Dreamweaverを閉じます。
同期の際に、またはファイルをサーバーにアップロードする際に発生する問題の解決策を説明します。
ファイルを同期する、またはファイルをサーバーにアップロードする際に問題が発生する
Dreamweaver の同期機能を使用する際に、またはファイルをサーバーにアップロードする際に、以下の問題が発生することがあります。
- ファイルを PUT するときに、サーバー上でリモートファイルが変更されたという次の警告が表示されます。「my_file.htm has changed on the remote server since your last get or put operation. Putting it may overwrite changes to the file. Do you wish to put the file anyway?」 しかし、リモートファイルは実際には変更されていません。
- 同期プレビューダイアログボックスで、同期の対象になるファイルが正しく表示されません。
- 同期プレビューダイアログボックスでは同期の必要はないと表示されますが、実際には変更されたファイルがあります。
メモ:これらの問題は、Dreamweaver 8 以降にのみ適用されます。同期機能は Dreamweaver 8 で再設計されました。そのため、ここに記述するトラブルシューティング手順は Dreamweaver MX 2004 以前には適用されません。
問題の原因
Dreamweaver 8 以降で、ユーザーがファイルを配置または取得するたびに、Dreamweaver で、リモートおよびローカルの日付/時刻スタンプは dwsync.xml というファイルにローカルに保存されます。(これらのファイルは、転送されるファイルと同じフォルダー内の _notes 隠しフォルダーにあります)。これらの dwsync.xml ファイルは破損することがあります。
解決策 1:特定の dwsync.xml ファイルを削除する
ごく少数のファイルだけに同期問題が発生する場合は、(サイトに関するすべての同期情報を再作成するのではなく、)特定の dwsync.xml ファイルを削除します。
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Windows エクスプローラーまたは Mac Finder で、サイトのローカルルートフォルダーに移動し、同期問題が発生しているファイルが格納されているフォルダーの場所を確認します。同期問題が発生しているフォルダーごとに _notes フォルダーを見つけ、その中にある dwsync.xml ファイルを削除します。
dwsync.xml ファイルはローカルにしか存在しません。Dreamweaverはdwsync.xmlファイルをサーバーにアップロードしません。これらのファイルをサーバーにアップロードする理由はありません。
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Dreamweaver を再起動し、問題が解決したかどうかを確認します。
解決策 2:一時的に、「同期情報の維持」設定を無効にする
広い範囲にわたって同期の問題が発生する場合は、「同期情報の維持」設定を一時的に無効にして、Dreamweaver がご使用のサイトのすべての同期情報を再作成できるようにします。
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サイト定義ダイアログボックスで、「詳細」タブをクリックし、カテゴリーリストから「リモート情報」を選択します。「同期情報の維持」オプションを選択解除し、「OK」をクリックします。
この操作で、既存の dwsync.xml ファイルがすべて削除されます。
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Dreamweaverを閉じます。
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ローカルのルートフォルダーとそのサブフォルダーから、すべての dwsync.xml ファイルが削除されたことを確認します。
dwsync.xml ファイルは、Dreamweaver のデフォルトで非表示の _notes フォルダーにあります。dwsync.xml ファイルはローカルにしか存在しません。Dreamweaverはdwsync.xmlファイルをサーバーにアップロードしません。これらのファイルをサーバーにアップロードする理由はありません。
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Dreamweaver を再度開きます。サイト定義ダイアログボックスで、「同期情報の維持」オプションを選択し、「OK」をクリックします。ファイルがサーバーから往復転送される際に、Dreamweaver は dwsync.xml ファイルを再作成します。問題が解決したかどうかを確認します。