Adobe Presenter を使用すると、次の 3 つの手順で、インパクトのある洗練されたプレゼンテーションや e ラーニングコンテンツをすばやく簡単に作成することができます。

プレゼンテーションをデザインします。

PowerPoint 内で Adobe Presenter を使用すると、以下のような作業が可能です。

  • Adobe Presenter プレゼンテーションのベースとして既存の PowerPoint プレゼンテーションを使用できます。これにより、プレゼンテーションを新規作成する時間と労力を節減できます。

  • PowerPoint を正確に高速変換できます。ほとんどの PowerPoint アニメーションが完全にサポートされています。

  • 会社のロゴ、カラー、Adobe Presenter の経歴、写真などを追加して、プレゼンテーションビューアのインターフェイスの外観をカスタマイズできます。

プレゼンテーションの編集

Adobe Presenter を使用すると、次のような方法でニーズに合わせてプレゼンテーションを変更できます。

  • マルチメディアを使用して PowerPoint プレゼンテーションの効果を向上させます。 オーディオ(音声ナレーションなど)やビデオを取り入れたマルチメディア、およびクイズやアンケートを PowerPoint 内で追加できます。

  • 事前に録音したオーディオをプレゼンテーションに読み込み、そのオーディオと PowerPoint スライドアニメーションを同期させます。

プレゼンテーションをパブリッシュします。

プレゼンテーションをパブリッシュすると、ユーザーはプレゼンテーションを閲覧することができます。 Adobe Presenter には次の機能があります。

  • Adobe Presenter は、すべての Adobe Connect Central アプリケーション(Adobe Connect Training や Adobe Connect Meetings など)と、Adobe Captivate ファイル、SWF ファイル、FLV ファイルに緊密に統合されています。

  • インタラクティブな Adobe Presenter ビューアでプレゼンテーションを表示します。

  • Adobe Presenter コンテンツが学習管理システム (LMS) と統合されています。 Adobe Presenter では、SCORM および AICC に準拠したコンテンツが作成されます。

Adobe Presenter のワークスペース

Adobe Presenter には、作成者がコンテンツを作成してユーザーに配信できるようにするために連携して機能する次のコンポーネントがあります。

Adobe Presenter

作成者はこれを使用してコンテンツを作成できます。

Adobe Presenter ビューア

ユーザーはこれを使用して、変換された Adobe Presenter プレゼンテーションを表示および操作することができます。

コンテンツ作成者は、PowerPoint の Adobe Presenter リボンから Adobe Presenter のすべての機能にアクセスすることができます。

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PowerPoint の Adobe Presenter リボンにあるプレゼンテーションデザイン用のオプション

プレゼンテーションの要素

計画を立てるときには、次に示した要素をプレゼンテーションに追加することを検討します。

タイトルスライド

タイトルスライドは、通常、プレゼンテーションの最初または 2 番目のスライドで、コンテンツの主題を説明します。

Adobe Presenter の情報

Adobe Presenter またはプレゼンターの名前、タイトル、写真、お問い合わせおよび簡単な経歴を含めます。

カスタムロゴ

会社または組織のロゴを追加して、ブランドイメージを追加し、個性的なプレゼンテーションにします。

著作権情報

情報の長さに応じて、プレゼンテーションの最初または最後に著作権情報が含まれます。 著作権情報のみが含まれる別のスライドを追加することもできます。

最初のスライドと最後のスライド

特徴的な最初と最後のスライドを作成し、プレゼンテーションの始まり、中間および終わりをユーザーに明確に示します。 一連のプレゼンテーションで同じ最初と最後のスライドを使用すると、プロフェッショナルな品質でデザインを統一することができます。

