Adobe Acrobat についての FAQ

基本事項

Acrobat Pro は、最新バージョンの Acrobat サブスクリプションソフトウェアです。アドビが提供する最もモバイルで生産的な、コラボレーション型 PDF ソリューションです。Acrobat Pro には Acrobat デスクトップソフトウェア、高度なモバイル機能を備えた Acrobat Reader モバイルアプリケーション、および高度な Adobe Acrobat オンラインサービスが含まれており、どこにいても、どのデバイスからでも生産性を落とさずに作業を行うことができます。

Acrobat Pro で可能な処理のほんの一例を次に示します。

  • 外出先でも高い生産性を維持Acrobat Reader モバイルアプリケーションおよびプレミアムオンラインサービスの高度なモバイル機能を使用して、外出先でも PDF を様々に利用できます。PDF の作成、編集、書き出し、整理、共有、署名などの作業で必要になる PDF ツールを、コンピューター、ブラウザー、モバイルデバイスなど多様な環境から容易に使用できるので、あるデバイスで開始した作業の続きを別のデバイスで再開することも可能です。
  • PDF テキストと画像の編集:使い慣れたポイント&クリックインターフェイスによって、Acrobat 内で PDF 文書を直感的に編集できます。また、Acrobat Pro サブスクリプションに登録して、iPad または Android タブレットからテキストや画像を編集することもできます。
  • スキャンした文書を編集:モバイルデバイスのカメラで紙の文書の写真を撮り、デスクトップで編集可能な PDF に変換できます。自動的なフォントマッチにより、新たに編集した部分も周囲に自然になじみます。
  • 保護された PDF の作成:Acrobat または一般的な Microsoft Office アプリケーションから高品質な PDF ファイルを作成できます。機密情報のコピー、編集、印刷を防ぐために制限を適用することができます。
  • PDF の Office への書き出し:フォント、書式設定、レイアウトを保持しつつ、PDF を Word、Excel または PowerPoint 形式に変換できます。
  • Dropbox、Box、Google ドライブ、OneDrive との連携:Acrobat Pro で作業しながら、Dropbox、Box、Google ドライブまたは Microsoft OneDrive のアカウントでファイルへのアクセスや、ファイルの編集、共有、保存ができます。
  • どこでも文書に署名:外出先などでも、優れた自動入力機能を使用してフォームの入力や署名、送信をすぐにおこなうことができます。
  • 機密情報を削除:テキスト、画像、さらにはメタデータも検索して完全に削除することができます。

Acrobat 永続ライセンス版からアップグレードすべき理由は次のとおりです。

  • Adobe Acrobat オンラインサービスを使用して、必要な PDF タスクをオンラインやモバイルデバイスで完了できます。
  • Adobe Cloud を使用すれば、いつでもどのデバイスからでも文書に接続し、多くの作業を PDF で実行することができます。
  • デスクトップ、モバイルデバイスまたはブラウザーからファイルを作成、変換、共有および署名できます。
  • 新しい Acrobat オンラインレビューサービスで、文書のレビューを簡素化し、迅速に行えます。1 つのリンクを送信して、オンライン上で 1 つの PDF ファイルに対する全員のコメントを収集し、進行状況を常に把握できるようにします。
  • アクションが必要な文書を表示できるようにします。新しいホームビューの To Do カードは、表示、レビュー、または署名が必要な文書の一覧とともに、タスクについての詳細な情報を提供できます。
  • 自分と共有された、または自分が共有した文書に対するリクエストやアクションを通知する新しい通知ベル機能を使用すると、文書へのアクションに関する通知を受け取ることができます。
  • ホームビューでは署名用に送信された文書のステータスを表示およびトラックしたり、リマインダーを送信したり、リクエストをキャンセルしたりするなどの操作を行うことができます。
  • Surface Pro などの最新のタッチ対応 Windows デバイスでの生産性を上げることができます。MacBook Pro コンピューターでタッチバーを使用して、作業の効率を上げることができます。
  • 新しい Adobe Sensei を利用したフォームフィールド検出機能で、フォームにすばやく入力および署名し、編集された場合は無効となる、ロックされたコピーを共有することができます。
  • 100 GB のオンラインストレージにファイルをオンラインで安全に保存し、アクセスできます。
  • まったく新しい「ファイルを比較」ツールによって、2 つの PDF ファイルの差異を迅速かつ正確に検出できます。
  • 複数の PDF を 1 つのウィンドウで開き、新しい複数タブ表示を使用してすばやく作業をおこなえます。
  • 「PDF を編集」ツールで、新しい番号付きリストや箇条書きを作成できます。
  • 新しい「スキャナーから PDF を作成」ワークフローによって、最適なスキャンオプションを簡単に選択し、最適な結果を得ることができます。
  • 更新された証明書ツールにより、以前よりも簡単に文書の電子サイン、証明、検証をおこなえます。
  • 機能強化されたツール検索により、特定の作業に必要なツールをすばやく見つけることができます。
  • Mac で SharePoint ベースの共有レビューを開始し、迅速にフィードバックをやり取りできます。

