Adobe Stockのグリーンスクリーンクリップを使用して、様々なビデオ環境でクリエイティブコンテンツを表示しましょう。

Adobe Stockで検索する

「ビデオ」タブをクリックして、「laptop green screen open space office」(ラップトップ グリーンスクリーン オープンスペース オフィス)と入力して検索します。

選択したテンプレートのライセンスを取得して、コンピューターにダウンロードします。

補足:Premiere Proのライブラリパネルから直接検索し、ライセンスを取得することもできます。

Safariブラウザーのスクリーンショット、Adobe Stock webサイトのビデオ検索ページが表示され、検索バーに「ラップトップ グリーンスクリーン オープンスペース オフィス」と入力されている

グリーンスクリーンクリップを読み込む

プロジェクトパネルまたはビンの中で右クリックして、「読み込み」を選択します。

ダウンロード先(ハードドライブ)に移動して、ライセンスを取得したAdobe Stockクリップを選択します。

Adobe Premiere Proデスクトップのスクリーンショット、編集者が「Laptop Timelapse」フォルダーを開き、Adobe Stockのビデオファイルを読み込むために選択している

両方のクリップを新しいタイムラインに配置する

プロジェクトパネルで、グリーンスクリーンにキーインするビデオクリップを右クリックし、「クリップに最適な新規シーケンス」を選択します。これで、クリップがトラックV1に配置されます。

次に、Adobe Stockのグリーンスクリーンクリップをその上のトラックV2にドラッグします。

Adobe Premiere Proデスクトップのスクリーンショット、プロジェクトパネルのダイアログボックスから「クリップに最適な新規シーケンス」が選択されている

グリーンスクリーンをキーアウトする

Ultraキーエフェクトを使用すれば、Stockのグリーンスクリーンを簡単にキーアウトできます。

タイムラインで、グリーンスクリーンクリップにUltraキーエフェクトをドロップします。

タイムラインでクリップを選択した状態で、ソースウィンドウでエフェクトコントロール パネルを選択します。

エフェクトコントロールのスポイトツールを選択し、プログラムモニターのAdobe Stockクリップで、グリーンのクロマキーカラーをクリックします。

この例では、グリーンスクリーンの四隅に濃い色のコーナーターゲットがあるため、Ultraキーを微調整する必要があります。エフェクトコントロールパネルのUltraキーで、「マットの生成」ドロップダウンメニューを開きます。「シャドウ」を選択し、20に下げます。 

次に「マットのクリーンアップ」を開き、「チョーク」を10に、「ソフト」を5に設定します。

これで画像のコーナーターゲットが削除されます。

Adobe Premiere Proデスクトップのスクリーンショット、編集者がプログラムモニターでスポイトツールを使い、MacBook Proに表示されたグリーンスクリーンを選択している

サイズ変更とトラック

コーナーピンエフェクトを使ってサイズを変更し、コンポジションをトラックします。

エフェクトパネルで「ビデオエフェクト/ディストーション/コーナーピン」を選択し、最初のビデオトラックにエフェクトをドラッグ&ドロップして、ラップトップに合わせてタイムラプスを傾け、サイズ変更します。

上のビデオトラックを選択したまま、ソースウィンドウの「エフェクトコントロール」タブをクリックして、コーナーピンエフェクトのコントロールを表示します。

再生ヘッドを数フレーム動かし遠近の動きを表示します。4つの各コーナーピンコントロールの横にあるストップウォッチアイコンをクリックして、キーフレームを追加します。

次に、エフェクトコントロールパネルで4つのコントロールをクリックし、対応するターゲットをラップトップの隅に移動します。ラップトップの端のすぐ外側にエラーがあります。ビデオクリップの一部がわずかに切り取られても、空白の画面が表示されることはありません。

Adobe Premiere Proデスクトップのスクリーンショット、編集者がMacBook Proのスクリーン上に合成したゴールデンゲートブリッジの画像の右下にコーナーピンを再配置している

終了キーフレームを設定する

カメラの動きの最後で、四隅をそれぞれ再配置します。

ラップトップのトラッキングショットが終了する数フレーム前に再生ヘッドを移動し、タイムラプス画像でコーナーピンの4つのコーナーをそれぞれ再配置します。

Adobe Premiere Proデスクトップのスクリーンショット、編集者がMacBook Proのスクリーン上に合成したゴールデンゲートブリッジの画像の右下にコーナーピンを再配置している

最終キーを作成する

不自然な表示がなくなるように、Ultraキーの設定を微調整します。まず「エフェクトコントロール」タブの「マットの生成」ドロップダウンメニューで、気になるところを調整します。編集によりクロマキーのエッジがどのように変更されるか注意して見てください。

Adobe Premiere Proデスクトップのスクリーンショット、編集者がエフェクトコントロールパネルの「マットの生成」でシャドウの設定を調整している

ビデオを再生する

ビデオを再生して、グリーンスクリーンに不自然な箇所がないか確認します。グリーンスクリーンマットの端で問題が生じることがよくあります。必要に応じて、手順7に戻って微調整します。

Adobe Premiere Proデスクトップのスクリーンショット、タイムラインパネルに2つのクリップが重ねて表示され、プログラムモニターにはオフィスのデスクに置かれたMacBook Proの画像、ラップトップの画面にはゴールデンゲートブリッジの画像が合成されている

書き出し

Premiere Proのソーシャルメディアやデスクトッププレゼンテーション用プリセットを使用して、ビデオを書き出します。

この例では1080p HD Vimeoプリセットを使用しています。どのソーシャルメディアプラットフォームでも使用できる出力形式です。

Adobe Premiere Proデスクトップのスクリーンショット、編集者が書き出しダイアログボックスの「H.264」設定で、1080p HD Vimeoプリセットを選択している

Adobe Stockのグリーンスクリーンクリップを使用して、独自のコンテンツをユニークな設定に配置しました。

Adobe Stockの厳選されたコレクションから、次回のプロジェクトに活用できる素材を見つけましょう。

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