機能の概要 | Bridge(2021 年 10 月リリース)

Bridge の 2021 年 10 月リリース(バージョン 12)の新機能と機能強化について説明します。

Workflow Builder

このリリースの Bridge では、新しいワークスペースであるワークフローが導入されました。このワークスペースを使用すれば、様々なタスクを簡単に組み合わせて結合し、独自のワークフローを作成して繰り返し使用することができます。アセットをワークフロープリセットにドラッグ&ドロップして、ジョブをキューに登録します。「ワークフローを開始」をクリックして実行します。ワークフローワークスペースには、アプリケーションバーからアクセスできます。

ワークフローワークスペース
新しいワークフローワークスペース

新しいワークフローを作成して実行するには、次の操作を行います。

  1. アプリケーションバーの「ワークフロー」を選択して、Workflow Builder のワークスペースに入ります。

  2. ワークフローパネルで、「新しいワークフローを作成」を選択するか、パネル下部の「+」アイコンをクリックします。

    新しいワークフローを作成

  3. タスク一覧」セクションで、必要なタスクをワークフローに追加します。現在、Workflow Builder では以下のタスクがサポートされています。

    • 形式を変更
    • メタデータを適用
    • サイズ変更:
    • ファイル名をバッチで変更
    タスクを追加

    今後、さらにタスクが追加される予定です。

  4. ワークフローの詳細」セクションで、ワークフローの詳細(ワークフロープリセット名、出力先)と個々のタスクの詳細を指定します。

    タスクの詳細を追加

    タスクをワークフローに追加するには、「タスク一覧」セクションの下部にある「+」アイコンをクリックします。

    タスクを追加

  5. ワークフローの構築が完了したら、ワークフロープリセットに一意の名前を付けて保存します。

  6. 選択したアセットをコンテンツパネルからワークフロープリセットにドラッグ&ドロップして、「ワークフローを開始
    」をクリックします。

    注意:

    ワークフロープリセットを作成した後は、コンテンツパネルでアセットを選択して、次のいずれかの操作を実行することもできます

    • Ctrl キーを押しながらクリック(macOS)するか、右クリック(Windows)して、コンテキストメニューを表示し、「ワークフロー」に移動して、目的のプリセットを選択します
    • ファイルワークフローに移動して、目的のプリセットを選択します。

プリセットを保存せずに 1 回限りのワークフローを実行する場合は、アセットを「カスタムワークフロー」にドラッグ&ドロップすることができます。このカスタムワークフローは、ワークフローパネルから選択できます。事前に設定されているタスクを必要に応じて変更し、ワークフローを開始します。

次の操作で、カスタムワークフローにアクセスすることもできます。

  • Ctrl キーを押しながらクリック(macOS)するか、右クリック(Windows)して、コンテキストメニューを表示し、ワークフローカスタムワークフローに移動します。
  • ファイルワークフローカスタムワークフローに移動します

詳しくは、Workflow Builder を参照してください。

Adobe Camera Raw 14 のサポート

このバージョンの Bridge では、新しい Adobe Camera Raw のサイドカー拡張子をサポートしています。Bridge では、Adobe Camera Raw 14 で行なったすべての編集が表示されます。

ただし、マスク編集や、sample.cr2_xmp のような拡張子固有のサイドカーを使って適用された編集などの、Camera Raw 14 で行なった編集の場合、旧バージョンの Camera Raw(13.4 以前)との下位互換性はありません。 

ヘルプをすばやく簡単に入手

新規ユーザーの場合