Acrobat XI からアップグレードすべき理由としては、上記に加えて、さらに以下の点が挙げられます。

  • スキャンした紙の文書を編集可能な PDF に簡単に変換できます。
  • ページ全体での段落の折り返しや容易な箇条書きの更新によって、PDF をすばやく編集できます。
  • PDF を Word、Excel または PowerPoint に書き出して、箇条書きや表を見やすくすることができます。
  • 優れた自動入力機能を使用して、フォームの入力や署名、フォームの送信をどこにいてもすぐにおこなうことができます。
  • スペルチェックを使用して、PDF 内の入力ミスを特定および修正できます。
  • 紙の文書の写真を自動的に切り抜き、修正できます。
  • 横に並べて表示できる機能を使用して、エラーの可能性があるテキスト認識を修正できます。

モバイルと web では、次のことも可能です。

  • 追加料金なしで、新機能やアップグレードを継続的にアクセスできます。
  • 最新の Acrobat Reader モバイルアプリケーションを使用して、PDF の作成、編集および署名を行うことができます。
  • iOS または Android タブレットから PDF のテキストや画像を編集できます。
  • iOS または Android のタブレットやスマートフォンから PDF ファイルのページを整理できます。
  • モバイルデバイスのカメラをポータブルスキャナーとして使用できます。
  • 他のユーザーの署名を取得したり、返答をトラックしたり、署名された文書をアーカイブしたりできます。
  • PDF へのリンクを共有したり、重要なドキュメントの受信履歴を管理したり確認したりすることができます。
  • ファイルをオンラインで安全に保存し、アクセスできます。

Acrobat Pro の以前のバージョンとの相違点について詳しくは、Acrobat のバージョン比較を参照してください。

Adobe Acrobat には、デスクトップ製品、モバイルアプリケーション(無料)および Adobe Cloud を通じて利用可能なオンラインサービスが含まれています。

Windows 向けデスクトップ製品:

Mac OS 向けデスクトップ製品:

 モバイル版アプリ:

Web アプリ:

Acrobat の製品比較を参照してください。お客様に最適な Adobe Acrobat の購入方法が見つかります。

Acrobat Pro または Acrobat Standard を購入すると、お手頃な月額料金で次のサービスをご利用いただけます。

  • 追加料金なしで、Acrobat Pro または Acrobat Standard デスクトップソフトウェアの新機能やアップグレードを継続的にアクセスできます。
  • Acrobat Reader モバイルアプリケーションおよびプレミアムオンラインサービスの高度なモバイル機能を使用して、外出先でも PDF を様々に利用できる Adobe Acrobat オンラインサービスをご利用いただけます。

新機能および拡張機能は、通常、四半期ごとにリリースされます。これまでの追加機能を確認するには、Acrobat の新機能の概要を参照してください。

はい。企業における導入を効率化し、IT コストを管理するための Acrobat の様々なツールおよびユーティリティを用意しています。詳しくは、IT 担当者向けリソースのページを参照してください。

はい。アドビは最先端のエンタープライズモビリティ管理(EMM)プラットフォームと連携して、企業が Adobe Acrobat モバイルアプリを安全に管理および配布できるようにしています。

Acrobat の新機能の使い方とチュートリアルについては、Acrobat ヘルプを参照してください。

ライセンス認証は、お客様のソフトウェアが正規のものであり、使用許諾契約に従って使用されていることをアドビが確認するために必要なプロセスです。コンシューマーとしてのお客様の権利と、ソフトウェア開発者としてのアドビの権利を保護することを目的としています。また、ライセンス認証は、購入したソフトウェアが偽物でないことを確認する際にも役立ちます。

Acrobat 製品では、ライセンス認証をインターネット経由で自動的に試行します。ライセンス認証中に個人情報が送信されることはありません。ユーザーライセンス 1 件につき、2 台のコンピューターに Acrobat をインストールする権限が付与されます。詳しくは、アドビのソフトウェアライセンス認証のページを参照してください。

オンラインのコンピューターでライセンス認証をおこなうことができない場合、IT 管理者は Adobe Customization Wizard を使用してオフラインの例外を設定できます。詳しくは、IT 担当者向けリソースを参照してください。

