Salesforce 向け Adobe Sign:ページレイアウトの操作

Salesforce 向け Adobe Sign がサポートする 3 つのページレイアウトと、それぞれの設定方法の概要を説明します。

概要

Salesforce 向け Adobe Sign には、契約書を作成、編集および表示する 3 つのページスタイルがあります。デフォルトは Lightning レイアウトで、これが推奨レイアウトです。以下では、各レイアウトの違いと、ページレイアウトの変更手順を説明します。

「契約書(基本)」ページスタイル - このページでは、標準的な Salesforce.com ページレイアウトを使用して契約書を表示および編集します。新しい契約書を送信するときは、契約書を作成して保存し、別の画面でファイルを添付するという操作をおこなうので、何回か余分にクリックする必要があります。このページでは、カスタムフィールドやカスタムオプションを追加したり、削除したりして、ページレイアウトを大幅にカスタマイズできます。ただし、最近の更新に含まれる機能の多くにアクセスできません。

  • 基本ページスタイルは、「添付ファイル」オブジェクトのみを使用します。「ファイル」オブジェクトには Lightning スタイルを使用する必要があります。

「契約書(詳細)」ページスタイル - このページでは、Adobe Sign 契約書を 1 つのページで作成できます(1 つのページで、受信者の指定、契約名の指定、オプションの選択、ファイルの添付および送信を実行できます)。柔軟性が高く、受信者の人数やタイプを契約書ごとに指定することもできます。このページスタイルの開発はバージョン 17 で終了しているので、このページを選択したユーザーは、それより新しいバージョンの機能を使用できない場合があります。

  • 詳細ページスタイルは、「添付ファイル」オブジェクトのみを使用します。「ファイル」オブジェクトには Lightning スタイルを使用する必要があります。

「Lightning」ページスタイル(デフォルト) – このページは現在のデフォルトで、今後の開発で最も優先されるレイアウトです。  署名グループの追加、機内契約の変更、ハイブリッド送信ワークフローなど、(バージョン 18 以降の)ほとんどの新機能を使用するには Lightning レイアウトが必要です。現在、このページレイアウトには 2 つの制限があります。

  • Lightning ではフィールドセットがサポートされていません。
  • Lightning からアップロードできるファイルの最大サイズは 700 KB です(契約書(詳細)では最大 1.7 MB)。

フィールドセットが必要な場合や、700 KB を超えるファイルをアップロードする必要がある場合は、契約書(詳細)レイアウトを使用してください。フィールドセットが必要でない場合は、Lightning レイアウトを使用することを強く推奨します。

「基本」ページ

「契約書(詳細)」ページスタイルではなく、「契約書(基本)」ページスタイルを使用するには、以下のセクションで説明するように、ページレイアウトと契約書ボタンをリセットする必要があります。

  • 「契約書(基本)」ページレイアウトの設定
  • ページレイアウトで使用する契約書ボタンの設定

また、以下の操作手順についても説明します。

  • ページレイアウトに署名者フィールドを追加し、有効にする方法 
  • 基本ページを使用して契約書を送信する方法

「詳細」ページ

「契約書(詳細)」ページスタイルに切り替えるには、以下のセクションで説明するように、ページレイアウトと契約書ボタンをリセットする必要があります。

  • 「契約書(基本)」ページレイアウトの設定
  • ページレイアウトで使用する契約書ボタンの設定
  • 契約書ページへのフィールドセットの追加
注意:

「契約書(詳細)」ページは、Salesforce 向け Adobe Sign パッケージのバージョン 10 以降を利用しているユーザーのみ使用できます。

「Lightning」ページ

「Lightning」ページスタイルに切り替えるには、以下のセクションで説明するように、ページレイアウトと契約書ボタンをリセットする必要があります。

  • 「契約書(基本)」ページレイアウトの設定
  • ページレイアウトで使用する契約書ボタンの設定
注意:

「Lightning」ページは、Salesforce 向け Adobe Sign パッケージのバージョン 18 以降を利用しているユーザーのみ使用できます。

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