Dr. Allen Partridge
システム音声とは、コンピューターのスピーカーからの音声のことです。例えば、YouTube ビデオや、アプリケーションでエラーメッセージが表示される場合の音に関連する音声などです。Adobe Captivate を使用すると、ソフトウェアシミュレーションやビデオのデモの録画中にシステム音声をキャプチャまたは録音することができます。録音または読み込むことでプロジェクトを作成した後、システム音声をスライドに追加することもできます。
Adobe Captivate は、Windows XP でのシステム音声の録音をサポートしていません。Mac OS では、Adobe Captivate プロジェクト用のシステム音声を記録する場合は、Soundflower を ンストールおよび設定済みであることを確認します。 詳しくは、この記事を参照してください。
特定のスライドにのみシステム音声を追加できます。つまり、「音声」メニューの次のオプションを使用して、システム音声を読み込み、または編集することができます。
- 読み込み先/スライド
- 記録先/スライド
- 編集/スライド
スライドにナレーションとシステム音声の両方が含まれる場合は、「タイムライン」はこれらの両方の音声波形に 2 つの異なるレイヤーを表示します。
A. ナレーション B. システム音声
ただし、ビデオデモプロジェクトの場合、システム音声はタイムラインの別のレイヤーには存在しません。ナレーションとシステム音声は、1 つの音声波形にまとめられます。2 つのタイプの音声は、音声を編集ダイアログボックスおよび Adobe Captivate ライブラリに 2 つの別のアイテムとして使用できます。
クローズドキャプションはシステム音声に追加できません。
エキスパートから:
ナレーションとシステム音声の波形の表示
スライド音声ダイアログボックスの既定のビュー(追加 / 置換または編集タブ)は、現在スライドに関連付けられているすべての音声波形を表示します。
表示するには:
- ナレーションのみの場合は、「システム音声」アイコン()をクリックします。
- システム音声のみの場合は、「ナレーション」アイコン()をクリックします。
- ナレーションとシステム音声の両方の場合は、「ナレーション」および「システム音声」アイコンの両方をクリックします。
ビデオデモプロジェクトで、ナレーションとシステム音声波形はタイムラインにまとめられます。ただし、2 つのタイプの音声は、音声を編集ダイアログボックスおよび Adobe Captivate ライブラリでの編集に別々に使用できます。
システム音声の削除
タイムラインで音声波形を右クリックし、「削除」を選択します。
プロパティインスペクターのフォーマットアコーディオン内にある「音声を削除」をクリックすると、スライドに関連付けられたナレーションとシステム音声の両方が削除されます。