現像モジュールで編集する写真を開きます。
Lightroom Classic の 2022年6月リリース(バージョン 11.4)の主な新機能および機能強化について説明します。
プリセット適用量スライダーを使用すると、プリセットの適用度を調整し、編集をより細かく制御できます。スライダーを使用するには、次の手順に従います。
- プリセットを作成または更新(+ アイコンをクリックするか、コンテキストメニューから「現在の設定で更新」を選択)するときに、適用量スライダーを有効にするかどうかを選択できます。現像補正プリセットまたは現像プリセットを更新ダイアログボックスで、「適用量スライダーをサポート」を選択します。このオプションの選択を解除すると、そのプリセットの適用量スライダーはグレー表示になります。
- 適用量スライダーをサポートオプションを選択できない場合、選択された設定が適用量スライダーをサポートしていないことを示します。
- プリセットに固有のスライダー以外のスライダーを調整した場合、プリセットの選択は変更されません。
詳しくは、プリセットの適用を参照してください。
人工知能の活用により、1 回のクリックで「被写体を選択」や「空を選択」マスクを複数の写真に適用できるようになりました。この操作は、コピー&ペースト、同期と自動同期、以前の設定からのコピーで可能です。
プリセットを一括適用するには、次の手順に従います。
- 選択した写真にマスクが正しく適用されない場合は、マスクパネルの「すべて更新」をクリックするか、ヒストグラムの下にある注意インジケーターをクリックします。 (macOS)Cmd+Option+U または (Win)Ctrl+Alt+U を押して、選択した写真全体で欠落しているマスクを更新することもできます。
- 選択した写真に被写体や空が含まれていない場合、写真は変更されません。
- マスクコンポーネントを識別しやすくするために、マスクパネルにバッジが追加されました。
詳細については、マスクを参照してください。
マスクの詳細については、マスクのワークフローを参照してください。
サポートされているカメラとレンズプロファイルの詳細な一覧については、次のリソースを参照してください。
新しい切り抜きオーバーレイ
定義済みの切り抜きオーバーレイ「5 分割」を使用できるようになりました。これは特に、建築写真家が写真の構図を決める際に役立ちます。オーバーレイにアクセスするには、ツール/ガイドオーバーレイを切り抜き/5 分割を選択します。また、切り抜きと角度補整パネルで O を押すこともできます。
プレビュー管理の機能向上
Lightroom Classic は、ディスク領域の不必要な消費を防ぐために、使われていないプレビューや古いプレビューを自動的にクリーンアップします。
書き出しの GPU アクセラレーション
8 GB 以上の GPU RAM がある場合は、書き出しの GPU アクセラレーションがデフォルトで有効になります。ただし、GPU RAM が 8 GB 未満の場合は、次のように選択してください。
Mac:Lightroom について/環境設定/パフォーマンス/グラフィックプロセッサーを使用/カスタム/書き出しに GPU を使用
Windows:編集/環境設定/パフォーマンス/グラフィックプロセッサーを使用/カスタム/書き出しに GPU を使用
ルーペ情報オーバーレイのオプション
写真のルーペ表示オーバーレイ情報を、ライブラリモジュールと現像モジュールで切り替えられるようになりました。
スマートプレビューの消去の高速化
スマートプレビューの削除にかかる待ち時間が短くなりました。
新しいロケールのサポート
Lightroom Classic で、ノルウェー語とポーランド語がサポートされるようになりました。
新しいプレミアムプリセット
Lightroom Classic で新しいプレミアムプリセットを利用できるようになりました。これにより、クリエイティブなビジョンをより素早く実現できます。 プレミアムプリセット 現在の内容 アダプティブプリセット 写真の被写体または空の領域に設定を適用する「被写体と空」を選択します。