Premiere ProでAdobe Stockのグリーンスクリーンクリップにキーとモーショントラックを設定します。

Adobe Stockで検索する

「ビデオ」タブをクリックして、「guy holding cell phone green screen」(男性 スマホ グリーンスクリーン)と入力して検索します。

選択したテンプレートのライセンスを取得して、コンピューターにダウンロードします。

補足:Premiere Proのライブラリパネルから直接検索し、ライセンスを取得することもできます。

Safariブラウザーのスクリーンショット、Adobe Stock webサイトのビデオ検索ページが表示され、検索バーに「男性 スマホ グリーンスクリーン」と入力されている

グリーンスクリーンクリップを読み込む

プロジェクトパネルまたはビンの中で右クリックして、「読み込み」を選択します。

ダウンロード先(ハードドライブ)に移動して、ライセンスを取得したAdobe Stockクリップを選択します。

Adobe Premiere Proデスクトップのスクリーンショット、プロジェクトパネルのショートカットメニューで「読み込み」が選択されている

クリップを新しいタイムラインに配置する

プロジェクトパネルで、グリーンスクリーンにキーインするビデオクリップを右クリックし、「クリップに最適な新規シーケンス」を選択します。これで、クリップがトラックV1に配置されます。

次に、Adobe Stockのグリーンスクリーンショットをその上のトラックV2にドラッグします。

Adobe Premiere Proデスクトップのスクリーンショット、プロジェクトパネルのショートカットメニューで「クリップに最適な新規シーケンス」が選択されている

クリップをネストする

グリーンスクリーンに配置されるクリップをネストします。

モバイルデバイスのグリーンスクリーンにキーインする、トラックV1のすべてのクリップを選択します。次に、いずれかのクリップを右クリックし、「ネスト」を選択します。

これで、クリップが新しいシーケンスにネストされ、アクティブなタイムラインとして開きます。

Adobe Premiere Proデスクトップのスクリーンショット、編集者がタイムラインでV1クリップ(Logo Build)をCtrl+クリックし、ショートカットメニューから「ネスト」を選択している

縦横比を変更する

次に、モバイルデバイスに合わせて、ネストされたタイムラインの縦横比を変更します。

シーケンスでネストされたタイムラインをダブルクリックして開きます。

メニューバーから「シーケンス/シーケンス設定」を選択します。 

フレームサイズを540 x 960に変更します。縦横比が9:16になったことを確認します。

「OK」をクリックします。

補足:モバイルデバイスと一致する縦横比に更新された後、プログラムモニターでクリップをダブルクリックして、好みに合わせてリフレームできます。

Adobe Premiere Proデスクトップのスクリーンショット、編集者がシーケンス設定ウィンドウで、ビデオフレームサイズ設定の「縦」に「960」を入力している

After Effectsのコンポジションに置き換える

バックグラウンドでAfter Effectsプロジェクトを開き、新しい空白のプロジェクトを表示します。

開いている間にPremiere Proに戻り、オリジナルの(ネストされた方ではない)タイムラインを選択します。

オリジナルのタイムラインで両方のレイヤーを選択します。

両方のレイヤーを選択した状態で右クリックし、「After Effectsコンポジションに置き換え」を選択します。

After Effectsで、保存ダイアログボックスが表示されます。プロジェクトをハードディスクに保存します。

Adobe Premiere Proデスクトップのスクリーンショット、編集者がタイムラインで両方のクリップをCtrl+クリックし、ショートカットメニューから「After Effectsコンポジションに置き換え」を選択している

After Effectsでリニアカラーキーを適用する

After Effectsに戻り、新しいシーケンスの上のレイヤーのみを選択します。 

次に、メニューバーで「エフェクト/キーイング/リニアカラーキー」を選択します。

リニアカラーキーの初期設定は青のため、ビデオトラックでは何も変化が見られません。この例のモバイルデバイスのグリーンをキーアウトするには、After Effectsのエフェクトコントロールパネルに移動し、青いボックスの右側にあるスポイトツールを選択します。 

次に、スポイトを使用して、コンポジションパネルでモバイルデバイスのグリーンのフィールドをクリックします。

Adobe After Effectsデスクトップのスクリーンショット、編集者がリニアカラーキーエフェクトのスポイトツールを選択している

グリーンスクリーンをトラックする

After Effectsでトラッカーパネルが表示されていることを確認します。標準では右端にパネルがありますが、表示されていない場合は、メニューバーから「ウィンドウ/トラッカー」を選択します。

トラッカーパネルで「トラック」をクリックします。トラックの種類ドロップダウンメニューで、「遠近コーナーピン」を選択します。

大きい正方形のトラッカーの左上隅にある2つの小さい正方形の間にカーソルを置き、モバイルデバイスの左上隅にドラッグします。自動的に拡大鏡が表示されるので、配置を微調整できます。 

残りの3つのコーナーでも同じ手順を繰り返します。

内側の4つのボックスのサイズを小さくして、四隅のトラッキングを微調整します。

各コーナーの外側のボックスのサイズを標準の約2倍に拡大します。 

トラッカーパネルで「ターゲットを設定」をクリックします。これにより、下位のネストされたレイヤーが自動的に選択されます。「OK」をクリックします。

次に、トラッカーパネルの「再生方向に分析」(右向き矢印)ボタンをクリックします。

最後に、トラッキングパスを記録する場合は、「適用」をクリックします。グリーンスクリーンがキーアウトされて、After Effectsのメインコンポジションに戻ります。

AEプロジェクトを保存する

Adobe After Effectsデスクトップのスクリーンショット、トラッカーパネルが表示され、編集者がスマートフォン画面の隅にあるトラッキングポイントの配置を微調整している

Premiere Proに戻る

After Effectsの合成画像が動的にリンクされ、更新されます。

Adobe Premiere Proデスクトップのスクリーンショット、タイムラインに、After Effectsのコンポジションと動的にリンクされた1つのクリップが表示されている

書き出し

Premiere Proのソーシャルメディアやデスクトッププレゼンテーション用プリセットを使用して、ビデオを書き出します。

1080p HD Vimeoプリセットを使用して、PowerPointプレゼンテーション用に直接ビデオを出力します。

Adobe Premiere Proデスクトップのスクリーンショット、編集者が書き出しダイアログボックスの「H.264」設定で、1080p HD Vimeoプリセットを選択している

モバイルデバイスにチュートリアルビデオを設定しました。webサイトやクライアント向け作品例として利用できます。

Adobe Stockの厳選されたコレクションから、次回のプロジェクトに活用できる素材を見つけましょう。

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