Salesforce 向け Adobe Sign 電子メールコンポーネントは、Microsoft Outlook Web App(OWA)、Outlook 2016、Outlook for Mac 2016 または Outlook 2013 で動作します。同じコンポーネントパッケージは Gmail for Work 統合でも動作します。
前提条件
Salesforce 向け Adobe Sign v18.37 以上がインストールされている必要があります。
「私のドメイン」を設定する必要があります(Salesforce.com の私のドメインの登録についてのヘルプを参照)。
新しいドメイン名を登録する場合は、長すぎるドメイン名を設定しないことが推奨されます。ドメイン名が長いと、セキュア Web URL が Adobe Sign コールバック URL の文字制限である 255 文字を超える可能性があります。
インストール
- ここをクリックして、Salesforce AppExchange の Adobe Sign コンポーネントパッケージにアクセスします。
- 「今すぐ入手」ボタンをクリックします。
- 適切なログインオプションを選択します。
- 既に Salesforce アカウントをお持ちの場合は、「AppExchange にログイン」を選択します。
- メッセージが表示されたら、認証情報を入力します。
- アカウントをお持ちでない場合は、「ゲストとして続行する」を選択します。
- 体験版 Salesforce アカウントの作成を求めるメッセージが表示されます。
- 完了したら、手順 1 と 2 を繰り返して、認証情報を使ってログインします。
4. メッセージが表示されたら、インストール先の環境としてProduction または Sandbox を選択します。
5. インストール情報および利用条件を確認します。
- 条件を読んで同意したことを確認するために、利用条件のチェックボックスをオンにします。
- 「確認してインストール」をクリックしてインストールプロセスを開始します。
6. Salesforce 組織にログインするように求めるメッセージが表示されたら、ユーザー名とパスワードを入力し、「Salesforce にログイン」をクリックします。
7. Adobe Sign のインストールページが表示されたら、次の操作を実行します。
- 「すべてのユーザーのインストール」を選択します。
- 「インストール」をクリックします。
Lightning for Outlook の設定
1. インストールが完了したら、Lightning ページレイアウトを使用して Salesforce を表示していることを確認します。
2. セットアップ/管理/電子メール/Outlook の統合と動機へ移動します。
- Outlook 統合を有効にします。
- 「App Builder を使用してコンテンツをカスタマイズ」を有効にします。
3. 「電子メールアプリケーションパネル」まで下にスクロールします。
4. 「新規」をクリックします(または、使用する既存のパネルがある場合は、「編集」をクリックします)。
5. 電子メールアプリケーションパネルページレイアウトで、カスタムの「AgreementMailComponent」を追加します。
- 必要に応じて、他の既存のコンポーネントを削除できます。
6. 「契約書テンプレート」フィールドを、使用するテンプレートまたは「-- なし --」に設定します。
- いずれかの値を必ず選択する必要があります。選択しないとエラーが表示されます。
- これは、ユーザーが電子メールインターフェイスで「新しい契約書を送信」ボタンをクリックしたときに呼び出されるテンプレートです。
- 「-- なし --」を選択した場合は、標準の契約書ページが使用されます(「契約書テンプレート」タブに定義された「デフォルト」テンプレートではありません)。
- 「マスターオブジェクトタイプ」が定義されている契約テンプレートは使用することができません。そのようなテンプレートの使用を試みると、エラーが発生します。
7. ウィンドウの右上の「保存」をクリックします。
8. 「ページが保存されました」というポップアップが表示されたら、「アクティベート」ボタンをクリックします。
9. 1 つ(または複数)の Salesforce プロファイルに電子メールアプリケーションパネルを割り当てるか、デフォルトとして設定するオプションを選択して、「次へ」をクリックします。
10. テンプレートの割り当てを確認し、「アクティベート」をクリックします。
電子メールアプリケーションパネルを設定してアクティベートすると、エンドユーザーが電子メールクライアントを接続する準備が整いました。
Lightning for Gmail の設定
1. インストールが完了したら、Lightning ページレイアウトを使用して Salesforce を表示していることを確認します。
2. セットアップ/管理/電子メール/Gmail の統合と同期へ移動します。
- 「Gmail 統合」を有効にします。
- 「App Builder を使用してコンテンツをカスタマイズ」を有効にします。
3. 「電子メールアプリケーションパネル」まで下にスクロールします。
4. 「新規」をクリックします(または、使用する既存のパネルがある場合は、「編集」をクリックします)。
5. 電子メールアプリケーションパネル ページレイアウトで、カスタムの「AgreementMailComponent」を追加します。
○ 必要に応じて、他の既存のコンポーネントを削除できます。
6. 「契約書テンプレート」フィールドを、使用するテンプレートまたは「-- なし --」に設定します。
- いずれかの値を必ず選択する必要があります。選択しないとエラーが表示されます。
- これは、ユーザーが電子メールインターフェイスで「新しい契約書を送信」ボタンをクリックしたときに呼び出されるテンプレートです。
- 「-- なし --」を選択した場合は、標準の契約書ページが使用されます(「契約書テンプレート」タブに定義された「デフォルト」テンプレートではありません)。
- 「マスターオブジェクトタイプ」が定義されている契約テンプレートは使用することができません。そのようなテンプレートの使用を試みると、エラーが発生します。
7. ウィンドウの右上の「保存」をクリックします。
8. 「ページが保存されました」というポップアップが表示されたら、「アクティベート」ボタンをクリックします。


9. 1 つ(または複数)の Salesforce プロファイルに電子メールアプリケーションパネルを割り当てるか、デフォルトとして設定するオプションを選択して、「Next」をクリックします。


10. テンプレートの割り当てを確認し、「アクティベート」をクリックします。


電子メールアプリケーションパネルを設定してアクティベートすると、エンドユーザーが電子メールクライアントを接続する準備が整いました。
オプション - 「新規契約書の送信」の非表示
デフォルトで、インストールされたコンポーネントには、「新規契約書の送信」ボタンが含まれています。ユーザーは、このボタンを使用して、電子メールクライアントから Salesforce で新しい契約書を開くことができます。
このボタンは、以下の手順で削除することができます。
1. セットアップ/プラットフォームツール/カスタムコード/カスタム設定に移動します。
2. 「Adobe Sign メール設定」の横にある「管理」アクションをクリックします。
3. カスタム設定 ページが表示されます。「新規」をクリックします。


4. 設定の編集 ページが表示されます。「契約書の送信を非表示」の横にあるチェックボックスをオンにします。


5. 「保存」をクリックします。
ユーザーと Exchange の関係の削除
ユーザーがメールクライアントを通して Salesforce に対する認証をおこなうと、その関係が Salesforce によってログとして記録され、適用されるようになります。
ユーザーは、メールクライアントから Salesforce への認証をおこないます。
Salesforce は、(Outlook または Gmail の)電子メール設定ページで、Salesforce ユーザー名と、Exchange 電子メールアドレスとの関係をログとして記録し、それにより認証関係を確立します。
Salesforce では、ユーザー名に対して 1 対 1 の関係が厳格に適用されます。ユーザーが、既に記録されている Exchange 電子メールアドレスから異なるユーザー名に対する認証をおこなおうとすると、認証は拒否されます。
Salesforce の管理者は、この関係を削除することができます。関係を削除することで、ユーザーの再認証がおこなわれます。


ユーザーは、Salesforce 電子メールコンポーネント内で「ログアウト」をクリックし、ログアウトすることができます。これにより、この関係が削除されます。

