設定オプションには、以下が含まれます。

  1. フォントファミリー – 一般的なビジネスフォントから選択できます。
  2. フォントサイズ - 特定のサイズを選択するか、「自動」に設定します。「自動」にすると、フィールドに合わせて動的に調整されます。
  3. フォントカラー – 使用可能なオプションのパレットからフォントカラーを選択します。
  4. フォントの位置揃え -フィールド内のテキストを左、右または中央に揃えます。

これらの設定により、受信者入力が明確に表示され、文書のデザインに合わせることができます。

4 つの編集可能なプロパティがハイライト表示されているフィールド設定オプションの「テキスト形式」セクション。

3 つのフォントファミリーから 4 つのスタイルで選択

Acrobat Sign は、異なる文書のニーズに合わせて、それぞれ 4 つのスタイルで使用できる 3 つの異なるフォントファミリーを提供しています。

Times Roman(Serif - フォーマルで読みやすい)

Times Roman は、読みやすさ、フォーマルな外観、およびスペース効率で知られている、従来の serif フフォントです。従来の外観を持つプロフェッショナルおよび学術文書に最適です。
使用可能なスタイル:

  • Times Roman
  • Times Bold
  • Times Italic
  • Times Bold-Italic

Helvetica(Sans-serif - モダンで汎用的)

Helvetica は、ビジネス、ブランディング、ユーザーインターフェイスで幅広く使用されている、見やすく読みやすい sans-serif フォントです。中立でプロフェッショナルなデザインが、様々な文書スタイルを補強します。
使用可能なスタイル:

  • Helvetica
  • Helvetica Bold
  • Helvetica Oblique
  • Helvetica Bold-Oblique

Courier(等幅 - 正確で構造化)

Courierは等幅フォントです。つまり、すべての文字が同じ幅です。コード、法的文書、および正確な調整が必要なフォームなど、構造化されたコンテンツに最適です。
使用可能なスタイル:

  • Courier
  • Courier Bold
  • Courier Oblique
  • Courier Bold-Oblique

これらのフォントファミリーは、文書書式設定で柔軟性を提供し、ユーザーは、読みやすさ、専門性、およびデザインの一貫性を得るために最適なスタイルを選択できます。

フォントスタイルオプションがハイライト表示されているフィールド設定オプションの「テキスト形式」セクション。

フィールドのフォントサイズの調整

フォントファミリー選択の下にあるドロップダウンメニューを使用すると、フィールドのフォントサイズを調整できます。  

  • 自動」はデフォルト値です。これを使用すると、フィールドに入力されたコンテンツの量に基づいて、フォントサイズを動的に調整できます。
    • 自動」に設定すると、フォントは最初に、フィールドの境界内に収まる最大のサイズを使用してフィールドに入力されます。 
    • 入力されたコンテンツがフィールドの幅を超えた場合、フォントは使用可能なスペース内のすべての入力が収まるように自動的に縮小されます。フォントの自動スケーリングでは、見やすいレイアウトを維持しながら、読みやすさを確保しようとします。 
    • フィールドで許可されている文字の数が多すぎ、フィールドの幅が小さすぎた場合、フォントを 2pt 減らすことができます。
    • すべてのフィールドが「自動」フォントサイズに設定されていると、処理後の文書の入力フィールドのフォントサイズに大きなばらつきが見られる場合があります。
  • 静的なフォントサイズを選択すると、入力されたコンテンツの量に関係なく、選択したサイズが適用されます。この結果、フィールドコンテンツがフィールドビューからスクロールアウトして右側に消える場合があります。 
    • 静的なフォントサイズでは、すべての入力でフォントサイズが一貫するというメリットがあります(すべてのフィールドに同じフォントサイズが設定されている場合)。
    • 静的なフォントサイズが必要な場合は、フィールドの右側へのオーバーフローを防止するために、フィールドに入力可能な文字数を制限することを検討してください。
注意:

フォーム上のフィールドには、入力値を表示するための、有限のフットプリントがあります。フィールドサイズにより、フィールドコンテンツが表示可能なフィールド境界の外側にオーバーフローする場合がある場所では、フィールドコンテンツがキャプチャされ、データ書き出しを通じてその完全な形式で取得できます。

フォントサイズオプションがハイライト表示されているフィールド設定オプションの「テキスト形式」セクション。

フォントカラーの選択

フォントカラーピッカーは、フォントのカラーを選択およびカスタマイズのための包括的なパレットを提供します。ユーザーは、次の 2 つの選択方法を使用して、カラーを選択できます。

  • 視覚的なカラースペクトル - グラデーションカラーフィールド内でクリックし、色相スライダーを調整することで、カラーを選択します。
  • ヘックスコード入力 – ヘックスカラーコードを使用して、正確なカラー値を入力します。

 

フォントカラーセレクターがハイライト表示されているフィールド設定オプションの「テキスト形式」セクション。

フィールドコンテンツの正しい位置揃え

テキストの位置揃えは、フィールドの境界を基準にしてテキストがフィールド内で揃えられる方法を定義します。

  • 左揃え - テキストは、左マージンに揃えられ、右端はでこぼこになります(ほとんどの文書ではデフォルト)。これは通常、左から右に印刷される言語のテキストに使用されます。
  • 中央揃え - テキストは、両方のマージンの間で等間隔になり、バランスの取れた外観が作成されます。一般的に、テーブルエントリや独立したテキスト(タイトル、見出しなど)に使用されます。
  • 右揃え - テキストは、右マージンに揃えられ、左端はでこぼこになります(番号やデザイン要素によく使用されます)。右に揃える必要がある数値の列に、最も一般的に使用されます。
フォントの位置揃えオプションがハイライト表示されているフィールド設定オプションの「テキスト形式」セクション。

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