Admin Console にログインし、パッケージ/環境設定に移動します。
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- アプリおよびアップデートのデプロイ
- 概要
- パッケージの作成
- パッケージのカスタマイズ
- パッケージのデプロイ
- アップデートの管理
- Adobe Update Server Setup Tool(AUSST)
- Adobe Remote Update Manager(RUM)
- トラブルシューティング
- グループ版アカウントの管理
- 更新
- 契約の管理
- レポートとログ
- ヘルプを表示
はじめに
Admin Console のパッケージページは、以下の機能を提供します。Creative Cloud および Document Cloud アプリケーションをエンタープライズのエンドユーザーにデプロイする場合に使用します。
- Adobe テンプレートを使用して設定済みパッケージをダウンロードする。
- エンドユーザーに必要な設定とアプリケーションを含む、カスタマイズされたユーザー指定ライセンスまたは共有デバイスライセンス(教育機関向け)パッケージを作成する。
- メール通知を有効にして、製品の新しいバージョンが利用可能になったときに通知を受ける。
- 自分または組織の他の管理者が作成したパッケージを表示する。また、特定のパッケージの詳細を表示して、パッケージ内のアプリの利用可能なアップデートを追跡する。
- Remote Update Manager や Adobe Update Server Setup Tool などの IT ツールをダウンロードする。
- Adobe Extension Manager コマンドラインツールをダウンロードして、ZXP ファイルコンテナフォーマットから拡張機能とプラグインをインストールする。
デバイスライセンス(レガシー)またはシリアル番号ライセンス(レガシー)パッケージを作成するには、Creative Cloud Packager を使用します。
Creative Cloud Packager は開発を終了しており、今後アップデートは提供されません。また Creative Cloud Packager は、Creative Cloud 2019 以降のアプリを含むパッケージの作成には使用できません。詳細情報。
Adobe Admin Console で用意されているパッケージ作成ワークフローの使用をお勧めします。
ユーザー指定ライセンスパッケージと共有デバイスライセンスパッケージの作成方法を参照してください。
Admin Console でのパッケージの使用
ツール
Creative Cloud Packager、Adobe Extension Manager コマンドラインツール、Adobe Update Server Setup Tool、または Remote Update Manager をダウンロードします。
Admin Console にログインし、パッケージ/ツールに移動します。
Creative Cloud Packager
Adobe Creative Cloud Packager を使用すると、Adobe Creative Cloud の製品とアップデートを含むパッケージを簡単に作成できます。このパッケージを組織のクライアントコンピューターにデプロイできます。
詳しくは、Packager を参照してください。
2018 年 10 月 15 日以降にリリースされた Creative Cloud アプリ(Creative Cloud 2019)以降は、Creative Cloud Packager で使用することはできません。詳しくは、こちらのドキュメントを参照してください。
Adobe Update Server Setup Tool
Adobe Update Server Setup Tool を使用すると、Creative Cloud アップデートをホストするオンプレミスサーバーを設定することができます。エンドユーザーがアップデートを使用できるようになったときに、IT 部門が帯域幅を節約し、制御することができます。
詳しくは、Adobe Update Server Setup Tool の使用を参照してください。
Remote Update Manager
Remote Update Manager を使用すると、クライアントコンピューター上でリモートでアップデーターを呼び出すことができます。クライアントシステムでアップデートをインストールするタイミングをシームレスに管理することができます。特定の製品を指定したり、すべての製品を同時にアップデートすることができます。Adobe Update Server Setup Tool と一緒に使用すると、アップデートはオンプレミスサーバーから取得されます。
詳しくは、Adobe Remote Update Manager の使用を参照してください。
Adobe Extension Manager コマンドラインツール
ExMan コマンドラインツールを使用すると、管理者は ZXP ファイルコンテナフォーマットから拡張機能とプラグインをインストールできます。パッケージの作成時に、拡張機能を含めるよう選択するか、Mac または Windows 用のスタンドアロンのツールをダウンロードすることができます。
環境設定
通知、AUSST およびパッケージディレクトリに関する環境設定を指定します。
パッケージの環境設定は、ログインしている管理者にローカルに適用されます。つまり、指定した環境設定はすべて、自分と作成したパッケージに適用されます。
Admin Console にログインし、パッケージ/環境設定に移動します。
通知
Creative Cloud 製品に利用可能なアップデートに関するメール通知を受信するかどうかを選択できます。
「利用可能なアプリケーションバージョン」を選択し、セキュリティアップデートや機能アップデートを受けていないアプリのバージョンを表示します。
パッケージの作成中に、アプリを選択画面で「以前のバージョンを表示」を選択します。
アドビは最新バージョンのアプリを完全にサポートしていますが、古いバージョンのサポートには限りがあります。Creative Cloud エンタープライズ版プランには、セキュリティアップデートを受ける設定の LTS バージョンも含まれています。アドビでは、アプリの最新バージョンまたは LTS バージョンでパッケージを作成することを推奨しています。ただし、古いバージョンのアプリを選択した場合は、Creative Cloud のサポートポリシーを参照して、アドビがどの程度のサポートを提供しているかを確認してください。
Adobe Genuine Service(AGS)は、マシン上のアドビアプリが正規品かどうかを定期的に検証し、正規品でない場合はお客様に通知するサービスです。正規品ではないアドビソフトウェアは改変されていることが多いため、使用すると以下のような問題が発生するため、個人や組織にとってのリスクとなります。
- データを侵害するウイルスやマルウェアにさらされるリスクの増大
- ソフトウェアが正しく機能しない、または完全に失敗する可能性の増大
この環境設定を使用して、AGS をパッケージインストールの一部として確実にクライアントマシンにインストールしてください。
- このオプションをオンにすると、作成した新しいパッケージとともに AGS がインストールされます。
- AGS は、ユーザー指定ライセンスと共有デバイスライセンスのパッケージでのみインストールされます。
- このオプションの選択を解除して作成パッケージを作成し、AGS が既にインストールされているマシンにデプロイすると、それまでにインストールされていたバージョンの AGS がアンインストールされます。
詳しくは、この「アドビ正規品に関する FAQ(法人向け)」を参照してください。 |
Adobe Genuine Service についての詳細情報はこちらを参照してください。 |
AGS をインストールする場合は、こちらの記事に記載されている手順に従ってください。
内部アップデートサーバー
内部アップデートサーバーをセットアップするには、ツールセクションから Adobe Update Server Setup Tool をダウンロードします。次に、オーバーライドファイルを生成し、その内容を「内部アップデートサーバー」ボックスにペーストします。
パッケージを作成ワークフローで、このオプションを選択してアップデートを内部アップデートサーバーにリダイレクトします。
内部アップデートサーバーのバイパス
次の環境設定を使用して、内部アップデートサーバーが使用できない場合にエンドユーザーのコンピューターがアドビサーバーから Adobe アップデートを確実に取得できるようにします。詳細情報
カスタムインストールディレクトリ
パッケージ内のアプリがカスタムインストールディレクトリをサポートしている場合は、パッケージによってこれらのアプリがインストールされるディレクトリを指定します。詳しくは、パッケージの作成を参照してください。
Adobe Acrobat はカスタムインストールディレクトリをサポートしていません。
指定するディレクトリパスは、絶対パスである必要があります。Windows コンピューターにデプロイするパッケージを作成する場合は、ドライブ文字を含むパスを指定します。例えば、C:¥<フォルダーパス> のように入力します。
また、フォルダーの作成時に Windows でサポートされていない文字( \/:*?<>|)は使用できません。