この記事では、Animate についてのよくある質問(FAQ)とそれに対する回答を示します。製品関連のよくある質問については、こちらを確認してください。
基本
約 20 年にわたって、Flash Professional は、Web でのリッチアニメーション制作の標準ツールとして活用されてきました。HTML5 の登場と Web 標準に準拠したアニメーション制作への需要の高まりを受け、アドビはこの数年で Flash を刷新し、Flash 形式と Adobe AIR アプリケーションに加えて HTML5 Canvas と WebGL をネイティブサポートしました。Web やその他のプラットフォームに最適なアニメーション制作ツールであることをより明確に示すため、2016 年 2 月のリリースより Flash Professional は Adobe Animate CC に名称が変更されました。
名称の変更および Animate CC の機能について詳しくは、「Adobe Flash Professional を Adobe Animate CC に名称変更」のブログ記事を参照してください。
Adobe Animate CC では、ベクトルアニメーション、広告、マルチメディアコンテンツ、没入型のエクスペリエンス、アプリケーション、ゲームなどを、タイムラインに基づいたオーサリング環境で作成できます。Animate は HTML5 Canvas と WebGL などの複数の出力にネイティブサポートを提供し、Snap.SVG などのカスタム形式もサポートできます。さらに、Flash 形式での作成とパブリッシュ、Adobe AIR アプリケーションのパッケージ化をサポートします。出力形式を柔軟に選択できるので、プラグインを使用しなくてもどこででもコンテンツを表示できます。また、クラス最高の描画とイラストレーションツール、さらには Adobe CreativeSync テクノロジーとの強力な統合も提供しています。
Animate CC は、Adobe Creative Cloud で提供されているので、リリースと同時に最新アップデートや最新バージョンをすべて入手できます。詳しくは、Creative Cloud を参照してください。
詳しくは、新機能のページを参照してください。
Animate CC のバージョン比較を参照してください。
Animate CC は、アドビのデザインアプリケーションと密接に統合されているので、それらのアプリケーションから読み込むデザインの忠実性と整合性を保持したまま、すばやく作業できます。また、CC ライブラリを通じてアセットを作成および共有でき、Photoshop、Illustrator、Muse および InDesign と連携して作業できます。
Animate CC には、デスクトップ、モバイルデバイス、TV 間などでインタラクティブなアニメーションコンテンツを作成、提供するベンチマークオーサリングツールが備わっています。HTML5 Canvas のネイティブサポートおよび既存の Animate ファイルの HTML への変換機能により、最新 Web 標準を活用できます。コンテンツを開発したら、Android および iOS を含む、事実上すべてのデバイスまたはオペレーティングシステムにデプロイできます。最新の高解像度モニターやディスプレイなど、あらゆるフォームファクターやデバイス向けにコンテンツの作成や再生成を行えます。さらに、最新の「Interactive Advertising Bureau(IAB)」標準を満たしたHTML5 Canvas 広告も簡単に作成できます。
技術的な質問
後方互換性
はい。Flash Professional の以前のバージョンで保存したファイルとプロジェクトは、Adobe Animate CC で使用できます。ActionScript 2 のサポートは、2013 年の Flash Professional CC の導入時に終了しています。
はい。.FLA および .SWF などの既存の形式、AIR および ActionScript3 は、Adobe Animate CC で引き続きサポートされます。
Adobe Animate CC で作成されたアニメーションは、Flash(SWF)および AIR に加えて、拡張性のあるアーキテクチャにより、HTML5 Canvas、WebGL、ビデオおよびカスタムプラットフォーム(SVG など)でパブリッシュできます。
Adobe Animate CC では、スタジオ品質のアニメ、インタラクティブなアニメーション、バナー広告、教育用のチュートリアルなど、多種多様な HTML5 ベースのコンテンツを作成できます。新しい HTML5 Canvas または WebGL ドキュメントをゼロから作成することも、プラグインを使用せずに既存の Flash コンテンツを最新のブラウザーに対応する HTML5 に変換することもできます。
Adobe Animate CC は、オープンな Web 技術に基づいた、JavaScript ライブラリの CreateJS スイートを使用します。生成されるコードは、軽量で、人間が解読でき、パフォーマンスに優れています。CreateJS について詳しくは、http://createjs.com/ を参照してください。
無料体験版
無料の Creative Cloud メンバーシップでは、Animate CC および Creative Cloud に含まれる他のアプリケーションの体験版をダウンロードできます。コンプリートプランにアップグレードすると、すべての Creative Cloud アプリケーションのフルバージョンをダウンロードできます。
はい。Creative Cloud コンプリートプランまたは単体サブスクリプションをご契約いただくと、インストールされた体験版をそのまま製品版としてご利用いただけます。メンバーシップを購入すると、デスクトップ製品の試用版は、再起動後、自動的にライセンスされます。
購入オプション
Animate CC の学習
ビデオやステップバイステップのチュートリアルに加えて、アドビによる包括的な製品サポートや知識が豊富なコミュニティなど、使用を開始するのに必要なすべてについては、Animate CC ラーニングとサポートを参照してください。
Animate CC マニュアルについては、Animate ヘルプページを参照してください。
Adobe Animate について詳しくは、アドビカスタマーケアチャネルおよび Animate チュートリアルを参照してください。
はい、Adobe Animate を使用してバナーを作成できます。詳しくは、Animate での HTML5 拡張可能バナーの作成方法のビデオをご覧ください。