Creative Cloud へのフォントのアップロード

アドビアプリや他のデスクトップアプリケーション(Microsoft Office など)でカスタムフォントにアクセスし、クリエイティブデザインやクリエイティブプロジェクトで使用することができます。

はじめに

フォントファイルを追加するときは、次のことを確認してください。

  • ファイルサイズが 512 MB を超えないこと。
  • フォントが TrueType(.ttf)フォントまたは OpenType®(.otf)フォントのいずれかであること。
  • アップロードするフォントに対する使用権とライセンスを持っていること。

アップロードしたフォントを Creative Cloud で管理する方法について詳しくは、フォントの使用と権利を参照してください。

Creative Cloud アプリでのカスタムフォントの有効化

カスタムフォントを Creative Cloud デスクトップアプリケーションにアップロードすると、すべてのアドビアプリや他のデスクトップアプリケーションで使用できます。

注意:

エンタープライズユーザーの場合:エンタープライズ版のサブスクリプションでは、管理者のみがフォントをアップロードできます。エンドユーザーは、管理者が共有しているカスタムフォントのみを使用できます。(管理者の場合は、「カスタムフォントをアップロードしてエンタープライズユーザーと共有する」を参照してください。)

  1. Creative Cloud デスクトップアプリを開きます。(タスクバー(Windows)またはメニューバー(macOS)で アイコンを選択します。)

  2. 右上のフォントアイコン を選択します。

    フォントアイコンを選択

  3. 左側のサイドバーの「アップロードされたフォント」を選択します。

    Creative Cloud デスクトップの左側のパネルに表示されるアップロードされたフォントのオプション
    Creative Cloud デスクトップの左側のパネルに表示されるアップロードされたフォントのオプションを選択して、コンピューターから Creative Cloud デスクトップにフォントをアップロードします。

  4. デスクトップからフォントを選択して追加するか、指定されたスペースにドラッグします(この機能を既に使用している場合は、「さらに追加」を選択してフォントを追加します)。

    ファイルをドラッグ&ドロップ

    フォントをさらに追加

  5. アップロードするフォントに対する使用権とライセンスを持っていることを確認します。

    ライセンスの確認

  6. 追加」を選択します。

  7. 完了」を選択して変更を適用します。

    フォントが、Creative Cloud アプリで使用できるようになります。

フォントの削除方法

注意:

追加したフォントを削除しても、削除済みのフォントで作成したアセットには引き続きそのフォントが表示されます。

  1. Creative Cloud デスクトップアプリを開きます。(タスクバー(Windows)またはメニューバー(macOS)で アイコンを選択します。)

  2. 右上のフォントアイコン を選択します。

    フォントアイコンを選択

  3. 左側のサイドバーの「アップロードされたフォント」を選択します。

    Creative Cloud デスクトップの左側のパネルに表示されるアップロードされたフォントのオプション
    Creative Cloud デスクトップの左側のパネルに表示されるアップロードされたフォントのオプションを選択して、コンピューターから Creative Cloud デスクトップにフォントをアップロードします。

  4. フォントを選択し、その他のオプション アイコンをクリックします。

    フォントを削除

  5. 削除」を選択します。

  6. このフォントを完全に削除することを確認します。完了すると、フォントが使用できなくなります。

フォントの使用と権利

フォントについて許可された権利と使用方法を定めたエンドユーザーライセンス契約(EULA)を読んで理解し、EULA に違反する機能またはワークフローを避けるか、この機能の使用を全面的にお控えください。参考として、この機能を使用して Creative Cloud に追加されたフォントの管理方法の一部を以下に示します。

Creative Cloud に追加されたフォントは、変更を加えずに Creative Cloud に保存され、お客様が Adobe ID を使用してログインするコンピューターや他のデバイスで使用できるように、コピーが作成されて配布されます。アドビは、フォントを他のユーザーに配布または提供しません。

Creative Cloud では、ユーザー自身がフォントをインストールした場合と同様に、デスクトップパブリッシング用のアドビアプリケーションおよびサービスの「フォント」メニューからフォントを選択できます。アップロードしたフォントは、ユーザー自身がインストールしたフォントと同様、EULA によって一部の使用が禁止されている場合があります。例:

  • PDF または電子ブックへのフォントの埋め込み,
  • 商用目的の配布を意図したフォントの使用、または
  • 保存または配布用のパッケージ機能を使用したフォントのコピー。

お客様によるアドビの機能の使用が、EULA に準拠していることを確認してください。Creative Cloud へのフォントの追加と、この機能によるフォントの使用が EULA によって許可されているかどうか不明な場合は、EULA を購入したファウンドリー、デザイナー、または再販業者に問い合わせてください。

よくある質問

アカウントに制限無くフォントファイルをアップロードできます。1 回のアップロードで最大 20 個のフォントファイルを追加できます。

Adobe Fonts の完全なライブラリにアクセスできる Creative Cloud サブスクリプションは、この Creative Cloud サービスを使用できます。サブスクリプションに完全な Adobe Fonts ライブラリが含まれていない無償ユーザー、教育機関のユーザー、およびエンタープライズユーザーは、この機能を使用できません。

現在のところ、Creative Cloud に追加したフォントには、デスクトップデバイスで Creative Cloud デスクトップアプリにログインした場合のみアクセスできます。この機能は、今後のアップデートで Creative Cloud モバイルアプリでも使用できるようになります。

Creative Cloud にフォントをアップロードした後にサブスクリプションを解約した場合、ローカルにインストールしたフォントファイルは、デスクトップデバイスで引き続き使用できます。ただし、アップロードしたフォントを Creative Cloud デスクトップアプリから管理することはできなくなります。

デスクトップフォントファイルは、コンピューターのローカルフォントディレクトリに自動的にインストールされます。

  • Windows 7 以降:Windows/Fonts
  • MAC OS X 以降:System/Library/Fonts

フォントを Creative Cloud に追加できない理由は様々です。以下のフォントは、追加できません。

  • デバイスに既にインストールされているフォント
  • Adobe Fonts ライブラリに既に存在するフォント
  • 適切にライセンスされていないため、アドビの検証テストに合格できないフォント

正しいフォントファイル形式を使用し、フォントが適切にライセンスされていることを確認してください。サポートされているファイル形式にフォントを変換することもできます。

Teams に移行したばかりで、Creative Cloud デスクトップアプリに「Creative Cloud にフォントをアップロード」ではなく「カスタムフォント」と表示されている場合は、24 時間待ってからフォントの追加を試みてください。24 時間経っても「Creative Cloud にフォントをアップロード」が表示されない場合は、以下のキーボードショートカットを使用して Creative Cloud デスクトップアプリを再起動します。

  • Windows:Ctrl+Alt+R
  • macOS:Command+Option+R

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