セクション区切りのスライド

プレゼンテーション内のセクションを区切るには、区切りのスライドを使用します。 区切りのスライドは、長いプレゼンテーションでは特に便利です。

サウンド

音声ナレーション、音楽またはサウンド効果により、プレゼンテーションに新たな効果を追加することができます。

クイズ

ユーザーがプレゼンテーションについての質問に答えることができるようにして、学習の進行状況の追跡または情報の取得(アンケート)を行います。

添付ファイル

プレゼンテーションの補助コンテンツとして既存の情報を追加します。 ドキュメント、スプレッドシート、Web ページへのリンクおよびイメージを添付ファイルとして含めることができます。

プレゼンテーションの計画方法

プレゼンテーションを作成する前に、計画しておくと便利です。 そのプレゼンテーションでユーザーに学んでほしいことを、第一に考えます。 最初にこの目標を定義すると、成功につながる包括的な計画を作成することができます。 プレゼンテーションの目標を定義したら、既存の PowerPoint プレゼンテーションを使用し、効果的な Adobe Presenter のオプションを使用して、そのプレゼンテーションの効果を向上させることができます。

プレゼンテーションをデザインします。

ストーリーボードや原稿など、プレゼンテーションの整理に役立つ資料を使用して行います。 プレゼンテーションにどのような要素を含めるかを考えます (詳しくは、プレゼンテーションの要素を参照してください)。

PowerPoint を開始します。

既存の PowerPoint プレゼンテーションを開くか、新しいプレゼンテーションを作成します。

ナレーションおよびその他の特別な要素を組み込みます。

PowerPoint の Presenter リボンから、オーディオナレーション、クイズ、ナレーション付きビデオ、Adobe Presenter 情報および他のオプションをプレゼンテーションに追加します。 Web ページやドキュメントなどの添付ファイルを追加したり、各プレゼンテーションのテーマ(プレゼンテーションビューアの外観)をカスタマイズしたりします。

プレゼンテーションをプレビューします。

プレゼンテーションの一部または全体のプレビューによって、プレゼンテーションの出力がどのように見えるかをテストします。

プレゼンテーションをパブリッシュします。

プレゼンテーションを Adobe Connect Server にパブリッシュします。 プレゼンテーションを CD に書き込むか、サードパーティ製の FTP ソフトウェアを使用してプレゼンテーションを Web にアップロードすることもできます。

Adobe Presenter のベストプラクティス

アドビ システムズ社では、プレゼンテーションの作成に際して次に示したベストプラクティスを推奨しています。

  • 視聴者の使用する帯域幅を基にしてオンラインプレゼンテーションをデザインします。 視聴者が高速なブロードバンド接続を使用している場合、多数のアニメーションを含むグラフィック中心のプレゼンテーションを作成できます。 ただし、視聴者の接続速度が遅い場合、アニメーションではなくグラフィックイメージのみにするか、グラフィックをまったく使用しないことも考慮します。 そうすることで、視聴者が見やすくなります。 Adobe Presenter では、イメージやオーディオファイルの品質レベルを下げて、帯域幅が狭い視聴者に適したコンテンツを作成することもできます。

  • プレゼンテーション用のオーディを録音する前に、原稿を作成することを検討してください。 マイクに向かって話すという行為は、目の前の視聴者に向かってプレゼンテーションするよりも困難です。 要点をすべて押さえて円滑に伝達するために、オーディオを録音する前に、プレゼンテーション全体のスピーチ原稿を作成してください。 PowerPoint で作成したスライドノートがある場合は、それらを簡単に Adobe Presenter に読み込むことができます。

  • 視聴者の接続速度が速い場合、アニメーションを追加することによってプレゼンテーション全体の質を向上させることができます。 Adobe Presenter は PowerPoint アニメーションをサポートしているので、印象的なアニメーションを含んだマルチメディアプレゼンテーションを作成することができます。 アニメーションを加えることにより、メッセージが魅力的になり、ユーザーに対するプレゼンテーション全体の印象が向上します。

