AR(拡張現実)は、まったく新しいメディアです。ARとは何でしょうか。どのようにして生まれ、現在どのような状況にあり、今後どこへ向かうのでしょうか。
AR(拡張現実)の概要
ARの基礎知識と、このメディアならではのユニークな可能性について知ることができます。
学習内容:AR(拡張現実)の基礎知識
- ARは、物理的な現実世界に追加のデジタルレイヤーを組み合わせる技術です。その可能性は無限に広がっています。
- 私たちは新しいメディアの誕生を目の当たりにしており、皆様もその進化に参加することができます。
- ARソフトウェアの状況は、わずか2年ほどで大きく様変わりしました。Adobe Aeroを使用すると、コードを1行も書くことなく、幅広いAR体験を作成できます。
ARが持つ特有な力と考慮事項
AR特有の機能、制約、ARの可能性について説明します。
学習内容:ARならではの可能性と考慮事項
- コンテキストは、ARの重要なツールです。
- 画像アンカーを使用すると、現実世界にある特定の画像にデジタル体験を結び付けることができます。
- 人間の脳には空間内にあるモノの関係を認識する力があり、スケールと近接性という2つの要素は、ARの非常に強力なツールです。
- 位置情報ベースの体験を使用すると、GPSにもとづく特定の場所にAR体験を固定できます。
- Aeroで作成したAR体験は、モバイル端末であるスマートフォンやタブレットで視聴できます。モバイル環境は画面の面積が限られているため、設計時にはその条件を念頭に置くことが大切です。
- モバイルデバイスの処理能力は限られているため、最適化は、優れたAR体験を効果的に提供するための大切な要素です。
- 3D空間内でユーザーの視線を誘導するという課題には独特の難しさがありますが、既に多く利用されているビジュアルデザイン原則が参考になります。
- オーディオは没入型体験の大切な要素です。ユーザーの意識の誘導、モノや環境に関する追加情報の提供、参加者とのインタラクションに使用できるほか、作品に感情の要素を盛り込むための手軽な方法としても有効です。
- インタラクションは、オーディエンスとのつながりを深める機会になります。これは、映画などの受動的なメディアとは異なる、ARの重要な特長の1つです。