プレゼンテーションのタイトルはいつでも変更できます。タイトルは、Adobe Presenter ビューアに表示されます。
プレゼンテーションの概要は、通常、プレゼンテーションのコンテンツの簡単な説明です。この概要は、作成者がプレゼンテーションを整理するためにオプションで使用できる便利なツールです概要は、この(プレゼンテーション)設定にのみ表示されます。パブリッシュしたプレゼンテーションには表示されないため、ユーザーに表示されることはありません。
プレゼンテーションの概要は、プレゼンテーションをサーバーにパブリッシュすると、Adobe Connect Server に表示されます。Adobe Connect Central を使用して概要を編集することができます。プレゼンテーションの作成者は、概要を検索し、コンテンツ情報を表示するときに概要を表示することができます。
プレゼンテーション内の任意のスライドのプロパティを、いつでも簡単に表示および変更することができます。スライドプロパティには、タイトル、ナビゲーション名、ナビゲーションオプション、マルチメディア情報、ロック情報および Presenter 名が含まれます。また、オーディオ、ビデオおよび Flash を表すアイコンもスライドごとに表示されます。これらのマルチメディアの種類のいずれかがスライドに含まれている場合は、対応するアイコンがカラーで表示され、それ以外の場合はグレー表示されます。また、スライドプロパティダイアログボックスでは、スライドのグループに対してすばやく簡単に変更を加えることができます。例えば、すべてのスライドにある Presenter が割り当てられていて、その中のいくつかのスライドに別の Presenter がオーディオナレーションを提供したとします。これらのいくつかのスライドに新しい Presenter を割り当てるために、スライドプロパティを使用できます。
Adobe Presenter の「Flash の挿入」または「ビデオの読み込み」メニューより、サイドバーアニメーションが追加されます。
プレゼンテーション内のすべてのスライドに関する簡単な説明を 1 か所にまとめて表示することができます。 例えば、各スライドにどのプレゼンターが関連付けられているか、ナビゲーション名が割り当てられているかどうか、ユーザーがスライドを進める必要があるかどうかといった情報を表示できます。
スライドのタイトルとは異なるナビゲーション名をスライドに設定することができます。わかりやすいナビゲーション名を付けると、ユーザーがパブリッシュされたプレゼンテーション内を移動する際に役立ちます。ナビゲーション名は、パブリッシュされたプレゼンテーションのサイドバー(「アウトライン」および「サムネール」ペイン)に表示されます。
ナビゲーション名は、スライドのタイトルが長い場合や、最終的なユーザー用のプレゼンテーションでスライドのタイトルよりもわかりやすい名前を表示したい場合に便利です。例えば、プレゼンテーションの最初のスライドが「はじめに」というタイトルでも、「製品 X について」などのナビゲーション名を割り当てることができます。
プレゼンテーションは通常スライドの順に進みますが、「移動先」オプションを使用するとその順序を変更できます。このオプションにより、プレゼンテーション内のスライドを削除しなくても、スライドをスキップすることができます。
「移動先」オプションは、複数の視聴者向けのプレゼンテーションを作成する場合に役に立ちます。例えば、フルタイムとパートタイムの両方の従業員向けに、給付金に関する 1 つのプレゼンテーションを作成できます。パートタイムの従業員は、フルタイムの従業員にのみ関係するスライドをスキップできます。「スライドに移動」オプションは、プレゼンテーションが Adobe Connect Server にパブリッシュされるかローカルで Web ブラウザーに表示されるかに関係なく同様に機能します。
注意: プレゼンテーションを Adobe Connect Training コースとして使用する場合は、「移動先」オプションを使用しないことをお勧めします。
デフォルトでは、プレゼンテーションのスライドは自動的に進められますが、ユーザーが「次へ」ボタンをクリックしたときだけ個々のスライドを進めるように、デフォルトの設定を変更できます。この設定は、例えば、再生時間の設定されていないインタラクティブな Adobe® Captivate® シミュレーションを含むスライドで役立ちます。
指定したスライド間隔の間、スライドをロックすることができます。ロックすると、視聴者は最小限の間スライドを表示し、先にすばやくスキップされないようにすることができます。スライドをロックすると、ナビゲーションコントロールは、「アウトライン」ペインおよび「サムネール」ペインからのナビゲーションと共に無効になります。クイズおよび質問スライドはロックできません。
スライドは、初めて表示されるときだけロックされます。その後のスライドの表示はロックされず、ナビゲーションコントロールも無効になりません。
Presenter 11 では、特定のスライドで再生バーを非表示にすることができます。この機能は、プロジェクトでユーザーが再生バーを使用して他のスライドに移動しないようにする場合に便利です。