  • プレゼンテーションスライドやサイドバーにビデオを追加して、既存の情報を再利用します。 視聴者の帯域幅が広い場合は、ビデオが適しています。

  • 管理可能なサイズのプレゼンテーションを作成します。 通常、1 つの PowerPoint プレゼンテーションは 1 つのモジュールまたはコースに対応しています。 1 つのモジュールには 20 ~ 40 枚のスライドが含まれ、15 ~ 45 分のユーザー向けセッションになります。

  • プレゼンテーションを Adobe Connect Server にパブリッシュする前にローカルでパブリッシュして、プレゼンテーションのプレビューを表示します。 プレビューによって、変換後のプレゼンテーションを参照し、条件に合っているかどうかを確認できます。

  • ユーザーが簡単に任意のスライドを表示できるようにスライドタイトルを作成します。 プレゼンテーションをパブリッシュする前に、グラフィックのみのスライドも含めすべてのスライドのタイトルが PowerPoint アウトラインに表示されることを確認してください。

Adobe Presenter プレゼンテーションの作成

Adobe Presenter プレゼンテーションは、常に PowerPoint プレゼンテーションを基にして作成します。 新しいプレゼンテーションを開始するには、既存の PowerPoint プレゼンテーションを開くか、または新しいプレゼンテーションを作成した後、Adobe Presenter 特有の機能を追加します。 これらの機能の追加方法について詳しくは、適切な節を参照してください。

  1. PowerPoint で、プレゼンテーション(PPT ファイルまたは PPTX ファイル)を開くか、ファイル/新規作成を選択してプレゼンテーションを新規作成します。
  2. Adobe Presenter リボンからプレゼンテーションに追加する Adobe Presenter の機能を選択します。 パブリッシュする前にプレゼンテーションに変更を加えることは必須ではありません。 しかし、オーディオナレーション、ビデオファイル、 SWF ファイル、クイズなどの Adobe Presenter の機能を追加すると、プレゼンテーションの効果が向上し、また Adobe Presenter で使用できる機能を試すことができます。
  3. プレゼンテーションを使用中のコンピューターにローカルでパブリッシュし、プレビューを表示します。
  4. プレビュー後に必要があれば、手順 2 に戻って、プレゼンテーションを編集します。
  5. 作業が終了したら、プレゼンテーションをパブリッシュします。

    パブリッシュについて詳しくは、「プレゼンテーションのパブリッシュおよび表示」を参照してください。

プレゼンテーションのプレビュー

プレビューを表示すると、プレゼンテーションがユーザーにどのように見えるかを簡単に確認できます。 作業を確認したい場合は、プレゼンテーショングループの「プレビュー」オプションを使用して、いつでもプレゼンテーションのプレビューを表示することができます。

プレゼンテーションをプレビューすると、プレゼンテーションがデフォルトの Web ブラウザーに表示されます。 オーディオ、クイズなどのプレゼンテーションのすべての機能は、Adobe Presenter ビューアで表示した場合とまったく同じように機能します。 プレゼンテーションは、選択したすべてのテーマ設定と色で表示されます。

注意:

添付ファイルはプレビューできません。

  1. PowerPoint で、プレゼンテーション(PPT ファイルまたは PPTX ファイル)を開きます。
  2. Adobe Presenter をクリックし、プレゼンテーショングループで「プレビュー」をクリックし、次のいずれかのオプションを選択します。

    プレゼンテーションをプレビュー

    プレゼンテーション全体をプレビューします。

    現在のスライドをプレビュー

    プレゼンテーションで現在選択しているスライドのみをプレビューします。

    現在のスライドからプレビュー

    現在選択しているスライドから開始するプレゼンテーションをプレビューします。

    次の 5 枚のスライドをプレビュー

    現在選択しているスライドから開始する次の 5 枚のスライドをプレビューします。

    値を 5 以外の値に変更するには、アプリケーション設定(Adobe Presenter /ツールグループ/設定/アプリケーション/プレビュー)を使用します。

    HTML をプレビュー

    出力を HTML5 としてブラウザーでプレビューします。

    preview-html5

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