詳しくは、Acrobat の技術仕様のページを参照してください。

詳しくは、Acrobat の技術仕様のページを参照してください。

詳しくは、Adobe Acrobat オンラインの言語ティアのページを参照してください。

Adobe Acrobat オンラインサービス

Acrobat オンラインサービスを使用すると、web ブラウザーやモバイルデバイスで次の重要な PDF タスクを実行できます。

  • PDF の作成 - 文書、画像、写真を PDF ファイルに変換できます(web およびモバイル)
  • PDF の書き出し - 編集可能な Microsoft Word、Excel、PowerPoint または RTF ファイルに PDF を変換できます(web およびモバイル)
  • Edit PDF:PDF でテキストや画像を追加または編集できます(Acrobat Pro を購読している場合のみ、iPad および Android タブレットで可能)。
  • PDF の整理 - PDF のページの順序の変更、削除または回転(Acrobat Pro のサブスクリプションを使用している場合のみ、web およびモバイルで可能)
  • PDF の結合 - 複数のファイルを単一の PDF に結合できます(web のみ)。
  • レビュー用に送信 - 1 つのリンクが記載された 1 件の電子メールを必要な人数のレビュー者に送信します。1 つのオンラインファイルで全員のフィードバックをトラックします(このサービスはデスクトップ、web、およびモバイルの機能をサポートしています)。
  • PDF の共有:文書の送信、トラック、受領確認を、FAX や翌日配達サービスを使わずとも電子的に実行できます(このサービスは、デスクトップ、web、モバイルの機能をサポートしています)。
  • 署名用に送信 - 文書を署名用に送信し、その後のトラック、管理、保存をオンラインで実行できます(このサービスは、デスクトップ、web、モバイルの機能をサポートしています)。
  • Fill & Sign - 個人用の自動入力候補の一覧にすばやくアクセスして、フォームの入力と電子サインを迅速に済ませることができます(このサービスは、デスクトップ、web、モバイルの機能をサポートしています)。
  • ドキュメントをオンラインで追跡、管理、および保存します。
  • Adobe Cloud ストレージ - 最大100 GB のストレージを使用して、オンラインでファイルを保存し、これにアクセスできます。

いいえ。Acrobat Pro デスクトップソフトウェアは単体で使用できます。Adobe Acrobat オンラインサービスを利用しなくてもかまいません。

初めて Acrobat デスクトップソフトウェアを起動する場合は、ライセンス認証をおこなうためにインターネットに接続する必要があります。それ以降は、オフラインでの作業が可能です。サブスクリプションを購入した場合は、クレデンシャルの確認のために、定期的に(月々プランの場合は 30 日ごと、年間プランの場合は 99 日ごと)ログインするよう求められます。Acrobat Sign で電子サイン用に文書を送信して他のユーザーと PDF を共有するには、オンライン接続が必要です。

Acrobat デスクトップソフトウェアはクラウドで実行するのではなく、ローカルにインストールされ、デスクトップで実行できます。また、Acrobat オンラインサービスに接続して、豊富な機能を利用することもできます。ただし、クラウドに接続するソフトウェアの使用が会社で禁止されている場合は、御社の IT 管理者にご相談ください。Acrobat の設定をカスタマイズして、Cloud サービスへのアクセスを削除できます。詳しくは、IT 担当者向けリソースを参照してください。

はい。アドビでは、お客様のデジタル体験でのセキュリティ保護を最優先しています。業界標準のセキュリティへの対応は、社内文化やソフトウェア開発、さらにサービス運用プロセスに深く浸透しています。ID 管理、データの機密性または文書の整合性に関しても、Adobe Cloud はお客様の文書、データ、個人を特定する情報を保護するための業界標準のセキュリティ対策を実装しています。アドビのセキュリティへの対応「Adobe Secure Product Lifecycle」または Adobe Cloud ソリューションのセキュリティについて詳しくは、http://www.adobe.com/jp/security.html を参照してください。

モバイル

無料の Adobe Acrobat Reader モバイルアプリケーションを使用すると、どこにいても Android デバイスや iOS デバイス、Windows デバイスから簡単に PDF ファイルを表示、共有したり、PDF ファイルに注釈を追加、入力、署名したりできます。また、Adobe Acrobat Standard や Adobe Acrobat Pro のサブスクリプションを購入すると、Adobe Acrobat オンラインの優れた機能によって PDF をさらに活用できます。詳しくは、Acrobat Reader モバイル版アプリを参照してください。あるいは、Google PlayiTunes App Store または Windows Phone Store からモバイル版アプリをダウンロードしてください。

Adobe Acrobat Sign モバイルアプリケーションは、Acrobat Sign のモバイル版無償アプリケーションです。Acrobat Standard、Acrobat Pro およびエンタープライズプラン向けの Adobe Acrobat に付属しています。Acrobat Sign を使用すると、外出先で商取引を行なうことができます。Adobe Sign モバイルアプリケーションで、iOS または Android デバイスから送信、署名、トラックおよび署名済み文書の管理をおこなうことができます。また、クライアントや顧客から対面で電子サインをもらうにも理想的なツールです。Acrobat Sign は Acrobat Reader モバイルアプリケーションと連携しなくても使用できます。Acrobat Sign の既存の登録ユーザーは、Google Play または iTunes App Store からダウンロードできます。

Adobe Scan は、自動テキスト認識機能により、紙やホワイトボードから高品質の PDF を作成できる無償アプリです。Adobe Sensei の人工知能を活用した Adobe Scan は、自動的にスキャンを強化し、遠近エラーを修正し、境界を検出し、さらに、ワークフローを自動化することによって、外出中でもより多くの操作を実行できるようになりました。

はい。アドビは、企業のセキュリティとコンプライアンスを保護する一方で、モバイルを利用した業務の生産性を向上させる必要がある企業顧客のニーズにも対応するよう努めています。Acrobat Reader モバイル版アプリと Acrobat Sign モバイル版アプリは、どちらも Android for Work EMM プラットフォームをサポートします。また、iOS 版と Android 版の Adobe Acrobat Reader for Microsoft Intune も提供されています。Acrobat Reader は、AppConfig プラットフォームもサポートしています。詳しくは、IT 担当者向けリソースを参照してください。