再生バーを非表示にできるのは SWF 出力の場合のみです。HTML5 出力で再生バーを非表示にすることはできません。
スライドを選択し、「再生バーを非表示」の横にある「はい」または「いいえ」をクリックしてオプションを選択します。
(オプション)すべてのスライドで再生バーを非表示にするには、「すべて選択」をクリックし、「編集」をクリックし、「再生バーを非表示」を選択します。
プレゼンターは、プレゼンテーション中に情報を提供する人です。例えば、題材がソフトウェアトレーニングである場合、インストラクタ、トレーナー、製品マネージャなどがプレゼンターになります。プレゼンテーションのすべてのスライドに 1 人のプレゼンターを割り当てることも、各スライドに異なるプレゼンターを割り当てることもできます。
プレゼンターの名前、写真、役職、略歴、会社のロゴおよびお問い合わせといった、プレゼンターに関する詳細情報を表示できます。これらの情報によりプレゼンテーションの信頼性が向上し、より個性的で興味深いプレゼンテーションになります。
Adobe Presenter では、プレゼンターのプロファイルは 1 か所にまとめて保管されます。作成するどのプレゼンテーションでも、それらのプロファイルを使用できます。
プレゼンターを作成するために必ず入力する必要があるテキストボックスは、「名前」テキストボックスのみです。
サイドバーアニメーションを追加すると、そのビデオはロゴ領域に表示されます。ロゴファイルを追加しても、ビデオファイルが優先されるのでロゴは表示されません。
すべてのスライドに対して同じプレゼンターを設定することもできますし、個々のスライドに対して異なるプレゼンターを設定することもできます。また、1 つまたは複数のスライドに対してプレゼンターを設定しないようにすることもできます。
プレゼンターおよび経歴や電子メールアドレスなどのすべての関連情報をいつでも削除することができます。
添付ファイルは、視聴者にプレゼンテーションの補足情報を提供するファイルまたはリンクです。添付ファイルを使用して、Web ページ、ドキュメント、Adobe PDF、FlashPaper ドキュメント、SWF ファイル、スプレッドシートなどの既存のコンテンツをプレゼンテーションに組み込むことができます。また、Web サイトへのリンク、または Adobe Connect Server やサードパーティ製のシステムによってホストされているドキュメントへのリンクを追加することもできます。
注意: PDF ファイルへのリンクのみを添付できます。
プレゼンテーションに添付ファイルが含まれる場合、「添付ファイル」ボタン が Adobe Presenter ビューアの下部に表示されます。
ユーザーは、このボタンをクリックして、プレゼンテーションに関連した添付ファイルのリストを表示し、その中のファイルをどれでもクリックして開くことができます。
注意: Web ブラウザによっては、添付ファイルを開いて表示するために、ユーザがローカルコンピュータに添付ファイルを保存する必要があります。
添付ファイルは、タイプに応じてアプリケーションまたはデフォルトのブラウザーで開かれます。
添付ファイルはプレビューモードでは開きません。
添付ファイルのタイプ |
使用されるアプリケーション |
FlashPaper[FlashPaper] |
デフォルトの Web ブラウザー |
Microsoft Word ドキュメント |
Microsoft Word(インストールされている場合) |
Microsoft Excel スプレッドシート |
Microsoft Excel(インストールされている場合) |
Microsoft PowerPoint プレゼンテーション |
Microsoft PowerPoint |
テキスト (TXT) ファイル |
メモ帳、ワードパッドなどのデフォルトのテキストエディター |
|
Adobe Reader(インストールされている場合) |
SWF ファイル |
Internet Explorer、Mozilla Firefox などのデフォルトの Web ブラウザー |
イメージまたはグラフィックファイル |
Internet Explorer、Mozilla Firefox などのデフォルトの Web ブラウザー |
URL |
Internet Explorer、Mozilla Firefox などのデフォルトの Web ブラウザー |
Web ページ、ドキュメント、PDF ファイル、FlashPaper ドキュメント、SWF ファイルまたはスプレッドシートをプレゼンテーションに添付します。また、Web サイトへのリンク、または Adobe Connect Server やサードパーティ製のシステムによってホストされているドキュメントへのリンクを追加することもできます。
Microsoft が追加したセキュリティ制限により、Adobe Connect Server ではなくローカルにパブリッシュしたプレゼンテーションの添付ファイルが、Internet Explorer では適切に表示されない場合があります。
この問題を回避できる方法が 2 つあります。
1 つは、プレゼンテーションのパブリッシュに Adobe Connect Server (または、他の学習管理システム)を使用する方法です。
