Adobe Presenter には多くの録音オプションが用意されています。

コンピューターに Adobe Captivate 6.0 がインストールされている場合は、Adobe Presenter からアプリケーションシミュレーションをキャプチャできます。キャプチャされたシミュレーションは、別のスライドに SWF ファイルとして自動的に挿入されます。

録音プロセスの概要

  1. PowerPoint で PPT または PPTX ファイルを開きます。

  2. アプリケーションシミュレーションの前のスライドを選択します。例えば、シミュレーションをスライド 6 に表示させる場合は、スライド 5 をクリックします。

  3. 「Adobe Presenter」をクリックし、「アプリケーションシミュレーション」グループで「記録」をクリックします。記録ウィンドウが表示されます。

  4. 画面領域またはアプリケーションをクリックします。

    アプリケーション

    プロジェクトの一環として記録するアプリケーションを指定する場合は、このオプションを選択します。アプリケーションを選択メニューで、アプリケーションのうち、記録するものを選択し、次のいずれかを選択します。

    カスタムサイズ

    記録されたプロジェクトの寸法を設定する場合は、このオプションを選択します。標準サイズの一覧から選択するか、またはカスタムサイズを定義できます。選択したアプリケーションは、記録領域の枠線内に合わせて自動的にサイズが変更されます。記録を開始する前に、プロジェクトの寸法について明確に意識しておくことをお勧めします。

    アプリケーションウィンドウ

    アプリケーションウィンドウ全体を記録する場合は、このオプションを選択します。アプリケーションの寸法は、変更されません。記録矩形は、アプリケーションに合わせてサイズが変更されます。

    アプリケーション領域

    アプリケーションで定義された領域を記録する場合は、このオプションを選択します。例えば、3 つのフレームを持つウィンドウを記録している場合、個別のフレームの上にマウスを移動すると、記録ウィンドウがそれに合わせて吸着します。アプリケーションの寸法は、変更されません。記録矩形は、アプリケーションの定義された領域に合わせてサイズが変更されます。

    画面領域

    画面上の領域内で発生したすべてのイベントをキャプチャする場合に、このオプションを選択します。

    カスタムサイズ

    特定の寸法を使用してプロジェクトを記録する場合は、このオプションを選択します。標準サイズの一覧から選択するか、または独自のカスタムサイズウィンドウを作成できます。

    フルスクリーンモード

    記録ウィンドウのサイズをモニター画面のサイズに設定する場合は、このオプションを選択します。コンピューター画面全体が記録ウィンドウとして扱われます。デュアルモニターを使用している場合、記録に使用するモニターを選択できます。このモードでの記録では、モニターの解像度が高い場合に、プロジェクトおよび出力ファイルのサイズが非常に大きくなる可能性があります。

  5. 「記録タイプ」領域で、「自動」または「手動」をクリックします。詳しくは、自動記録および手動記録を参照してください。

  6. 次のいずれかまたはすべての操作を実行します。

    • 記録ウィンドウを移動させて画面上での移動を追跡するには、パニングモードを選択します。詳しくは、パニングを参照してください。

    • 記録中にコメントを追加する場合は、音声入力のタイプを選択します。

    • 記録中に Adobe Captivate が使用するデフォルト設定を変更するには、記録オプションの一番下にある「設定」をクリックします。記録の環境設定のカスタマイズについて詳しくは、記録の環境設定の指定を参照してください。

  7. 「記録」をクリックします。

  8. 手動記録を選択した場合、処理の実行中にスクリーンショットをキャプチャするには、PrintScreen キーを押します。

  9. 記録を完了したら、End キーを押します。

自動記録

自動記録で記録すると、Adobe Captivate によってスクリーンショットが自動的にキャプチャされ、別々のスライドに配置されます。通常、スクリーンショットのキャプチャは、マウスイベント、キーボードイベントまたはシステムイベントによってトリガーされます。自動記録は、Adobe Presenter で最も一般的に使用される記録方法です。

録音オプション(ファイル/新しいソフトウェアシミュレーションを記録)で、次の自動記録モードのいずれかを選択します。

  • デモンストレーションモード

  • トレーニングモード

  • 評価モード

  • カスタムモード

モードによっては、記録中に、次に示す 1 つ以上のオブジェクトが自動的に追加される場合があります。各モードの記録に関する環境設定は、変更することができます。各モードの説明内容は、記録の環境設定がデフォルト値の場合のものです。

テキストキャプション

テキストキャプションは、スライド上の特定の領域を強調したり、概念を説明したり、追加情報を表示したりするために使用されます。自動または手動でテキストキャプションを作成できます。プロジェクトを自動記録する場合は、Adobe Captivate でテキストキャプションを自動的に作成できます。テキストキャプションは、様々なマウスイベントとキーボードイベントに関して生成されます。

テキストキャプションでは、手順を説明するためにアプリケーションのラベルが使用されます。例えば、ユーザーがメニューバーの「ファイル」をクリックすると、「ファイルメニューを選択」というテキストを含んだテキストキャプションが自動的に作成されます。キャプションは必要に応じて後で編集できます。ユーザーがムービーを表示すると、記録中に実行されたアクションがキャプションと共に表示されます。

テキスト入力ボックス

テキスト入力ボックスは、ユーザーによる入力を必要とする Adobe Captivate オブジェクトです。一部のモードでの記録時には、デフォルトのヒントキャプション、成功キャプションまたは失敗キャプションを含んだテキスト入力ボックスがスライドに追加されます。これらのキャプションのテキストは、後で編集できます。