いいえ。しかし、Acrobat Reader モバイルアプリケーションには、Acrobat の最も一般的な機能を含む重要な PDF ツールが付属しています。Acrobat Reader を Android デバイスや iOS デバイスで使用すると、PDF の作成、書き出し、署名、整理および共有を簡単におこなうことができます。また、iPad および Android タブレットで作業する際には、PDF 内のテキストや画像を編集したり、ページを整理したりすることもできます。詳しくは、Acrobat Reader モバイル版アプリを参照してください。

Acrobat の購入

Acrobat は、サブスクリプション購入の方式で提供されています。 Acrobat Pro または Acrobat Standard を年間または月々のいずれかのサブスクリプションプランを通じて購入できます。サブスクリプションには、デスクトップ向けの Acrobat Pro または Standard に加えて、Adobe Acrobat モバイルアプリとオンラインサービスが含まれています。

ストアで Acrobat 製品をご注文いただくか、アドビリセラーにお問合せください。企業や組織向けの Acrobat を購入する場合は、Acrobat のボリュームライセンスのページを参照してください。

サブスクリプションプランによって従来よりもお手頃な価格で Acrobat をご購入いただくことができます。また、高機能の Acrobat オンラインサービスもご利用になれます。

サブスクリプションと都度購入のオプションについては、Acrobat の製品比較を参照してください。Acrobat のバージョン比較では、Acrobat と以前のバージョンの違いを確認することもできます。

はい。体験版には、Acrobat Pro の最新デスクトップバージョン(Mac 版と Windows 版の両方)に加え、高度なモバイル機能やオンライン機能を活用できる Adobe Acrobat オンラインサービスが含まれます。文書を PDF に変換して、デスクトップ、モバイルデバイス、またはブラウザーから編集可能な Microsoft Office ファイル形式で書き出すことができます。iPad や Android タブレットデバイスでテキストや画像を編集し、スマートオートフィル機能でフォームに入力および署名したり、フォームを送信したりできます。さらに、PDF をレビュー用に共有したり、他のユーザーに署名を依頼したり、デスクトップ、モバイルデバイス、またはオンラインから返答をトラックおよび管理したりできます。体験版 FAQ を参照してください。

はい。体験版では Acrobat Reader、Acrobat Standard、または Acrobat Pro に Acrobat Sign ツールが含まれます。Acrobat 内の Acrobat Sign では、他のユーザーから署名を取得したり、返答をトラックしたり、署名された文書をアーカイブしたりできます。

はい。アドビは、お客様の様々な要件を満たすために、多様な Acrobat ソフトウェア購入オプションを提供しております。Acrobat 2020 製品ファミリーは、永続ソフトウェア(デスクトップのみ)ライセンスでご購入いただけます。このライセンスは、Transactional Licensing ProgramCumulative Licensing Program などのボリュームライセンスプログラムを通じてご購入いただくか、アドビ認定の販売店やオンラインストアで製品キーカードやデジタルデータ形式でご購入いただけます。

アドビの認定リセラーにお問い合わせください。または、こちらからお申し込みいただくと、販売部門の担当者からご連絡いたします。

機能

Acrobat には、入力可能な PDF フォームの作成と拡張に役立つ 3 つのツールがあります。

  • 主要なツールは、Acrobat の「フォームを準備」ツールです。このツールを使用すると、既存のフォームを入力可能な PDF フォームに簡単に変換できます。紙のフォームをスキャンするか、Microsoft Word や Excel などの他のアプリケーションで作成されたシンプルなフォームを選択します。Acrobat では、静的フォームフィールドが自動的に認識され、入力可能なフォームフィールドに変換されます。フォームフィールドを追加または編集したり、必要な情報をすべて収集するための工夫を加えたりすることもできます。高度なフォーム作成オプションとしては、ボタン、チェックボックス、計算、署名フィールド、必須フィールドなどがあります。詳しくは、入力可能な PDF フォームを参照してください。
  • Acrobat Pro の JavaScript ツールでは、高度な書式設定、計算または検証を使用して入力可能なフォームを拡張できます。ボタンにアクションを割り当てたり、フォームフィールドを会社のデータベースに接続したりすることもできます。
  • Adobe Acrobat Sign(Acrobat Pro サブスクリプションを通じて利用可能)による「入力と署名」ツールでは、文書にフォームフィールドや署名フィールドをすばやく簡単に追加して、他のユーザーに署名を依頼できます。詳しくは、電子サインのページまたはチュートリアルを参照してください。

Acrobat では、目的に応じて、様々なオプションを使用してフォームの返答を収集できます。

  • Acrobat Pro サブスクリプションを購入済みの場合は、共有ツールを使用して、Adobe Cloud にフォームをアップロードし、特定の受信者にそのリンクを知らせて、受信者がファイルをいつ表示したかについて通知を受け取ることもできます。  また、Acrobat を使用して、既存の紙または電子のフォームをシンプルな PDF ファイルに変換し(入力可能なフォームフィールドは追加しない)、電子メールの添付ファイルとして他のユーザーに送信することもできます。無料の Adobe Acrobat Reader ソフトウェアのユーザーに対しては、新しく導入された「入力と署名」ツールを使用してフォームに入力し、返信してもらうよう依頼できます。
  • よく使用するフォームがあり、個人の返答を記録しておく必要がある場合は、Acrobat の「フォームを準備」ツールを使用すると、Acrobat でフォームデータを自動的に収集して、表形式にまとめることができます。データをスプレッドシートに書き出して、さらに詳細な分析を行うことができます。
  • 他のユーザーの署名の収集を主な目的とした文書の場合は、Adobe Acrobat Sign による Fill & Sign ツール(Acrobat Pro および Acrobat Standard サブスクリプションを通じて利用可能)によって、署名とフォームフィールドの両方を含む文書を送信、トラック、管理および保存できます。

