スイッチ
管理者は、Adobe Connect デスクトップ向けアプリケーションを、コマンドラインオプションを使用して組織の複数のシステムにインストールすることができます。
Adobe Connect セッションに参加するには、Adobe Connect 9 以降の Adobe Connect デスクトップ向けアプリケーションを使用することができます。IT 部門はこれらのクライアントを組織の主催者、プレゼンターおよび参加者に、サイレントインストール方式を使って展開することができます。
アプリケーションについて詳しくは、Adobe Connect デスクトップ向けアプリケーションを参照してください。
デスクトップ向けアプリケーションのインストール (個人の場合)
ダウンロードとアップデートのページから、Adobe Connect アプリケーション(およびその他のアップデート)をインストールします。
Adobe Connect アプリケーションのインストールに管理者権限は必要ありません。 スタンドアロンのインストーラーが、アプリケーションをシステムディレクトリ構造ではなくカスタムディレクトリ構造の内にインストールします。 Adobe Connect アカウント管理者は、会議、トレーニングやウェビナーの参加者に Adobe Connect アプリケーションのインストールを義務付けることもできます。
実行中のすべてのアプリケーションを終了してから、最新版をインストールします。
Adobe Connect アプリケーションのインストール時に、スタートメニューおよびデスクトップにショートカットを作成するかどうかを選択できます。この機能は Windows でのみサポートされています。
MSI を使用したデスクトップ向けアプリケーションの展開 (管理者の場合)
IT 管理者は Microsoft SCCM を使用して、組織のすべてのマシンへの MSI を使用したアプリケーションの展開を行うことができます。
MSI インストーラーはダウンロードとアップデートのページに用意されています。このインストーラーはロギング用の /l オプションに対応しています。詳しくは、MSDN のコマンドラインオプション を参照してください。
個人ユーザーの場合は、適切なアプリケーションインストーラーをダウンロードとアップデートのページから直接ダウンロードしてください。MSI インストーラーは使用しないでください。
ハウツー:デスクトップにショートカットを作成
MSI インストールプロセス中に、スタートメニューのショートカットが自動的に作成されます。ただし、デスクトップのショートカットを設定するための config.ini ファイルは以下の手順に従って作成します。
- メモ帳などのテキストエディターを開きます。
- ファイルにショートカット構成設定を追加します。
- ファイルを config.ini という名前で保存します。
[shortcutConfig] desktopShortcut=x startMenuShortcut=x
where x = 0 or 1 (0:False and 1:True)
- MSI インストーラーファイルとともに config.ini ファイルを配置します。
- 管理者として cmd から MSI アプリケーションをサイレントで実行します。
インストールが成功したら、ショートカットが config.ini ファイルに従って作成されていることを確認します。
MSI インストーラーによるインストールでサポートされているコマンドラインスイッチ
MSI インストーラーによるインストールでサポートされているコマンドラインスイッチのリストを次の表に示します。
|
説明 |
---|---|
/i <Product.msi> |
製品をインストールまたは設定します |
/q |
インストールウィザードも、進行状況バーも表示しません。アドインのサイレントインストールを行います。 |
/qb |
ユーザーに対してインストールの進行状況を示す進行状況バーのみを表示します。 |
/qf |
確認ページですべての UI を表示して、MSI をインストールします。 |
/qr |
確認ページを使用せず限定的な UI を表示して、MSI をインストールします。 |
/log <file_name> |
すべての情報を記録 |
/? |
ヘルプを表示 |
/uninstall <Product.msi> |
製品をアンインストール |
/x <ProductCode> |
製品をアンインストール |
アップデートの自動チェックを無効にする方法
デフォルトでは、Adobe Connect アプリケーションは Adobe からリリースされたすべてのアップデートを自動的にダウンロードしてインストールする設定になっています。このセクションでは、アップデートの自動確認をオフにするか、または無効化するための 2 種類の方法について説明します。
レジストリ内で無効化する
アップデートを無効化するレジストリエントリを追加します。レジストリ経由で適用するには、次の手順を実行します。
- 「スタート」を開きます。
- 「Regedit」を検索します。
- 次のパスに移動します:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Adobe\Connect
- 「preventUpdateCheck」というレジストリエントリの DWORD 値に 0 以外の値を追加します。
- Regedit を閉じます。
デフォルトの設定を変更するには、HKEY_LOCAL_MACHINE で変更を行い、管理者のみがこのオプションを適用できるようにする必要があります。
AppData フォルダーを使用する
- %appdata%\Adobe\Connect\フォルダーに「restrictedUpdates.txt」という名前のファイルを追加します。
コマンドラインを使用した Adobe Connect 8 のアドインのサイレントインストール(管理者の場合)
古いアドインを使うことで、バージョン 9.0 以前の Adobe Connect も引き続き使用できます。IT 管理者はコマンドラインによるサイレントインストール方式を使って、組織の複数のマシンに古いアドインを展開することができます。
-
Adobe Connect ダウンロードとアップデートのページからアドインのアーカイブをダウンロードして、Setup.exe ファイルをシステム上に展開します。
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コマンドプロンプト上で、Setup.exe ファイルのある場所に移動します。
-
以下のコマンドラインパラメーターから 1 つを選んで setup.exe を実行します。
- /SP:セットアップの開始時に表示される「お使いのコンピューターに…..続行しますか?」の確認メッセージを無効にして
セットアップウィザードをそのまま続行します。 - /SILENT:ユーザーに対してインストールの進行状況を示す進行状況バーのみを表示します。
- /VERYSILENT:インストールウィザードも、進行状況バーも表示しません。アドインのサイレントインストールを行います。
- /SP:セットアップの開始時に表示される「お使いのコンピューターに…..続行しますか?」の確認メッセージを無効にして