クリックボックス

クリックボックスは、記録時にマウスがクリックされた場所の周辺領域を指定する Adobe Captivate オブジェクトです。クリックボックスを使用すると、ユーザーはムービーを使用してアプリケーションまたは Web サイトをテストできます。閲覧者がクリックボックスをクリックした後に、プロジェクトが別のアクションを実行するように設定できます。例えば、プロジェクトが再生を再開したり、新規プロジェクトを開いたり、特定の Web サイトを開いたりするように設定できます。

ハイライトボックス

ハイライトボックスは、注意を引きたい領域上に配置する、半透明な色付きの四角形です。ハイライトボックスの形式、色、透明度およびサイズは編集できます。プロジェクトやスライドを自動的に記録すると、マウスイベントが発生した領域にハイライトボックスが作成されます。既存のプロジェクトがある場合は、手動でハイライトボックスを追加することもできます。

これらのオブジェクトについての詳細は、Adobe Captivate ヘルプを参照してください。

デモンストレーションモード

手順または機能のデモンストレーションを行うには、デモンストレーションモードを使用します。ただし、このモードで生成されたムービーには、ユーザーインタラクション領域が用意されていません。ユーザーには、プロジェクトの記録時に実行されたアクションが表示されるだけです。

デモンストレーションモードでムービーを記録すると、Adobe Captivate によって次の処理が行われます。

  • アプリケーションのコントロールラベルを使用して、テキストキャプションが追加されます。例えば、ユーザーがメニューバーの「ファイル」をクリックすると、「ファイルメニューを選択」というテキストを含んだテキストキャプションが自動的に作成されます。

  • マウスがクリックされた領域をハイライト表示するためのハイライトボックスが追加されます。

  • 記録時に手動でテキストを追加します。

トレーニングモード

ムービーの途中でユーザーにテストを出す場合は、トレーニングモードを使用します。ムービーは、ユーザーが前のアクションを正しく実行した場合のみ、次のスライドに移動します。

トレーニングモードでスライドを記録すると、Adobe Captivate によって次の処理が行われます。

  • ユーザーがマウスをクリックする必要がある場所にクリックボックスが追加されます。

  • ユーザーによる入力用のテキスト入力ボックスが追加されます。失敗キャプションおよびヒントキャプションが各テキスト入力ボックスに追加されます。

評価モード

ユーザーが手順をどの程度理解しているかをテストする必要がある場合は、評価モードを使用します。ユーザーによって正しいオプションがクリックされるたびに与えるスコアを設定できます。また、ユーザーが手順を何回試行できるかを設定することもできます。ユーザーが指定された試行回数以内に正しいオプションをクリックできなかった場合、ムービーは次のスライドに移動しません。試行が失敗に終わった場合、ユーザーにスコアは与えられません。

評価用モードでスライドを記録すると、Adobe Captivate によって次の処理が行われます。

  • ユーザーがマウスをクリックする必要がある場所にクリックボックスが追加されます。

  • ユーザーによる入力用のテキスト入力ボックスが追加されます。失敗キャプションが各テキスト入力ボックスに追加されます。

カスタムモード

複数のモードの機能を組み合わせて使用する必要があるプロジェクトの場合は、カスタムモードを使用します。このモードを使用すると、Adobe Captivate で最高レベルのカスタマイズを実現できます。カスタムモードでは、デモンストレーションとトレーニングの両方で構成されるプロジェクトを作成し、評価機能を含めることもできます。カスタムモードでの記録時に Adobe Captivate オブジェクトがデフォルトで追加されることはありません。

例えば、ファイルの編集に関するトレーニング用のムービーについて考えてみましょう。アプリケーションを開いたり、ファイルを開いたりするなど、比較的単純なタスクを示す冒頭の数枚のスライドには、デモモードで作成されたスライドをそのまま使用できます。編集手順について説明したスライドに進むと、ユーザーがインタラクションできる様々なオブジェクトを追加できます。プロジェクトの最後には、評価スライドを追加できます。

マルチモード記録

Adobe Captivate プロジェクトを記録する場合、複数のモードで記録できます。マルチモード記録を使用すると、複数の自動記録モードでの出力を必要とするプロジェクトで作業する際に時間を節約できます。

手動記録

記録時にスクリーンショットをキャプチャして、プロジェクトを手動で作成することができます。 記録処理中に少数のスクリーンショットを選択する必要がある場合は、手動記録を使用します。手順が多くて複雑な処理には向いていません。

パニング

画面内でのマウスポインターの移動に記録ウィンドウを合わせる場合は、パニングを使用します。パニングにより、記録ウィンドウが画面のサイズより小さい場合でも、大きな画面でイベントを容易にキャプチャできます。

Adobe Captivate では、次のパニングオプションを使用できます。

自動パニング

記録中にマウスを動かすたびに、記録ウィンドウがポインターの動きに合わせて自動的に移動します。

手動パニング

次のイベントが発生する領域に記録ウィンドウを手動で移動する必要があります。それ以外は、自動パニングオプションと同じです。

記録の環境設定の指定

記録オプションで「設定」をクリックします。オプションの詳細な説明については、Adobe Captivate ヘルプを参照してください。

アプリケーションシミュレーションの編集

  1. スライドの「SWF」をクリックし、「アプリケーションシミュレーション」グループの「編集」をクリックします。Adobe Captivate が表示されます。

    注意:

    どのスライドに SWF ファイルが含まれているかを検索するには、SWF (Flash) を管理ダイアログボックス(グループを挿入/SWF/管理)を開きます。

  2. 必要に応じてシミュレーションを変更します。Adobe Captivate を使用したアプリケーションシミュレーションの編集について詳しくは、Adobe Captivate ヘルプを参照してください。

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