また、Adobe Acrobat のエンタープライズプランを利用すると、統合、API およびプロフェッショナルサービスを通じて、フォームデータ収集サービスと電子サインサービスをビジネスアプリケーションに追加できます。

Acrobat には、Flash 互換のビデオを PDF ファイルに組み込むためのオプションは用意されていません。この変更の影響を受けるのは、PDF の新規作成のみです。Acrobat と Acrobat Reader では、Flash コンテンツを含む PDF を引き続き表示できます(以前のバージョンで作成されたファイルの場合)。詳しくは、Flash Player の終了を参照してください。

はい。Acrobat は 64-bit アプリケーションとして実行されます。詳しくは、Acrobat の必要システム構成を参照してください。

保護されたビューは、Acrobat Reader の保護モードと同様に「サンドボックス」テクノロジーの実装であり、Acrobat の豊富な機能に対応しています。Acrobat では、保護されたビューの機能が拡張されており、PDF ファイル形式を使用して悪意のあるコードをコンピューターシステム上で実行しようとする書き込みベースの攻撃だけでなく、PDF ファイルを使用して機密データや知的財産を盗もうとする読み取りベースの攻撃をブロックできるようになりました。

保護されたビューでは、保護モードと同様に、信頼されていないプログラム(例えば、PDF ファイルとそこから呼び出されるプロセス)を制限付きのサンドボックス内でのみ実行します。これにより、PDF 形式を使用した悪意のあるコードが、コンピューターのファイルシステムに対して書き込みや読み取りをおこなえないようにします。保護されたビューでは、どの PDF ファイルにも悪意のあるコードが含まれている可能性があると見なし、ファイルを信頼できるとユーザーが明確に指定した場合を除いて、サンドボックス内で処理を実行します。

Acrobat と Microsoft

Acrobat は、Office 365、Office 2013、および Office 2010 アプリケーションとシームレスに連携します。

Windows 環境では、次の処理をおこなうことができます。

  • Office アプリケーション(Microsoft Word、Excel、PowerPoint、Outlook)の Acrobat タスクリボンから高品質の Adobe PDF を作成します。
  • Office の Acrobat リボンから作成された PDF に保護を追加して、他のユーザーが機密性の高いコンテンツをコピーまたは編集できないようにします。
  • Word、Excel または PowerPoint の Acrobat リボンを使用して、様々な手順をまとめて実行します。PDF ファイルを簡単に電子メールで送信し、パスワードで保護します。また、ファイルの使用方法に制限を設定し、共有レビュー用にファイルを送信します。Acrobat Pro では、PDF を作成し、プリセットアクションをすぐに実行して、あらかじめ定義されたタスク(アーカイブまたは公開用の文書の準備など)を行うこともできます。
  • Microsoft Outlook 用の Adobe Acrobat プラグインを使用して、様々なサイズのファイルを他のユーザーに送信します。また、トラックオプションを設定して、ユーザーがファイルを表示した場合に通知を受け取ることができます(Acrobat サブスクリプションのみ)。
  • PDF ファイルからソースの Word 文書に注釈を変更履歴として取り込みます(Microsoft Word の変更履歴の記録ツールで変更を承諾または拒否できます)。
  • 電子メールの検索と取得を簡略化します。Microsoft Outlook の電子メールまたは電子メールフォルダーをボタン 1 つで簡単にアーカイブします。
  • 高品質の Adobe PDF を Microsoft Project または Visio から直接作成します。

Microsoft のツールのその他の使用方法を次に示します。

  • Microsoft Word for Mac の Acrobat リボンを使用して、インタラクティブなリンクを備えた高品質な PDF ファイルを作成します。
  • Acrobat を使用して、既存の PDF を、業界最高レベルの正確な書式設定が適用された Word、Excel、PowerPoint 形式のファイルに変換します。Office アプリケーションで編集をおこなう際にレイアウト、箇条書きおよび表を維持します。
  • Windows 10 を搭載したタッチ操作対応デバイスを使用できます。。
  • Windows 10 デバイスで、Microsoft の DirectInk テクノロジーを利用して、指やハードウェアペンを使用して PDF 上によりスムーズに描画や手書きをおこなうことができます。
  • Microsoft Internet Explorer から、ワンクリックで web ページを PDF ファイルとしてキャプチャします。リンク、レイアウトおよび書式設定を変更せずに、ページ全体またはページの一部を変換します。

はい、Acrobat は、SharePoint や OneDrive にシームレスに統合される PDF を表示、作成および変更するための web ベースのツールを提供するようになりました。  SharePoint からは、次のことを実行できます。