もう 1 つは、添付するファイルを Web ブラウザーや、ユーザーがアクセスできるネットワークドライブからダウンロードできるようにします。そして PowerPoint のハイパーリンク機能を使用することで、ユーザーが添付ファイルを表示できるようにする方法です。
Adobe Connect Server またはサードパーティ製のシステム上のドキュメントへのリンクは添付ファイルです。例えば、PowerPoint スライド上のテキストから SWF ファイルへのリンクを作成できます。
ドキュメントにリンクするときに、プレゼンテーションで適切に表示されるように、ドキュメントをそのドキュメントのリソースフォルダーにコピーする必要がある場合があります。
プレゼンテーションからファイルへのリンクを作成するときに、リンクパスがプレゼンテーションの場所を基準にしている場合、このセクションに記載されているステップを実行して、リンクが正しく機能することを確認します。この問題は、PowerPoint が相対リンクの管理に使用する方法が原因で発生します (ただし、PowerPoint は、ファイルへのすべてのリンクを、PPT ファイルまたは PPTX ファイルと同じドライブで解決します)。
リンクの代わりに添付ファイルを使用できます。添付ファイルを使用すると、ファイルはパブリッシュされたコンテンツに自動的に含まれます。
プレゼンテーションに添付ファイルを追加した後に、添付ファイルに関する情報を編集できます。
添付ファイルの内容を編集するには、そのファイルを作成したアプリケーションでファイルを開きます。編集後、Adobe Presenter を開き、古い添付ファイルを削除してから、更新された添付ファイルを追加します。
添付ファイルが含まれるフォルダーを間違って削除した場合、次にプレゼンテーション(PPT または PPTX)ファイルを開いて保存するときに、削除された添付ファイルごとにファイルがないことを示すダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスには、Windows エクスプローラによる添付ファイルの参照、プレゼンテーションからの添付ファイルの削除、および無視の 3 つのオプションがあります。「無視」を選択すると、そのプレゼンテーションを閉じて、再び開き、「保存」を選択しない限り、ダイアログボックスは表示されません。
アニメーションや SWF ファイルを Adobe Presenter プレゼンテーションに組み込むことができます。
フロートテキストやディゾルブテキストのような PowerPoint アニメーションが既にある場合、それらは Adobe Presenter によってスムーズに変換され、PowerPoint で表示される場合とまったく同じように最終的なプレゼンテーションに表示されます。
Adobe Presenter でアニメーションを制御できるようにするには、アニメーションを「クリック時」に設定する必要があります。 スライドマスターにあるアニメーションは制御できません。アニメーションをスライドマスターから削除し、個々のスライドに配置してください。
Adobe Presenter は、プレゼンテーションの訴求力を高めるのに役立つ経営者や医師などのすぐに使用できる人物画像を提供します。
オフィスビルやホームインテリアなどのシーンをすばやく挿入することもできます。
文字ダイアログボックスの「ここから文字アセットをダウンロード」リンクをクリックして、複数の画像をダウンロードします。
プレゼンテーションに PowerPoint アニメーションが含まれている場合、アニメーションの再生後にプレゼンテーションを自動的に一時停止させることができます。この方法は、アニメーションが終了し、プレゼンテーションが再開される場所を定義するのに便利です。
このオプションが選択されている場合、ユーザーは、一時停止後にプレゼンテーションを再開するためにツールバーの「再生」 をクリックする必要があります。
イメージの画質を高くすると、ファイルサイズが大きくなります。いくつかの設定を試して、画質とファイルサイズのちょうど良いバランスを見つけてください。高画質は帯域幅の制限がないユーザーに向いています。一方、帯域幅が制限されているユーザーには、通常または低画質を使用してください。
高
ファイルサイズが最も大きくなり、イメージの画質が最も高くなります。
中
ファイルサイズとイメージの画質のバランスが最適になります。
低
ファイルサイズが最も小さくなり、イメージの画質が最も低くなります。
劣化なし
(Adobe Presenter 7.0.7 以降で使用可能)SWF ファイルに埋め込まれる高画質画像。SWF ファイルのサイズは、「低」オプションから得られるもの以上です。Adobe Presenter では、品質が劣化する形式である .jpeg 形式ではなく、劣化のない形式である .png 画像形式を使用します。
オーディオファイルを含めずにプレゼンテーションをパブリッシュするには、「オーディオをパブリッシュ」の選択を解除します。
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