Adobe セキュリティ速報

Substance 3D Stager に関するセキュリティアップデート公開 | APSB23-16

情報 ID

公開日

優先度

APSB23-16

2023 年 2 月 14 日

3

要約

Adobe から Adobe Substance 3D Stager のアップデートがリリースされました。  このアップデートは、  クリティカルおよび重要な Adobe Substance 3D Stager サードパーティの依存関係の脆弱性に対応します。  この脆弱性が悪用されると、現在のユーザーのコンテキストで任意のコード実行、メモリリークにつながる恐れがあります。    

対象のバージョン

製品名

バージョン

プラットフォーム

Adobe Substance 3D Stager

1.3.2 以前のバージョン 

Windows および macOS 

解決策

アドビは、これらのアップデートを次の優先度評価 に分類しており、Creative Cloud デスクトップアプリケーションの更新メカニズムを使用してインストールを最新バージョンにアップデートすることを推奨します。  詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。   

製品名

バージョン

プラットフォーム

優先度

入手方法

Adobe Substance 3D Stager

2.0.0

Windows および macOS 

3

マネージド環境の場合、IT 管理者は Admin Console を使用してエンドユーザーに Creative Cloud アプリケーションをデプロイできます。詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。  

脆弱性に関する詳細

脆弱性のカテゴリー

脆弱性の影響

深刻度

CVSS 基本スコア 

CVE 番号

領域外メモリーへの書き出し(CWE-787)

任意のコード実行

クリティカル

7.8


CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

CVE-2023-22245

依存関係の更新

依存関係    

脆弱性

影響

対象のバージョン

Sketchup

領域外メモリー参照(CWE-125

メモリリーク

1.3.2 以前のバージョン

Sketchup

スタックベースのバッファオーバーフロー(CWE-121)

任意のコード実行

1.3.2 以前のバージョン

Sketchup

バッファ終了後のメモリの場所へのアクセス(CWE-788

任意のコード実行

1.3.2 以前のバージョン

Sketchup

領域外メモリー参照(CWE-125

任意のコード実行

1.3.2 以前のバージョン

Sketchup

領域外メモリーへの書き出し(CWE-787)

任意のコード実行

1.3.2 以前のバージョン

Sketchup

解放済みメモリ使用(CWE-416

任意のコード実行

1.3.2 以前のバージョン

謝辞:

依存関係の更新 一連の問題を指摘し、ユーザーの保護にご協力いただいた以下の研究者の皆様に対し、アドビより厚く御礼を申し上げます。  

  • Trend Micro の Zero Day Initiative の Mat Powell 氏  

詳しくは、https://helpx.adobe.com/jp/security.htmlを参照するか、PSIRT@adobe.com
宛てに電子メールでお問い合わせください。

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