  • アドビの web ベースの PDF プレビューアーを使用して、任意のブラウザーで PDF 内のファイルを開いたり、表示、注釈付け、検索したりできます。
  • フォント、書式、レイアウトが保持された高品質の PDF を作成することができます。
  • 使用可能な削除、並べ替え、回転機能によって既存の PDF を修正および整理します。
  • PDF、Microsoft Office、画像、テキスト、Adobe デザインなどの複数の種類のファイルを 1 つにまとめて、アーカイブや配信使用することができます。
  • フォント、書式、レイアウトを保持したまま、PDF を編集可能な Microsoft Word、Excel、PowerPoint、RTF ファイルに書き出すことができます。

共有文書のレビューまたは PDF フォームのデータ収集を Office 365 または SharePoint サーバーでホストすることによって、プロセスを自動化することもできます。詳しくは、SharePoint および OneDrive での Adobe Document Cloud の使用を参照してください。

はい。Acrobat は、32 ビット版と 64 ビット版の両方の Microsoft Windows 7、8 および 10 で使用できます。また、Windows Server 2008、2012、2012 R2、2016 および 2019 と連携させることもできます。

Acrobat と Adobe Creative Cloud

Acrobat Pro は、Adobe Creative Cloud を通じて使用できます。Adobe Creative Cloud では、メンバーシップに基づいて最新バージョンの Creative アプリケーションにアクセスできます。Adobe Creative Cloud プランには、Adobe Acrobat オンラインサービスが付属した Acrobat Pro が含まれています。

はい。多くの Creative Cloud プランには、Adobe Acrobat オンラインサービスが付属した Acrobat Pro が含まれています。Creative Cloud のプランのページを参照してください。

Acrobat は、まったく新しいコンセプトのソリューションであり、驚くほどにシンプルなユーザーエクスペリエンスを実現します。これにより、デスクトップ、モバイル、web(タッチ操作対応デバイスを含む)で一貫した処理をおこなうことができます。

Acrobat で可能な処理のほんの一例を次に示します。

  • 外出先でも高い生産性を維持Acrobat Reader モバイルアプリケーションおよびプレミアムオンラインサービスの高度なモバイル機能を使用して、外出先でも PDF を様々に利用できます。PDF の作成、編集、書き出し、整理、共有、署名などの作業で必要になる PDF ツールを、コンピューター、ブラウザー、モバイルデバイスなど多様な環境から容易に使用できるので、あるデバイスで開始した作業の続きを別のデバイスで再開することも可能です。
  • スキャンした文書を編集:モバイルデバイスのカメラで紙の文書の写真を撮り、デスクトップで編集可能な PDF に変換できます。自動的なフォントマッチにより、新たに編集した部分も周囲に自然になじみます。
  • 保護された PDF の作成:Acrobat または一般的な Microsoft Office アプリケーションから高品質な PDF ファイルを作成できます。機密情報のコピー、編集、印刷を防ぐために制限を適用することができます。
  • PDF テキストと画像の編集:使い慣れたポイント&クリックインターフェイスによって、Acrobat 内で PDF 文書を直感的に編集できます。iPad や Android タブレットからテキストおよび画像を編集することもできます。
  • PDF の Office への書き出し:フォント、書式設定、レイアウトを保持しつつ、PDF を Word、Excel または PowerPoint 形式に変換できます。
  • Dropbox、Box、Google ドライブ、OneDrive との連携:Acrobat で作業しながら、Dropbox、Box、Google ドライブ または Microsoft OneDrive のアカウントでファイルへのアクセスや、ファイルの編集、共有、保存ができます。
  • どこでも文書に署名:外出先などでも、優れた自動入力機能を使用してフォームの入力や署名、送信をすぐにおこなうことができます。
  • 機密情報を削除:テキスト、画像、さらにはメタデータも検索して完全に削除することができます。

Creative Cloud に付属の Acrobat Pro の機能は、サブスクリプションプランを利用して個別に購入した Acrobat Pro の機能と同じです。Creative Cloud の多くのプランには、Acrobat Pro デスクトップソフトウェアおよび対応する Adobe Acrobat オンラインサービスのセットが含まれています。

はい。Acrobat の体験版ソフトウェアでは、Windows または Mac 版のデスクトップソフトウェアに含まれている強力な機能をすべてご利用いただけます。Adobe Acrobat オンラインサービスは自動的には含まれませんが、Google Play または iTunes App Store から Adobe Acrobat Reader モバイルアプリをダウンロードし、無料の Adobe Acrobat オンラインサービスにサインアップすることによって、無料サービスを試すことができます。

はい。Acrobat のサブスクリプションを購入すると、100 GB のストレージが付属します。

Creative Cloud Packager と Acrobat 版 Customization Wizard は、Microsoft SCCM または Apple Remote Desktop を使用して統合環境を構築する際に必要な MSI ファイルまたは PKG ファイルをそれぞれ出力します。Creative Cloud 製品を多く使用している場合は、Packager を使用して Acrobat をダウンロードおよび展開し、Acrobat と Creative Cloud アプリのライセンスをともに設定できます。次に、Customization Wizard を使用して、アプリケーションレベルのカスタマイズ(アップセルメッセージの非表示、PDF プリンターの設定、サービスへのアクセスの無効化など)を行うことができます。Creative Cloud エンタープライズ版(CCE)の管理者は、Customization Wizard を使用して、Creative Cloud のシリアル番号で セルフサービス Acrobat パッケージを作成できます。詳しくは、Customization Wizard を参照してください。

