Adobe Document Cloud サービス搭載の Acrobat は、デスクトップ、web、およびモバイルデバイスで最も重要な文書を作業するための完全な PDF ソリューションです。 Acrobat デスクトップアプリとモバイルアプリをアップデートするか、Acrobat web にログインして、新機能と改善をご体験ください。
Acrobat デスクトップアプリ
2021 年 2 月リリース
新しくなったバウンディングボックス:編集操作用の実線のバウンディングボックスは、選択したときに青になる点線に置き換えられました。 上にある回転ハンドルを使用してコンテンツを回転させることもできます。
新しくなった切り抜きエクスペリエンス:新しい円形の切り抜きハンドルで、高解像度のタッチデバイスでの切り抜き操作が改善され、PDF のコンテンツを簡単に切り抜けるようになりました。 画像を切り抜くと、フォーカスがある画像がハイライト表示され、切り抜かれたコンテンツが背景になります。
Chrome 拡張機能の編集および署名ツール
拡張機能には、変換、圧縮、書き出しの各ツールの他にも、編集および署名ツールも使用できるようになりました。 Google で PDF ツールまたは操作を検索すると、拡張機能でツールがサポートされている場合は、ブラウザーのウィンドウの右上隅に、ツールを使用するように勧めるメッセージがポップアップで表示されます。
この新しいエクスペリエンスは、コンピューターに Acrobat ではなく、Acrobat Reader または Chrome 拡張機能がインストールされている場合にのみ表示されます。 アドビは現在、Acrobat Chrome 拡張機能でこの新しいエクスペリエンスをテスト中です。 そのため、一部のユーザーはこのエクスペリエンスを使用できない場合があります。
Chrome 拡張機能に SharePoint が統合(Windows)
Google Chrome で SharePoint でホストされている PDF を開いて、「Acrobat で開く」ボタンまたは「入力と署名」ボタンをクリックすると、Chrome 拡張機能によってソースの場所が特定され、Acrobat でファイルのチェックアウトプロセスがトリガーされます。
アドビは現在、Windows 版 Acrobat Chrome 拡張機能でこの新しいエクスペリエンスをテスト中です。 そのため、一部の ユーザーはこのオプションを使用できない場合があります。
ファイルメニューから空白ページの PDF を直接作成できるようになりました。 Acrobat で、ファイル/作成/空白ページを表示します。
Acrobat で、文書作成モードで Tab キーを使用してフォームフィールドを移動できるようになりました。 Tab キーを押すと、青いハイライトがフォーカスするフォームフィールドに移動します。 Enter キーを押すと、選択したフォームフィールドのプロパティダイアログボックスが表示されます。
Acrobat ウィンドウのサイズを変更すると、ページ表示、選択、およびズームのツールがツールバーのオプション(...)メニューではなく、HUD ページバーに表示されます。これにより、上部のツールバーに最近使用したツールとクイックツールを表示するスペースができます。
ツールをツールバーに戻すには、ドッキングボタンをクリックします。
アドビは現在、Windows 版 Acrobat および Acrobat Reader でこの新しいエクスペリエンスをテストしています。 そのため、一部のユーザーはこの自動ドッキング解除オプションを使用できない場合があります。
Windows のクラッシュダイアログが機能強化され、効率的なログ収集とクラッシュレポートが可能になりました。 新しいダイアログが表示されるのは、すべてのクラッシュの問題と Acrobat 強制終了した場合です。
Flash Player がサポート対象ではなくなったため、対応する設定編集/3D & マルチメディア/3D およびマルチメディアコンテンツの再生に Flash Player を使用は Acrobat 環境設定から削除されます。
コンピューターに Flash Player がインストールされている場合、Acrobat で Flash コンテンツがある PDF を開くと、次のプロンプトが表示されます。
コンピューターに Flash Player がインストールされていない場合、Flash コンテンツがある PDF を開くと、次のプロンプトが表示されます。
RichMedia Flash コンテンツや従来のマルチメディアコンテンツのような Flash オブジェクトは PDF で再生されないので、次のようなメッセージが表示されます。
アーカイブされた契約書をリンクとして共有したり、目的の受信者にコピーを送信できるようになりました。
Windows 用 Acrobat Reader 64 ビットは、オーストラリア、ニュージーランド、英国で利用可能になりました。 64 ビットアプリケーションの圧倒的な利点により、操作性が高速化し、向上します。
- 複数の大きなファイルを使用して効率的に作業
- 堅牢なパフォーマンス
- レスポンスの向上
