Adobe Acrobat および Reader に関するセキュリティアップデート公開

リリース日:2016年3月3日

最終更新日:2016年3月8日

脆弱性識別番号: APSB16-09

優先度:2

CVE 番号: CVE-2016-1007、CVE-2016-1008、CVE-2016-1009

プラットフォーム:Windows および Macintosh

概要

Windows 版および Macintosh 版の Adobe Acrobat および Reader を対象としたセキュリティアップデートが公開されました。 これらのアップデートにより、対象システムが攻撃者に制御される恐れのある重大な脆弱性が解消されます。

対象のバージョン

製品名 トラッキング 対象のバージョン プラットフォーム
Acrobat DC 連続トラック 15.010.20059 とそれ以前のバージョン
Windows および Macintosh
Acrobat Reader DC 連続トラック 15.010.20059 とそれ以前のバージョン
Windows および Macintosh
       
Acrobat DC クラシック 15.006.30119 とそれ以前のバージョン
Windows および Macintosh
Acrobat Reader DC クラシック 15.006.30119 とそれ以前のバージョン
Windows および Macintosh
       
Acrobat XI デスクトップ 11.0.14 とそれ以前のバージョン Windows および Macintosh
Reader XI デスクトップ 11.0.14 とそれ以前のバージョン Windows および Macintosh

Acrobat DC に関するご質問については、Acrobat DC FAQ ページを参照してください。Acrobat Reader DC に関するご質問については、Acrobat Reader DC FAQ ページを参照してください。

解決策

以下の手順に従って、ソフトウェアのインストールを最新バージョンに更新されることをお勧めします。

最新バージョンは、次のいずれかの方法で入手可能です。

  • 「ヘルプ/アップデートを確認」を選択して、製品のインストールを手動で更新することができます。
  • 製品のアップデートが検出されると、ユーザーが操作しなくても製品は自動的にアップデートされます。
  • Acrobat Reader のフルインストーラーはAcrobat Reader ダウンロードセンターからダウンロードできます。

IT 管理者(管理環境)の場合:

  • エンタープライズインストーラーは ftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/ からダウンロードするか、またはインストーラーにリンクされている特定のリリースノートを参照してください。
  • AIP-GPO、bootstrapper、 SCUP/SCCM (Windows 版)、あるいは Macintosh 版の場合であれは Apple Remote Desktop および SSH など、好みの方法でアップデートをインストールします。
製品名 トラッキング アップデートバージョン プラットフォーム 優先度評価 入手方法
Acrobat DC 連続トラック 15.010.20060
Windows および Macintosh 2 Windows
Macintosh
Acrobat Reader DC 連続トラック 15.010.20060
Windows および Macintosh 2 ダウンロードセンター
           
Acrobat DC クラシック 15.006.30121
Windows および Macintosh
2 Windows
Macintosh
Acrobat Reader DC クラシック 15.006.30121
Windows および Macintosh 2 Windows
Macintosh
           
Acrobat XI デスクトップ 11.0.15 Windows および Macintosh 2 Windows
Macintosh
Reader XI デスクトップ 11.0.15 Windows および Macintosh 2 Windows
Macintosh

脆弱性に関する詳細

  • このアップデートは、コード実行の原因になりかねない、メモリ破損の脆弱性を解消します(CVE-2016-1007, CVE-2016-100)。 
  • このアップデートは、コード実行の原因になりかねない、リソース検索に使用するディレクトリ検索パスの脆弱性を解消します(CVE-2016-1008)。

謝辞

この問題を指摘し、ユーザーの保護にご協力いただいた以下の個人および組織の皆様に対し、アドビより厚く御礼を申し上げます。

  • HPE Zero Day Initiative の AbdulAziz Hariri 氏(CVE-2016-1007)
  • HPE Zero Day Initiative の AbdulAziz Hariri 氏および Jasiel Spelman 氏(CVE-2016-1008)
  • HPE Zero Day Initiative と協力している Clarified Security の Jaanus Kp 氏(CVE-2016-1009)