サポート

アドビは現在、Acrobat 2020(永続ライセンス)および Acrobat サブスクリプションライセンスをサポートしています。アドビのエンタープライズサポートライフサイクルポリシーに従い、Acrobat X のサポートは 2015 年 11 月 15 日に、Acrobat XI のサポートは 2017 年 10 月 15 日に終了しました。詳しくは、サポート対象の製品バージョンのページを参照してください。

最新バージョンの Acrobat の登録済みユーザーの皆様は、インストールや製品に関連する問題の個別サポートをご利用いただけます。サポートはインシデント単位で提供され、価格もお手頃です。世界各国のサポートの電話番号、サポート文書の記事、チュートリアルなどのサポート情報(すべて無料)について詳しくは、Acrobat ヘルプを参照してください。Acrobat ヘルプには、Acrobat に関する一般的な問題の詳細情報も掲載されています。

デフォルトでは、Acrobat はソフトウェアを自動更新するように設定されます。永続(都度購入)ライセンスをお持ちの場合、サポート対象の製品のライフサイクル期間中は継続してバグの修正とセキュリティアップデートをご利用いただけます。サブスクリプションを購入済みの場合は、アップデートに加えて、新機能と拡張機能をご利用いただけます(サブスクリプションが最新の状態の場合のみ)。Acrobat では、個々のスケジュールに合わせたアップデートの管理をご希望の企業や組織に最適な、IT 管理者向けの柔軟性に優れたツールも用意しています。詳しくは、IT 担当者向けリソースを参照してください。

Acrobat Pro および Acrobat Standard デスクトップソフトウェアは、「継続」(永続)トラックまたは「クラシック」(永続)トラックのいずれかを使用してまとめてデプロイできます。

サブスクリプション経由で購入した通常のインストールでは、新機能、セキュリティやプラットフォームの拡張、バグの修正を最新の状態に保つために、継続トラックによって自動的かつ頻繁に更新が行われます。Adobe Acrobat Sign ツールおよび共有ツールのサポートを含む、Adobe Acrobat オンラインサービスのすべての有料サービスにアクセスできるのは、継続トラックのみです。IT 管理者は、自動アップデートを必要に応じてオフにして、新しいバージョンをユーザーに公開する前にテストできます。ダウンロード可能なのは最新バージョンのみです。また、IT 管理者は Acrobat オンラインサービスをオフにして、ユーザーの環境にオプションが表示されないようにすることもできます。

1 回限りの永続ライセンスとして購入された Acrobat は、セキュリティやプラットフォームの機能強化およびバグの修正だけのアップデートを四半期ごとに提供するクラシックトラックを採用しています。クラシックトラックでは、新しい機能や拡張機能にアクセスすることはできません。無料の Adobe Acrobat オンラインサービスのみを使用できます。IT 管理者は、必要に応じて Acrobat オンラインサービスをオフにすることができます。詳しくは、こちらを参照してください。

アドビのエンタープライズサポートライフサイクルポリシーに従い、Acrobat X のサポートは 2015 年 11 月 15 日に、Acrobat XI のサポートは 2017 年 10 月 15 日に終了しました。サポート終了とは、製品または製品バージョンのすべての派生バージョン (ローカライズ版、マイナーアップグレード、オペレーティングシステム、ドット/ダブルドットリリース、およびコネクタ製品)に対する、製品およびセキュリティアップデートを含む技術サポートの提供を終了したことを意味します。詳しくは、サポート対象の製品バージョンのページを参照してください。

標準規格とアクセシビリティ

Acrobat は、国際標準化機構(ISO)で管理されているオープンスタンダードである ISO 32000-1 をサポートします。

Acrobat を使用すると、次のワークフロー固有の PDF 規格を作成および検証できます。

  • PDF/A(アーカイブ用)(ISO 19005):PDF/A-1a、PDF/A-1b、PDF/A-2a、PDF/A-2b、PDF/A-2u、PDF/A-3a、PDF/A-3b、PDF/A-3u
  • PDF/E(エンジニアリング用、Acrobat Pro )(ISO 24517):PDF/E-1
  • PDF/X(印刷用)(ISO 15930):PDF/X-1a、PDF/X-3、PDF/X-4、PDF/X-4p、PDF/X-5g、PDF/X-5pg
  • PDF/VT(可変データおよびトランザクション印刷用、Acrobat Pro )(ISO 16612-2):PDF/VT-1、PDF/VT-2

PDF/A は、長期保管用の電子文書を作成、表示および印刷するための仕様を規定しています。文書の記録保管やコンプライアンスを担当する管理者は、Acrobat を使用して、記録の最終文書を自己完結型ファイルとして維持管理および保護することができます。