また、将来のイノベーションや 64 ビットハードウェアのみを搭載したデバイス向けにも対応します。
Acrobat Reader 64 ビットを所有している場合、Acrobat サブスクリプションを購入すると、Reader 64 ビットアプリケーションは、完全な機能を持つ Acrobat 64 ビットアプリケーションにアップグレードされます。
アドビは、選択された地域でのみ、Acrobat Reader 64 ビットアプリケーションをテストしています。 64 ビットアプリケーションを利用できる地域は、今後徐々に増えていきます。
アクセシビリティの機能強化:スクリーンリーダーがパスワード強度を通知
ツール/PDF を編集/編集を制限を使用して PDF にパスワードを設定すると、スクリーンリーダーでパスワード強度を読み込んで通知できるようになりました。
- この機能は、Windows 10 バージョン 2004 以降のナレーターアプリケーションで使用できます。
- この機能は、JAWS スクリーンリーダーには適用されません。
フローティングメニューからコメントのカラーを変更
コメントツールを開かずに、フローティングメニューから選択したコメントのカラーを選択できるようになりました。 この機能は、ハイライト、打ち消し線、下線、キャレット注釈に対してのみ使用できます。
PDF を書き出しエクスペリエンスの機能強化
PDF を書き出しツールで複数の機能強化が行われ、次の部分が向上しました。
- ハイブリッドおよび境界線がないテーブルの検出
- 回転したテーブルの処理
- Microsoft PowerPoint での背景と重なるオブジェクト(重なり順)の処理
- Microsoft Word でのヘッダーと下付きの検出
Windows 10 での長いパス名のサポート
Windows 10 以降のバージョンでは、Acrobat と Acrobat Reader で 260 文字を超える長いパス名の PDF ファイルの読み取り、書き込み、保存を実行できるようになりました。
Acrobat および Reader での入力されたフォームのプレビューの処理
macOS のプレビューアプリで PDF フォームを入力すると、Acrobat または Acrobat Reader で開いたときに空白が表示されます。 問題は修正されました。
最新の Acrobat アップデートの取得 - ヘルプメニューで「アップデートの有無をチェック」をクリックして、画面の指示に従ってアップデートプロセスを完了します。
Acrobat Reader モバイルアプリ
2021 年 1 月および 2020 年 12 月リリース
iPhone および iPad
テーブルの新しいエクスペリエンスにより、PDF を読むエクスペリエンスが全体的に向上します。
- 個人用コメントのテキスト注釈での CJK(韓国語)文字のレンダリングを修正しました。
- Google Play ストアのユーザーから報告されたクラッシュを修正しました。
- MDM 環境にデプロイされている場合、IT 管理者は、アプリケーションでのソーシャルログインを制限する新しい設定を使用できるようになりました。
- 企業は、保護された WebView を使用してログインできるようになりました。保護された WebView により、アプリケーションはデバイス識別子にアクセスしてリクエストを承認できます。
iPhone と iPad で最新の Acrobat Reader を入手しましょう。
Android
- テーブルの新しいエクスペリエンスにより、PDF を読むエクスペリエンスが全体的に向上します。
- Liquid Mode は、Talk-Back をサポートするようになりました。これにより、支援テクノロジーのユーザーに対応します。
- Google Play ストアのユーザーから報告されたレンダリングおよび起動時の問題を修正しました。
- Android 11 ファイルを開くときの問題を修正しました。
アプリ設定の新しい環境設定を使用すると、クラッシュデータを送信しないか、一度送信するか、常に送信するかを選択できます。
Android デバイスで最新の Acrobat Reader を入手しましょう。
Acrobat web サービス
2021 年 1 月リリース
新しい PDF の分割サービスを使用すると、オンラインで 1 つの PDF を複数のファイルに分割できます。
新しい PDF の保護サービスを使用して、オンラインでパスワードセキュリティを PDF に追加できます。 パスワードが設定された後、ユーザーは、PDF を表示するにはパスワードを入力する必要があります。
クラウドストレージ使用量インジケーターおよび関連する通知を表示し、必要に応じてアクションを実行できるようになりました。 インジケーター、通知、またはその両方が「文書」タブの左下隅に表示されます。
次のように、ストレージ使用量に基づいて適切な通知が表示されます。
ストレージ使用量が 100% に達した後、スペースを必要とするアップロードまたはファイル固有のアクションをさらにおこなうと、警告が表示されます。
https://documentcloud.adobe.com/jp/ja/ で Acrobat web にログインし、新機能と改善をご体験ください。