PDF/E は、エンジニアリングワークフローで使用する文書を作成、表示および印刷するための仕様を規定しています。建築家、エンジニア、建設関係者および製造関係者は、Acrobat Pro を使用することで、サプライチェーンにおける技術資料や描画の交換を容易にし、文書のレビューやコメント付与を効率化できます。

PDF/X は、印刷または公開準備の整ったページを作成、表示および印刷するための仕様を規定しています。この規格は、カラースペースやトラッピングなど、印刷の重要な要素を左右する PDF 設定に関するガイドラインを規定するものです。印刷やグラフィックデザインに携わるクリエイティブプロフェッショナルは、Acrobat を使用して、意図したとおりの印刷結果を出せる PDF/X 準拠ファイルを作成して送稿できます。

PDF/VT は、銀行の取引明細や請求書などのファイルを作成、表示、印刷するための仕様を規定しており、可変データおよびトランザクション印刷を扱う業界で使用されます。可変データを含むサイズの大きな文書を取り扱う場合は、Acrobat Pro を使用して、この国際規格に確実に準拠するファイルを作成できます。

はい。Acrobat は、次の追加規格とイニシアチブに従って、PDF の作成と使用をサポートします。

  • PDF/UA(ユニバーサルアクセシビリティ):PDF/UA は、PDF 固有の技術要件を明確化し、支援テクノロジーに依存しているユーザーを含めたすべての人が確実に利用できる PDF ISO 32000-1 準拠ファイルを作成できるようにするための ISO 規格(ISO 14289-1)です。
  • W3C ウェブコンテンツアクセシビリティガイドライン(WCAG):アドビは、テクノロジーから独立した WCAG 2.0 規格の開発を支援するために、W3C の WCAG ワーキンググループに参加しています。また、作成者や開発者がこのアクセシビリティ標準に対応できるようにするための補助的な技術の開発にも取り組んでいます。
  • PAdES(ETSI):PDF Advanced Electronic Signatures は、欧州連合のデジタル署名規格に確実に従うための仕様を規定しています。Adobe Acrobat は、PAdES Parts 2、3 および 4 をサポートします。

Acrobat は、障がいを持つユーザーとアクセシブルなコンテンツの作成者の両方のニーズに対応します。Acrobat Pro または Acrobat Standard を使用すると、他のユーザーが Adobe Acrobat Reader で表示できるアクセシブルな PDF 文書を誰でも作成できます。これにより、障がいを持つユーザーは、複数の言語の PDF ファイルやフォームにより簡単にアクセスして、使用できます。

Acrobat Pro、Acrobat Standard または Acrobat Reader を Windows で使用すると、ユーザーおよびコンテンツ作成者は次の処理を行うことができます。

  • 使いやすいウィザードでアクセシビリティの環境設定をカスタマイズする。
  • 拡大鏡を使用する。
  • 組み込みの機能または高度な画面読み上げソフトウェアを使用して、PDF の読み上げをおこなう。
  • ハイコントラストカラーを使用して、より見やすく表示する。
  • 背景を動的に調整して、ハイコントラストモードでテキストを読みやすくする。
  • テキストを折り返すことにより、拡大して表示する。

Acrobat Pro または Acrobat Reader を Mac で使用すると、ユーザーは次の処理をおこなうことができます。

  • Mac OS X コンピューターの VoiceOver スクリーンリーダーを使用する。
  • 拡大鏡を使用する。
  • ハイコントラストカラーを使用して、より見やすく表示する。
  • 背景を動的に調整して、ハイコントラストモードでテキストを読みやすくする。
  • テキストを折り返すことにより、拡大して表示する。

さらに、コンテンツの作成者は、Acrobat Pro を使用することで、PDF ファイルのアクセシビリティをさらに強化できます。

  • タグを追加することで、読み上げ順序を制御し、ナビゲーション機能を強化する。
  • ページやテキストの段組の読み上げ順序を確認し、調整する。
  • 標準に準拠した PDF 文書を検証し、アクセシビリティに関する問題が含まれていないかをチェックして、アクセシビリティ標準に準拠するようにファイルを調整する。
  • 高度なツールを活用して、WCAG 2.0 および PDF/UA 基準に準拠する PDF 文書の作成をサポートする。
  • 「アクセシブルにする」ガイド付きアクションを使用して、標準に準拠したアクセシブルな PDF ファイルを簡単に準備、確認、修正する。

詳しくは、アドビのアクセシビリティリソースセンターを参照してください。

アドビはアクセシビリティを重視しており、製品およびサービスのアクセシビリティ機能の強化に努めています。米国のリハビリテーション法第 508 条は、情報テクノロジーの障壁を排除して、障がいのあるユーザーのために新たな機会を提供し、これらの目標を達成するために役立つテクノロジーの開発を促進することを目的として制定されています。障がいのあるユーザーのためのアクセシビリティをサポートする Adobe Acrobat の機能は、 Adobe Acrobat Voluntary Product Accessibility Templates(VPAT)に要約されています。


解決しない場合

アドビコミュニティは、アドビ製品についてユーザー同士で助け合ったり、学ぶことができる場所です。アドビ認定の Community Expert や、他の詳しいユーザーに質問してみましょう。

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